世界遺産の熊野古道の中辺路、2日目。
こちらの記事のつづきです。
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旅程はこちら。
前夜 夕食後、湯の峰温泉の宿に車を置き、車中泊
1日目 滝尻王子〜継桜王子 継桜泊 約17km
2日目 継桜王子〜湯の峰温泉 湯の峰温泉泊 約20km
3日目 湯の峰温泉〜熊野本宮大社 約2km
合計で約39kmを歩きます。
さて、お世話になったお宿をチェックアウト。
あいにくの雨模様。昼にはやむ予報です。
0800
宿から程近くにある「野中の清水」。
こちらで、2日目の朝給水して歩き出します。
困難な道ではないけど、ずっと小雨が続きます。
どちらかというと下りが多く、雨で滑りやすいからかなり歩きにくい。
私はそうでもなかったけど、夫はかなり不機嫌でした。眼鏡が曇って視界が悪く、とても歩きにくいとのこと。
予定の赤木越をやめて、発心門王子からバスに乗ろうかと考えていました。
1200
三越峠の休憩所でランチ。
雨なので多くの人がこちらで休憩していました。
ここで朝作っていただいた絶品お弁当をいただき、エネルギーと活力をチャージ。
美味しいものは身も心も満たしてくれます。
基本下りで、体力は不要ですが、足元が滑るので細心の注意を払って川沿いを進みます。
無名の美しい滝やせせらぎをいくつも通り過ぎます。
赤木越への分岐点になると、ちょうど雨が上がりました。あと2kmちょっとだからと気を取り直し、バスをやめて湯の峰温泉まで歩くことにしました。
赤木越は思ったよりもとても整備されていて、とても歩きやすい道でした。景色がパァッと開けるところも。お天気がよければもっときもちいいだけどなぁ。
とはいえ、下りで石畳が濡れているのでとても滑りやすい。
古い山道は大抵舗装もされていませんが、由緒ある神聖な所へ続く道は石畳も多いのです。
2日目の宿泊は湯の峰温泉のお宿「湯の峯荘」。
熊野本宮大社の近くには、川湯温泉、湯の峰温泉、渡瀬温泉と3つの温泉郷があります。
その中でも、古き熊野古道を楽しむなら、湯の峰温泉に泊まるのがおすすめ。
老舗の風情をたのしみたいなら歴史ある「あづまや」もいいけど、私がリピートして泊まったのは「湯の峯荘」。
ご飯も美味しいのですが、大浴場のほか、予約なしで入れる家族風呂が落ち着いて入れてとてもよい。
料金も明瞭で、繁忙期だからと高くなりすぎないから、利用しやすいところも気に入っています。
朝ごはん。
お料理は相変わらず良かったけど、夕食はちょっと洋風なお品がふえたような。インバウンド客への配慮でしょうか。
3日目
最終日はゆとりの旅程なので、1000のチェックアウトまでゆったり温泉に入ったりしてくつろぎました。
湯の峰温泉の公共露天風呂「つぼ湯」。
川縁にある露天風呂を横目に、熊野古道をまた歩き始めます。
1130
旅の目的地、熊野本宮大社に到着〜
八咫烏くんが見守る手水舎でお清め
荘厳な門をくぐり、荘厳なお社を参拝。
桧皮葺で白木造りの社殿は、国の重要文化財です。
長距離の移動が困難だったいにしえより、憧れや癒しの対象となった信仰の地です。
参拝の後は、バスで車を止めている湯の峰荘に移動して、もう一風呂浴びて、帰路につきました。
最終日には青空が広がっていました。1日ずらしていたら、お天気も良く、もっと気持ちよく歩けていただろうな。
先日歩いた熊野古道の中辺路のお宿を紹介しました。
次は、中辺路の続き、熊野那智大社から熊野本宮大社までつなぐ大雲取越と小雲取越、全長30kmを歩いてみたいな。
熊野古道のなかでも、中辺路は、初心者でももっとも歩きやすく整備された路程で、バスが走っている国道と近い場所も多く、安心して歩けるルートです。
その中でも、発心門王子から熊野本宮大社までの7.5kmは、いちばん歩きやすく、休憩所やトイレも整備されていて、熊野古道らしい美しい巨木が連なる道を楽しめるコースで、初心者やお子様連れにおすすめです。
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