友人に誘われ、真冬の高見山へ霧氷を見に行ってきました。
高見山は、奈良県と三重県の県境にまたがる、標高1248mの低山。
霧氷とは、空気中の水蒸気が、樹木などについて凍った現象のことで、一定の環境でしかみることのできない自然現象。

雪がほぼない地域に住んでいるので、霧氷だけでなく雪でも珍しく感じる私。

本格的な雪山装備がほぼ不要と言われている、初心者で軽アイゼンも冬の山を楽しめるという高見山へ。

標高を上げるごとに、どんどんと足元の雪が深くなっていきます。

足元の雪がきれいな新雪になってきた頃には、枝にびっしりと霧氷がついて、幻想的な景色に圧倒されまし。
青空はみえなかったものの、雪も降っておらず、緩やかな登山道で、余裕だな、と思っていましたが。。。。

標高の高いところの稜線では、猛烈な風に見舞われました。雪も降り始め、いっときは10m先が見えない状況に。
これがホワイトアウトってやつ?
(実際にふぶいていた時には余裕がなく、その時の写真はございません)

無事、山頂到着ー!山頂には高角神社が鎮座しています。
祀られている高見明神は、八咫烏の化身で、日本の初代天皇であられた神武天皇を案内した伝説が残っているそうです。
高見山の山頂は眺望がよく、同行した友人が以前行った時には、お天気の良い日で富士山が見えたそうです。
吹雪のなか、展望台に登る余裕もなく、山頂にある小さな山小屋で、しばしの休憩。
山小屋は、入り口のドアもない簡素な作りでしたが、天井と壁があるだけでなんと救われることか!
ただ寒すぎて、それほど長く休憩できません。歩いていないと、どんどん体温奪われます。

写真を撮ろうと、手袋を脱いだ一瞬で、指が凍りつきます❄️
私の手袋だとどうしても手先がかじかむので、友人が持ってきてくれていた分厚い冬山用のグローブをかりて難を凌ぎました。
降り積もる雪のおかげで、スキーで滑り降りるように下山はラクラク。

登山口のすぐそばにあるたかすみ温泉で凍えた身体を温めます。
たかすみ温泉、リフォームしたのか檜の浴槽がまだよい木の芳香を放っていて、とてもきれいでここちよい温泉でした。
露天風呂もありで、とっても清潔で、500円!お風呂だけでも再来の予感あり。

身体がしっぽり温まった後には、温泉の隣にある食堂、天好園で、ちょっと遅めのお昼をいただきました。

猪肉うどん1000円。

庶民的なお店の構えと庶民的な価格で、正直猪の肉の味は期待したいなかったのですが、一口たべると噛み締めるほどに味わいあるとっても美味しい猪肉!
おいしくエネルギーチャージできました。

今回、友人に誘われて霧氷を見に、雪山に行きましたが、私の装備ではちょっと甘かったと反省。
あの吹雪、おそらく歩いたのは上りと下り合わせて1時間くらいだったでしょうか。
先も見えないし、降り積もる雪で足跡が消されて、道もうっかり間違えそうにもなります。
でも、あれが3時間も続いていたら、足先も指先も凍っていました。
そもそも、先が見えない状況とあの猛烈な吹雪では、メンタルが先にやられてしまいそう。
本格的な雪山を志すには、揃えないといけない道具が多すぎるし、登山のときのリスクも急激に上がるので、のぞんではいません。
チェーンスパイクで行けるところなら、とおもい今回行った雪の高見山ですが、足りない装備が明らかになりました。
とにかく、身体を濡らしてはいけない。とくに、指先と足先はすぐに悴みやすいから、濡れは厳禁。
なのに、私は防水の手袋を持参しておらず、ブーツにつけるゲイター(雪よけ)もなかったので、ブーツと靴下の間から雪が入り込んで靴下が濡れそうになっていました。
長時間だと、凍傷になるおそれが高まります。
それが足先で、吹雪の中一歩も歩けなくなった場合、最悪の事態もありえます。
自然の美しさ、そして怖さもすこしだけ味わえた、印象深い経験となりました。
今度は分厚い手袋とブーツに雪が入らないようにゲイターを装備して、また再挑戦したいな。
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