新米あります - cozy-nest　小さく整う暮らし

先週、店頭からお米が不足していることについて、考察する記事をあげました。

昨日、お米やさんがやっているyoutubeチャンネルで、
「誰も言わないお米不足の本当の理由を大公開」というタイトルの動画を見ました。

お米はあるけど、調整されていて、市場に出切っていないだけ。
要するに、流通の問題とうことですね。

最初から最後まで、考察も考えも、ほぼ同意する内容でした。ご興味あれば、是非ご覧ください。

なお、先日の記事にも書きましたが、新米はもう市場に出回り、順番に収穫されつつあります。

「需給がひっ迫しているのであれば倉庫に眠らせておく必要はない」

政府に対して備蓄米を開放するよう求めた大阪府の吉村知事ですが、いまの問題点を全く把握していない発言に大阪府民はがっかりなのですよ。
ポピュリストの大阪維新、府民に飽きられ始めたのか、先日の箕面市の市長選も敗れたし、大阪では維新のかつての勢力が翳りつつありますね。

備蓄米は、こんな時に出すものではそもそもないし、出したら古米も新米も価格が落ちてしまい、逆に供給側もこまるでしょう。

こういうことを言うこと自体が煽りになるし、ご飯がなければ他の炭水化物もある。
そんなに米が食べたきゃ、外食店やコンビニや惣菜売り場では、ふつうにおにぎりやお寿司、どんぶりが売っています。
産業用は流通が違いますから当然です。

新米も酷暑でぜんぜん採れてない ←ウソ
食糧危機だ ←ウソ

そんな煽りに乗れば乗るほど、馬鹿みたいに市場からお米は消えて、高値で取引されることを、どうか忘れないでください。

スーパーで働いている知人に聞くと、お米は一定数入荷するけど、待ち構えている人がいて買っていく、とのこと。そのスーパーでは、ほぼ毎日入荷があり、1家庭10kgと限定しているけど、同じ人が待ち構えて毎日買っていくそうですよ。

週末には、よく行くチェーン店の酒屋に行ったら、たまたまお米の入荷をしているところでした。新米の国産米5kg3000円。お店にいたお客さんは大抵買っていましたね。

我が家にはまだ8月の頭に届いたお米が家にあり、今月には次のお米が届く予定なので、お米は買わずに、そのお店を去りました。
もし、なにかの事情でお米が届くのが遅くなったとしたら、そのとき考えよう。

私が買わなかったことで、いま本当に必要な人のところに届いたらいいな。