GWの1泊2日の冒険終えて間も無く。私は1人でまた山歩き出かけています。
「山ジム」と称して、運動効果を期待して、最初は足しげく通っていたのですが、実際のところ、「山ジム」に行っても全く体重は減ることはありません。
理由は簡単で、運動効果もあるけれど、その分食べてしまっているから。
身体を動かすと、普段はあんまり食べないような和菓子とか、おにぎりとかがめちゃくちゃ美味しく感じられます。
しっかり食べてないと歩けないと言うこともあります。私は普段はほとんど朝ごはんを食べないんですが、山に行く時は、簡単な朝ご飯食べるようにしています。
ある山に日帰りで行った時、いつものように朝を過ごして朝食を取るのを忘れてしまったときがありました。
すると、歩き始めて1時間位だった時、めまいがして全く歩けなくなってしまったんです。これはやばい。いわゆるハンガーノック現象というやつでしょうか。
お昼ご飯にとおもって持ってきていたおにぎりを口にすると、その後嘘のように普通に歩けるようになったのですが、動く前にある程度は食べないとヤバいという脅迫感が今でもあります。
というのも、言い訳かもしれませんが、とにかく歩いたらその分食べてしまうので、体重が軽くなることはありません。
体重が減らない、その原因は、以前より脂肪が減って、脚の筋肉量が増えたのかな、というのもあります。
見た目は変わらない、もしくは少し痩せたように思うのですが、体重は変わらず。
下半身に筋肉がつくのは、それだけ楽に山歩歩けるようになると言うことで、それは良いこと。
一方で、体重が重くなった分、それだけの重い荷物=体重を持ち上げなければならず、荷物を軽くして遠くまで長く歩きたい、ラクに歩けるようになりたい、という希望は結局叶えられていません。
山歩きのために、その分食べずに、山歩きだけしてれば、確実に体重は落ちてたはずなんですけどね。
とはいえ、明らかに20年前位の自分よりも体力が増して、足取りもしっかりしていると感じます。
子どもが小さい時、保育園や小学校で運動会の親子競技で足がもつれそうになった自分は、もういません。
それでもなお、頻繁に山に行くのかと言えば、シンプルに、気持ちいいから。
身体の健康効果というよりも、精神的なセラピーに近い。
とにかく山に入ってしばらくすると、頭も心もスッキリしてきます。
ひとりだと、誰にも邪魔されずにそこにあるあるがままの自然を満喫できます。
歩き始めた最初は、日常的なこと、良いことも悪いことも含める、いろいろ思い浮かびます。
その後はどんどんといろんなアイディアが思いつかついたりします。
そして、ついには、気がつけば何も考えていない境地に達することができます。
気がつくと、何も考えてない。その夢になった状態が、最高に気持ちが良いと感じる瞬間です。
おそらく、一歩を踏み出す足元や、上がる自分の息遣いだけを気にして、歩くことに集中する。それが、瞑想のような効果があるのです。
また、それだけでなく、山に入ると明らかに空気が 違います。木々から、なにか良い物質が出ていて、それが身体に取り込まれるのは間違いありません。
科学的に、自然がもたらす有効性を説明している本などがたくさんありますが、一歩山に入れば、それが事実だということを誰でも実感できるでしょう。
大阪では、大動脈である御堂筋線が延伸されて、市内からでもラクに電車で山に行けるようになりました。
私も、新しくできた箕面萱野駅から登山を何度かしていますが、以前より登山者、特にトレランさんを多く見かけるようになりました。
前より、大阪市内から気軽に山に行けるようになっているので、是非身も心も元気になる山歩きを試してみてはいかがでしょうか。
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