今日から3月に入って、急に春めいた気温になりましたね。
毎年、3月に入ると、ほとんど暖房は使わなくなるんですが、そんなときでも身体の一部を温める補助的な「局所暖房」の器具はもうすこし先まで使います。
暖房とは「部屋を温めること」。
つまり、「局所暖房」とは、定義としては暖房とはいえないかもしれません。
でも、局所暖房を取り入れることで、部屋の空気を温めるより低燃費で効率良く体を温めることができます。
日本で取り入れやすいのは、こたつ、小型のパネルヒーター、小型のホットカーペット、電気毛布、電気座布団など。
昔、好きだった漫画「うる星やつら」のネタで、「アイスクーラー」というのがありましたっけ。
アイスクーラーを頭の上に浮かせておくと、その人の周りだけ涼しくなる、というもの。
これ、クーラーですが、これのヒーター版があればいい。
今、これがあれば文句ないのだが…#うる星やつら#アイスクーラー pic.twitter.com/WS8Vyu8EpW
— Region Hunter S.R. (@ryus2128) 2019年8月3日
こたつ、小型のパネルヒーター、小型のホットカーペット、電気毛布、電気座布団。
上記のものもいいですが、これらは全て電化製品。
供給不足リスクや電気代高騰のリスクを考えるなら、電気だけでなく、他の熱源でも暖をとれるようにしておいた方がいいでしょう。
都市ガス、灯油、ガソリン、ガス、練炭、豆炭など、実はいろいろあります。
私の友人は、最近火鉢を導入しました。
ちょっと手間がかかるので、毎日ではないですが、週末には育てた炭で暖をとりながら、お湯を沸かしたり焼き物をしたりして楽しんでいるみたい。
なんだか楽しそうです。
我が家で活用しているのは、豆炭あんか、湯たんぽ、ハクキンカイロ。
熱源は豆炭、お湯、ベンジン。
どれかの燃料の供給が途絶えても、他のものがあればリスク分散できます。
体温だけじゃどうしても足りない!というときに、これらの局所暖房を利用します。
湯たんぽは、直火にかけられるものが手間なし。
お湯の入れ替えが不要。
保温できない水筒も、ときには湯たんぽとして活用しています。小さい部位を温めるのに重宝します。
なかのお湯を飲むことができるので、災害時にも活躍することまちがいなし。
我が家で「湯たんぽとしても使える水筒」とし愛用しているのは、ラーケンのアルミボトル。
こちらは直火にかけられるシングルウォールのステンレス水筒。
エコマインドあふれる「Klean kanteen」はキャンパーにも大人気。蓋にも極力プラスチックを使わない信念を感じる逸品。
アウトドア界隈では超有名なナルゲンボトル。プラスチックではあるけど安全に配慮して作られています。
カラーも豊富、キャップが閉めやすく、バリエーション豊富、冷凍、熱湯も可能、口が広く氷などが入れやすいほか、粉やお菓子、コーヒー豆などいろいろなものの容器としても使える万能選手。そして軽い。
水を入れる容器としてはもちろん、キャンプでは湯たんぽとして活躍します。
湯たんぽはお湯を沸かす必要があります。
そのお湯を沸かす熱源も、ガス、電気、カセットガス、炭、ガソリンなど、色々な手段があるので、環境に応じて分散させておくと安心です。
カセットコンロ、アルコールは十分に実用可能。
とくにアルコールは最近巷に溢れてますから、入手も楽になり助かります。
豆炭あんかなどは、体温だけでは足りないときの補助として使います。
こちらは我が家のメインの燃料。
(着火にコツがいるため、豆炭あんか初心者にはおすすめしません)
豆炭あんか初心者でも着火がカンタンなおすすめの豆炭。
愛用しているミニ版のハクキンカイロ。こちらは主に外出用。使い捨てカイロの代わりに。