5月から6回にわたり開催していた生活基礎講習会が終わりました。
準備する中で、衣食住と各方面の講師の発表内容を聞けるのはスタッフとして役得でした。
新しい学びがあるのは毎度のことなのですが、今年の発表の中で、自分もやってみようと思っていたことの一つが、ジップロックなどの保存袋を使って作る氷を、冷凍庫の管理に使う、というもの。
氷ペットボトルのメリット
水を入れたペットボトルをたくさん作り、冷凍庫の隙間を埋める、というのは、例年夏の恒例です。
これは、実際に夏に2日間停電になった時に、もっとも役立ったアイテムの一つでした。
ペットボトル氷のペットボトルは、丸型より収まりのよい四角型に変更しています
冷凍庫は、たくさん詰めるほど節電効果がある。
凍らせたペットボトルで冷凍庫の中の容量を調節できる。
たとえば、コストコに行った直後に冷凍庫がいっぱいのときには、ペットボトルを抜く。食品が空いてきたら、それを埋めるようにまたペットボトルを凍らせる。
ペットボトルに入れる水は飲用に適したものをいれることで、停電などの災害にも氷をつかった冷房効果、そして飲用水の確保を期待できる。
ジップロック板氷のメリット
生活基礎講習会で聞いてから、水を入れて平らに凍らせた「ジップロック板氷」を使っています。
ジップロックでつくった氷の板を冷凍庫を整理するときの仕切りにするのです。
ジップロック板氷を冷凍庫の整理に使うことで、こんなメリットがあります。
・プラスチックや金属の箱やカゴなど、別の収納グッズを買う必要がない。
・好きな大きさに整形して凍らせることができて、自由度が増す。また、箱を使うより自由に動かせる。
・不要になったときは取り出すか、中の氷を抜くだけで容量の管理ができる。
・中の板氷は、普段使っている角氷が不足したときに予備として使える
ということで、良いことだらけ。
とは言え、一つだけデメリットが。
それは、ジップロック板氷を作るとき、平らにジップロックを置けるスペースが必要、ということ。
ジップロック板氷を提案してくれたNさんの家の冷蔵庫には、冷凍室に平らに素早く凍らせる専用スペースがある、とのこと。
実際、Nさんと同じ型の冷蔵庫を持っている住研究部のメンバーから冷凍庫を見せてもらいましたが、こういうスペースが冷凍庫にあるなら、板氷作りもラクですね。
我が家の冷凍庫は、残念ながらこうしたスペースがないため、金属製のトレー(野田琺瑯のフタ)を挟んで、板氷を作れば、より速く、平らに冷凍できます。
凍らせる手間がかかるので、我が家では結局メインで容量を調節するのにはあいかわらずペットボトル氷を使っています。
でも、ジップロック板氷は、一度凍らせると、再利用しなければずっと使えます。もし、平らに凍らせるスペースがある冷凍庫をお持ちなら、やってみる価値大。
おそうめんなどの冷たい麺を急冷させたい時など、大量に氷が必要になるときなどにも使えて、とっても便利です。我が家では、キャンプや釣りに行く時に、そのまま持ち出しています。保冷剤になり、またあとで飲み水にもなり、使ったらぺったんこにして持ち帰れます。
私は、キャンプや登山のときに使っている、折り畳み式の水袋の保管を普段から冷凍庫にしていました。
水をいれると、自立する形に作られているので、不定形になり、冷凍庫内で収まりがわるいので、水を入れずに冷凍庫内にあったのですが、かなり場所をとっていました。
そうか、水をいっぱい入れる必要はないんだ!とNさんの話を聞いて気づきました。
入れる水を少量にして改めて薄い板状にしたところ、冷凍庫内でもうまく納めることができました。
「折り畳める水筒」としてつかいやすいのは、900mlや1.5Lの「ウォーターキャリー」タイプですが、板氷として、また水袋としても使いやすいのはこちらの上から大きく開口できる「ウォーターバッグ」。中に入っている氷を取り出して、再利用しやすい。
が、やはり飲み口の凸凹は、どうしてもデッドスペースができがちに。ふつうのジップロックのほうがきれいに冷凍できますね。ここはまだまだ工夫の余地ありです。
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