cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

【電力逼迫?】ガマンしない節電


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今年の夏はめちゃ暑い、という予報が出ています。
それにしがたい、電力も逼迫の危機にあるらしい。

とくに、関東と関西の逼迫度合いが高いです。

節電ポイント付与?

盛夏に向けて、ふたたび電力が足りなくなるかも!ということで政府が家庭にポイント制度を導入することを発表しました。

これって、ばらまきですよね。

選挙前にこれをやって、「これはいい政策!」と思って実行してしまう政府に、呆れてしまいます。

だいたい、こんなに頻繁に停電の危険があるって、一体いつの時代でしょうか。


なぜ今電力逼迫?


環境を叫びながら、本当は環境によいとはいえない太陽光パネルを推進したり。
gendai.ismedia.jp




世界最先端の技術で高効率を誇る日本の石炭火力をぞんざいに扱ったり。
www.nedo.go.jp



国防に重要なレーダー探知に支障がでる洋上風力発電に力を入れたり。
nordot.app


節電を叫びながら電気自動車化を推し進めたり。
www.webcartop.jp


これらの政策、いったい誰が得をするのでしょう?

自然環境を守ることにも寄与しない。

日本の基幹産業の自動車産業を衰退させ。

太陽光パネルや洋上風力は中国資本。

そもそも、生命を維持するのに必須のエネルギーインフラに外国企業って、やぱいでしょ。

いざという時に勝手に電気止められちゃったらどうするんでしょう?

一体、どこを向いているのでしょう?

国が推し進めてきたエネルギー政策は、根本的にまちがっている。

だから、この時代に、各家庭に節電要請()なんてことが起こるんです。


我が家のメリハリ節電

とはいえ、ブラックアウトも困ります。
節電すれば、電気料金も下がるし、節電の呼びかけには応えざるをえないですね。

我が家は、効果的に節電するために、以下の3点を心がけています。

・時間帯を考えて電気を使う
・電気じゃなくてもできることは他に任せる
・エアコンの室外機も遮熱して冷房効率UP

この3つをやって、部屋の設定温度をあげたり、同じ部屋でテレビをみたり()、何かをガマンしたりする必要はありません。


・時間帯を考えて電気を使う

発電した電気は、基本的には貯めておくことができません。
だから、必要な分最低限発電発電します。
電力のピークは、夏の場合は昼の1時〜3時ごろ。
昼の暑い時間に、必要電力がマックスになるわけです。


日本の電力消費|電気事業連合会

この時間に、最大供給量を越えなければいいわけですから、それ意外の時間に電気を使う作業をやってしまえばいいわけです。

家庭ではお昼に電気を使うとなると、主に冷房がメイン、そして働きにでていたら、そもそも家では電気を使わないので、これが使える手段が限られているのはネックです。

・電気じゃなくてもできることは他に任せる

国は家庭での電力化を長年推し進めてきました。

ガスや灯油などの他の燃料の使用量は減っているのに、電力の占める割合は高くなっています。

日本の電力消費|電気事業連合会


ちょっと前は、ガス炊飯器やガスストーブなどが普通の家庭にありましたが、今はほとんど使われなくなってしまいました。コンロも、ガスに代わりIHがますます増えているし、お湯を沸かすのもコーヒーメーカーも電気が主流。

そこで、手間なくガスなどで代替できるものは、ガスにしてみます。

電気ポットでなくガスコンロでお湯を沸かす。
お鍋でご飯を炊いてみる。
電子レンジで調理していたのをお鍋で調理する。
コーヒーメーカーを使わずに手で入れてみる。またはマキネッタやパーコレーターを使う。


ガスコンロにかければ自動でコーヒーが入れられるパーコレーター。普通のやかんとしても使えるし、アウトドアでも使える。


直火にかけるだけで手軽に美味しいエスプレッソを淹れられるマキネッタ。濃いめに淹れられるので、アイスコーヒーにはうってつけ。


我が家で使っているコーヒーバネット。使わないときにはぺったんこにできて収納性がいい。



ご飯をガスコンロで炊くのは思っているより簡単。時間がかかる炊飯器で長く保存しておくより、毎回さっと炊き立てを食べるほうが美味しい。

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ご飯はステンレスのお鍋で炊いています。
ご飯を炊くのに土鍋である必要はありません。



乾燥機は電気よりガスが圧倒的に乾きます!
半導体の供給不足による在庫が不足しているのが厳しいところ。
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・エアコンの室外機を遮熱して冷房効率UP

いろいろな節電のポイントの中でも、ピークの時間の冷房効率がアップさせるのがキモ。

そのなかでも見落としがちなのが、室外機の遮熱。



よく、炎天下の中にエアコンの室外機が晒されているのを見かけますが、室外機を暑いところに置いておくと、めちゃくちゃ効率が落ちます。みるたび、もったいない!!と思っています。



部屋に直射日光を入れないために外からオーニングやすだれ、光を遮るグリーンカーテンを育てるなども良い方法です。

窓際とおなじように、室外機も直射日光が当たらない、それでいて風通しがよくなる工夫をします。

我が家では室外機を設置する時、そもそも真夏に火が当たらないところを選んで設置しました。


すでに設置している室外機を動かすのは難しいので、スクリーンやカバーをかけて室外機を遮熱しましょう。


マグネットで室外機の上に接着させる簡易タイプ。
ひさしがあると遮蔽効果が高いですね。


アルミ製なら見た目がスッキリで美しさが長持ち。

ナチュラル好きならやっぱり木製。



さらに、室外機に打ち水をするのも効果的。
在宅時には、室外機の周囲に打ち水をするようにしています。
室外機の上から水をかけるのではなく、周囲に水をまくようにするといいでしょう。

電力逼迫と物価上昇は別問題

ここまでお読みくださって

「これって節電にはなっているけど、光熱費を下げることにはならないんじゃ?」

と思った方もいるでしょう。

とくに、電気でできることをガスなどで代替するのは、その分ガス代がかかるため、光熱費の節約にはならないかもしれません。

じゃあ意味ないのか、といえば、そんなことはないのです。

そもそも、電力が逼迫する問題と、ここのところ上がっているエネルギー価格上昇の問題は、そもそも別のものです。

消費者である私たちも、それをきちんと分けて整理しておく必要があります。

そうでないと、「節電」と「光熱費節約」が、一見両方叶えられそうな「節電ポイント」政策によって、深刻なそれぞれの問題点をかすめてしまうことになりかねません。

エネルギー価格上昇がなんとか解消されたとしても、逼迫の問題は解消できないし、電力逼迫が解消されても、エネルギー価格の高騰の問題は解消できないのです。

ただ安ければいいのではなく、いっけん環境にやさしそうな発電方法でもなく。
その方法を採用することでどんな影響があるのか、きちんと知る必要があるでしょう。

「安ければどんな方法で作られた電気でもいい」

消費者としてのその怠慢が、政府のふざけた政策を助長しているなら、もっと知識をつけなければ、暮らしはよくなろうはずがありません。

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