【突然の入院】家にあってよかったもの＆使えなかったもの

先日、普段から持ち歩いている「0次防災グッズ」が、救急搬送されるときすぐに準備が整えられて助かった、と記事にしました。

そして、やはり、防災のときに備えていたものが、夫の突然の入院でも非常に役にたちました。

普段から、家族それぞれが持つ「非常持ち出し袋」を用意しています。

その中には、救急用具、メモ帳、雨具、軍手などのほか、タオル、スリッパ、靴下、下着などを入れています。

タオルと靴下、下着は、新品の予備を入れています。

夫の非常持ち出しグッズには、そのとき新品のトランクス4着と靴下3足が入っていました。いつも使っている、定番品の新品の予備を、非常持ち出し袋に入れているだけです。

救急搬送されたときには、それらはもっていかなかったのですが、すぐに下着類や靴下が必要になりました。

平日は、忙しく、なかなかすぐに「いつもの」下着や靴下をかいに行けない。

そして、病院へ行くという新たな日課が増え、さらに忙しくなっている。

そんなとき、わざわざ新しいものをかいに行かなくても、家に新品の予備を常備していたので、それを持っていくだけで済んだのです。

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とはいえ、実は、ストックしていた靴下は、使えませんでした。

というのも、入院中の夫が必要だったのは、ショート丈のソックス。普段、夫は、夏以外は、5本指の靴下を愛用しているのですが、現在夫は手に麻痺があり、靴下をうまく履くことができません。手に麻痺がある状態で、5本指靴下は難易度が高かったのです。

夏のために、5本指でないショート丈のソックスの新品を予備でおいていなかったので、夏に履いた古いものをとりあえず数枚持っていきましたが、足りない分は、後でショート丈のソックスは買いに走りました。

非常持ち出しグッズに入れるアイテムは、中に入れるものは寒暖を考慮して、1年に2回見直すことにしているのですが、今回は寒い季節なのに夏の靴下が突然必要になったのは盲点でした。

入院中は、そもそも気が滅入るもの。

肌着ぐらいは、「新品の」「いつもの」なじんだアイテムで、制限の多い入院生活を少しでも快適にすごしてくれたら嬉しいな。

今回、夫の突然の入院で、やはり日ごろの備えって、災害時だけでなく、突然の入院にも役に立つのだな、と実感しています。

もし私が突然入院になったら、夫には私の非常持ち出し袋をそのまま持ってきてもらうつもり。私の普段から愛用している下着を、買いに走ってもらいたくないですし、きっと説明してもわからないでしょうしね。

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