cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

これって本当にエコなの?


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先日、土石流が発生した熱海。


報道では、山間部の盛土が問題視されています。



確かに、その場所、google mapで見てみると、地滑りが発生したところにははげ山になっていて、階段状のような地形が見えます。
「伊豆山残土集積広場」となっている。


また、一方で、メガソーラーが原因なんじゃないかとまことしやかに噂されています。


赤で示された南西側もはげ山に。ここってなんだろう?地滑りの跡か、または何かの開発途中?
画像出典:地理院地図 / GSI Maps|国土地理院
これは国もメディアも「流行」にのっている「脱炭素」の動きに逆らってしまうためか、はたまたそれほどの因果関係が見つかっていないためなのか、いまだ大手メディアでは報道されていないようですね。


キャンプや登山に行った時、何カ所かで大型のソーラーパネルが並べられている広大な土地を目にして、あまりにも整然と並べられているソーラーパネルが、山や木々のオーガニックな形状にまったく溶け込んでおらず、違和感を感じていました。

今回の地滑りが、メガソーラーの開発に関与しているかどうかは、いまのところ分かりません。


世界が異常気象とか、地球温暖化に対策すべく、「脱炭素」に向けてひた進んでいる中、その「流行」にあやかろうと某環境大臣がソーラーパネルの普及をしたいそうですね。

確かに、太陽光の利用は、継続的な次世代エネルギーとして利用価値があります。

とはいえ、現行のソーラーパネル発電、一見環境に優しいように見えますが、いろいろ問題がありそうです。


例えば、こんなことが言われているようです。

・広大な土地が必要。豊かな自然を守るために、木々を切り倒しているのでは、 本末転倒。

・初期の設備投資そのものに、膨大な電力を使う。パネルを作るのにもエネルギーが必要です。

・設備が短命。水力発電のダムなら何十年、ソーラーパネルは10年ほど。

・設備が不要になった時、リサイクル&廃棄コストが莫大にかかる。そのコストも環境に悪影響。
https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2020pdf/20201218137.pdf


・経年劣化より、発電能力が落ちてくる。

・パネルの製造に使われているレアメタルは、国産では不可。新疆ウイグルの強制労働疑惑のある地域で生産されているとか。

・ソーラーパネルに使われているレアメタルのコバルトの産地コンゴでは、児童の過酷な労働が問題視されている

https://www.sdg-s.jp/column/responsibility/3621/www.sdg-s.jp


・エネルギーを海外に依存しすぎる問題。


・・・など。



これって環境破壊じゃないですか?ソーラー発電事業で、お父様が利権を得ている某環境大臣。レジ袋有料とかいっている場合じゃないですよ。



環境問題は、皆で取り組み解決していかなければならない課題です。



でも、私たちがやっている耳障りのよい「環境によさそう」なことって、実はあまり有効でなかったり、むしろ逆効果を疑われることもたくさんあります。



洗剤を使わないから環境に優しいと謳われ、きれい好きの人たちに愛用されていたメラミンスポンジ。


私も過去に何度か買いましたが、ある時はたと気が付きました。
この減っているメラミンの粒、どこに流れていくの?

間もなく、マイクロプラスチックが問題になったのは、記憶に新しいところ。今となっては、メラミンスポンジがマイクロプラスチックの原因になっていることは、広く知られています。



メラミンスポンジが環境にいいと言われて使っていた私たちは、このように真実を知る前に、カンタンに騙されてしまうのです。






他にも、

瓶の容器はプラスチックより環境に優しい
→瓶の回収ルートが確立されていなければ、かえってコストがかかるかも。


割り箸をやめてマイ箸を持ち歩こう
→割りばしは間伐材を利用しているから問題ない、という意見も。(とはいえ、今ほとんどの割りばしは日本製ではないので、割りばしをつかっても日本の森林が整うとはいえません)


使い捨ての紙をやめて温風で手を乾かそう
→温風を作るのにもエネルギーが必要です




地球温暖化を阻止するために脱炭素
→結局、原発擁護?


温暖化も原発もだめ
→原発を増産している中国にエネルギーを頼る予定?


地球温暖化を阻止
→長い地球の生命を見ると、むしろ氷河期に向かっているという説も。

CO2が温暖化の原因
→温暖化が大気中のCO2を増やしている、という逆の説も否定されていない。

などなど。あげればキリがありません。


持続可能性が大切であることには、 変わりはありません。
でも、雰囲気や、ある方向に推し進める見えない力に流されず、何が科学的に真実なのか、何が有効なのか。
コロナですっかり信頼を失っているメディアに流されず、見極める知識と探求心が必要です。


友の会では、アクリルたわしも環境に悪い、と言って使用を自制している人もいます。

今のところ、私はアクリルたわしは使っています。メラミンスポンジのようにほとんど減らないからというのは、言い訳でしょうか。


アクリルたわしよりヘチマをを育ててたわしにするほうがずっと環境に優しいに違いありません。

でも、誰もがヘチマたわしのためにヘチマを栽培できるわけじゃありません。

かかる労力、そしてかかる環境負荷を比べて、より合理的で効率の良い方法を取らねば、なかなかよい影響はでないでしょう。



レジ袋やストローを有料とか言っているのなら、まだまだ余裕があるのでしょうね。





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