cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

【防災】もし、今電気が使えなくなったら?停電時の暖房を再考。


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今年、阪神淡路大震災から26年を迎えます。
そして、東日本大震災からは10年目。
ー昨年は、地震で北海道がブラックアウト、豪雨による千葉での長期にわたる停電。



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いくら経とうとも、私たちは災害に慣れることはありません。
でも、喉元すぎれば、危機感が薄れることにはなぜか慣れてしまう私たち。
いや、本当に災害に自身が見舞われなければ、本当の自覚は芽生えないのかもしれない。

もし、わずかな労力、少しの備えで、災害に遭遇した時の困難を軽減することができれば、どんなに心のゆとりが生まれるでしょう。

この、寒い冬の時期に、もし、停電になったら、寒さをどうしのぐか想像するのは、ほかのどの季節よりも想像しやすいはず。

以前、こんな記事を書きました。
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その時は、昨年知った「豆炭あんか」を、まだ知りませんでした。
豆炭あんかの存在を知って以降、もし長期に停電になった時、ほんとうに使える暖房器具として、豆炭あんかがいち押しです。


我が家は、電気やガスが使えない環境下では、豆炭あんかを暖房として準備しています。

その理由は、燃料である豆炭の備蓄性の高さです。




灯油と豆炭

普段、灯油を使っているご家庭なら、停電時には当然灯油を使うストーブがいいと思います。

いっぽうで、我が家のように、灯油を日常的に使っていない家庭では、停電時の暖房として、豆炭あんかは最強ではないかと思います。


というのも、灯油は液体だからどうしても携帯性に劣るし、豆炭に比べて備蓄性も劣ります。灯油の方が劣化が早いし、長く備蓄しておくには危険もともないます。
一方で、豆炭は、引火の可能性も灯油に比べて極めて低く、備蓄にはより安全だと言えます。

いつ使うのかわからない、非常用として永く備蓄しておくなら、灯油やガソリンより豆炭のほうが適しています。





ガスボンベと豆炭

カセットコンロ用のガスボンベも、安全で備蓄に向いていていいとは思います。
でも、1本で専用ストーブの燃焼時間2、3時間と、とにかくコスパが悪い。

豆炭は一粒で12−24時間燃焼が持続します。

高いけど着火剤がついていて火起こしが簡単な「ミツウロコ スーパーマメタン」でひと粒約15時間、約40円(30粒一袋で1200円で換算)、火起こしは一手間だけどさらに火もちがよく低コストな「ミツウロコ 豆炭」ひと粒約24時間で約10円(一袋約240個で2400円換算)。100均で売っているチャイナ製の最安値ガスボンベよりずっとコスパは良いです。

ガスボンベは我が家でも鍋などの卓上調理で日常的に使うのですが、一本でストーブ2、3時間しかもたないなら、常用するには対比用効果が低く、暖房としては現実的ではありません。それこそ、災害時やキャンプなど、非日常のときに暖房として使うのはありだと思いますが、災害時には、早く使い切ってしまってもすぐに再入手できないかもしれません。


収納に場所は取るし、便利なカセットコンロはできれば暖房用よりも調理用として保管しておきたいところ。




ハクキンカイロではパワー不足?


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ー昨年から愛用している「ハクキンカイロ」。
専用の燃料をいれると、触媒の力で発熱する安全な暖房器具です。


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真鍮製の美しいフォルムは、所有欲すら満たしてくれます。
小さいので、備蓄するための収納場所も取りません。

その小ささゆえ、携帯には便利で、使い捨てカイロの代わりのように使うことができます。
でも、表面積が小さいから、一つだけでは少しこころもとないかも。
もちろん、日常的に使い捨てカイロの代わりに使うのはいいんですが、寒すぎる環境では複数個欲しくなるかもしれません。、災害のためだけに買うならすこし役不足でしょう。

また、燃料は液体で、揮発性が高く、何年も置いておけるものではありません。こちらは、日常使いに適しているといえます。

とはいえ、一つ背中に仕込んでおけば、ずっと暖かさが長持ちし、繰り返し使えます。ゴミが出ないところも気に入っています。




極寒キャンプで分かった、足りない暖房


先日は、冬に初めての連泊でキャンプをしました。
電源サイトではないので、電気毛布やホットカーペット、電気ストーブは使えない。

豪華な2ルーム型のテントを持っているグループは、前室に灯油ストーブや薪ストーブを持ち込んでぬくぬくと過ごしているのを見かけました。



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我が家は、装備を簡素化したミニマルキャンプなので、大きく豪華なテントはありません。風がなかったため、タープも張らず、寝るとき以外はずっと寒い屋外。









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それでも、焚き火にあたりながら、豆炭あんかとお湯を詰めたボトルの湯たんぽがあれば、寒さを凌げました。
ただ、湯たんぽは、どんどん冷めていくため、時折お湯を沸かして入れるのに手間取りました。
一方で、豆炭あんかは、いちど着火すればほぼ24時間あつあつのまま。使い勝手のいい豆炭あんかは取り合いになりました(^_^;)


今は、家に豆炭あんかが2つありますが、両方とも毎日フル稼働しています。キャンプや、停電になったときのために、あと一つ買い足すことを決めました。

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足元は豆炭あんか。
そして背中には首から吊るしたハクキンカイロ。
これで、冬の屋外でも何日も過ごすことができると確信しました。




着火が簡単なおすすめの豆炭。


私が愛用しているミニ版のハクキンカイロ。


豆炭あんかと湯たんぽを比べてみました。
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