今朝、ニュースで、中学校で新型コロナウイルスのクラスターが発生して、22人が感染した、という報道を目にしました。
他人事じゃない、学校の集団感染
お気の毒だけど子どもがいる家庭では他人事ではない。
— オズ@cozy-nest小さく整う暮らし (@ozcozynest) 2020年11月27日
新型コロナ 中学校生徒20人 合唱コンクールで集団感染か 兵庫 | NHKニュース https://t.co/qq9nASreB7
マスクの着用を徹底せずに、合唱コンクールを開催したというけど、まあ、なるべくしてなってしまった?それとも原因はほんとに合唱?
その後、この生徒と同じクラスの生徒18人と、別のクラスの生徒1人それに教員2人の感染が判明し、中学校での感染者は、あわせて22人となりました。
全員が軽症か無症状だということです。
今のところ、皆が軽症か無症状ということで、ほっとしました。
とはいえ、この話、まったく他人事ではありません。
ミニバスをやっている三男。今の6年生にとっては最初で最後のトーナメント戦が行われています。
体育館の感染症対策はできる限り行ってはいます。が、マスクしながらバスケはできないし、プレイ中は接触もしたり、声を掛け合ったりもします。とにかく、バスケは一つのボールを奪い合うスポーツ。だから、一人が感染していたら、ほかの子にうつってしまう可能性だってある。
それを承知で、できる限りのことをしながら大会が運営されている状態。
そこで、感染が広がってしまったら、本当に残念ではあるけど、それを承知で子どもたちも親も参加させています。
ただ、我が子がやっているミニバスは、任意の参加だけど、学校の行事としてやっていた合唱コンクールなら、私だけ参加しない、ともいかないから、そのあたりは少し事情が違ってくるのでしょうね。
ともかく、感染してしまった子どもたちや周囲に影響がなければと願います。
なぜ新型コロナだけ特別視?
今年は、皆が感染症対策をしているおかげで、例年流行するインフルエンザも影を潜めています。
例年なら、この時期になってくると、ぼちぼち学級閉鎖の話も出てきて、クラスの10人以上も休みということもざらにありました。
例年のインフルで欠席者が10人の状況だと、検査したら具合が悪くなって欠席した人よりも多く、潜在的な感染者もいるはず。
検査陽性者が22人出してしまった学校、子どもたち、周辺の皆さまは本当にお気の毒だけど、例年のインフルで学級閉鎖状態とどれほどシビアな症状の人が増えるんだろう、と疑問に思います。
決して、新型コロナウイルスが怖くないとは言っていません。
ただ、例年のインフルエンザも、ほかの肺炎になりやすい感染症も、同じように怖い。
なぜ、新型コロナウイルスだけ特別に人の活動を制限するなど過剰に反応しているのでしょうか。
過剰な対策は疲れてしまう
それは、新型コロナが、昨年にシビアな指定感染症として指定されてしまっているから。
無症状者への適用もしているから、実質2類以上の対応をしているということ。
医療現場も、これによって、過剰な対策を余儀なくされているから「疲弊」や「崩壊」が起こる懸念があるんじゃないでしょうか?
実際の病気の状態と、病気による社会的な影響を比べると、どうも社会的な負の影響のほうが強すぎて、バランスが取れていないように感じます。
確かに、アメリカをはじめ、ヨーロッパでは、日本とはけた違いに重症患者や死亡者も多く、深刻な状態。でも、日本はどうでしょう?
コロナ疲れの元凶。 https://t.co/h5GmYIeM53
— オズ@cozy-nest小さく整う暮らし (@ozcozynest) 2020年11月27日
ようやく、指定感染症2類から外すかどうかの検討が行われたといいますが、今回はそれが見送られたのだとか。
経済へのダメージや、風評被害や、医療崩壊の可能性など。
新型コロナをめぐる、さまざまな負の影響は、すべて過剰に対応しすぎるせいなんじゃないかと思います。
それでいて、緊急事態宣言を望む声が、75%にものぼるのだとか。
私は少数派なのは自覚していましたが、これほど反対の意見の方が多いとは驚きです。
GoToトラベルなどは、経済的に助かった人が多かったかどうかはここでは述べません。個人的にはそれほど良い案だとも思いませんが、それよりも一度決めたGoToは「大丈夫」とおもったから実施したんですよね。
それなのに、大した証拠もないのにGoToやめるとか、またお店に時間の短縮を要請するとか、挙句に緊急事態宣言するとか…嘘でしょ?
個人的には、緊急事態宣言中も楽しめていたし、感染症のせいで減収したとはいえ、家計はそれほど逼迫していないので、緊急事態宣言になってもダメージはそれほどありません。
でも、このまま再度緊急事態宣言なんてことになったら、教育、保育、労働、経済へのダメージは計り知れません。
疲れない感染症対策を!
2月3月の時点で、新型コロナウイルスは「新型」で、まだ「未知の」ウイルスでした。でも、それから時が経ち、もはやある程度は「既知」のウイルスとなりました。
あくまで、日本においては、過剰に対応していて、これ以上の制限は意味があるとは思えない。今までのように個人ができることを淡々とやっていればいいのではないでしょうか。
新型ウイルスを「ただの風邪」という意見もあります。「ただの風邪」で肺炎になったり、最悪亡くなるかたもいるでしょう。それほど、新型コロナウイルスを含む「ただの風邪」は、恐るべきものです。
令和元年(2019) 人口動態統計月報年計(概数)の概況 厚生労働省
新型コロナ以前の昨年、お亡くなりになった人は、1年で138万人。
うち、肺炎で亡くなった方は9万5000人で死因の第5位、老衰で亡くなった人は12万人の第3位。肺炎、もしくは老衰で亡くなった方を合わせると、年間で21万人、月平均にすると1万7500人ほどお亡くなりになっています。
それと比較すると、あまりにも騒ぎすぎなんじゃないかと思うのです。
もちろん、低い推移で抑えられているのは、皆の頑張りのおかげもあるでしょう。私たちは、淡々と、マスク、手洗い、消毒。
やりすぎると疲れます。長く続ける必要があるので、過剰な対策、不要な対策はやめてほしい。
感染が怖い人、高齢者、疾患のある人は自粛。そのほかの元気な若い人はいままでのように感染症対策をしながら普通に暮らす。
行政は、感染人数が増えた時のために医療の充実、感染に関するサプライチェーンの充実、教育や保育施設への投資。そうそう、外国人の入国規制も忘れずにお願いします。
ぼんやりとニュースを見ていると、内容が印象だけで飛び込んできてしまうので注意が必要です。
身の回りに溢れる情報とうまく付き合うために読むべき本。
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