以前、友人のお母様がお亡くなりになり、遺品の整理をお手伝いしたことがありました。
遺品の中からは数多くの書籍が。
友人のお母様は読書家だったので、今では絶版になってしまった、古くて貴重な本がたくさん出てきました。
その中でも、私が独身の時、穴のあくほど何度も読み返した本がありました。
今では絶版になっています。
新婚家庭に揃えるべきものとして、「台所道具、これさえあれば」のようなリストが載っていました。
これは新婚家庭にお勧めする、お鍋。
左後ろにあるのは、炊飯器。時代を感じます。
これを見て、どんな種類、どんな大きさのお鍋を揃えればいいのかあれこれ考えるのが楽しくて。
結局初めに買ったお鍋は、今でも使い続けられています。
シンプルすぎる暮らしには、このお鍋類を全部揃えたら、多分多すぎる。
3人ぐらいまでの暮らしなら、こんなにたくさんはいらないかもしれない。
古い本なので、4人家族位を想定して考えられていると思います。
今見ると、数はちょっと多いようにも思います。が、これだけあればあらゆる種類のお料理が作れる。これ以上はいらない、という数。
「これだけあれば十分」と言う上限がわかっていたら、それ以上は欲しいと思わなくなります。
こちら、内容を後継する本。
もっと重くて良いお鍋もたくさんあるけれど、それだとそろそろ重さが辛くなる。
愛用しているクリステルは、焦げ付きやすい底面は分厚く、そして側面は軽量化するために薄く作られていて、長く使うためには、非常にバランスの良いお鍋です。
フタはバットとしても使っています。
フタが逆さまに「座る」から、今から調理する材料をこのように待機させて。キーマカレーの準備。
スポンジケーキ焼く時は、18cmが大活躍。
多くの人が、重たい道具はメンテが億劫になって、使わなくなる、ということを耳にしていたけれど、私もそろそろそう感じるようになってきました。
それでもなお、あと10年ぐらいは使えるんじゃないかなと思っています。きっとその時には、子供たちは家からいなくなり、一番大きいお鍋の1つ2つはいらなくなるかもしれません。
今は、まるで給食の調理員のように大量のご飯を毎回作るけど、その大変さも今だけと思うと、なんとか頑張れそうです。
大きなお鍋が不要になったその時には、きっとこの大変さが懐かしく感じられることでしょう。

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