【ミニマリストの持ち物】「一生もの」という幻想

商品の売り文句に「一生もの」という言葉をよく見かけます。

それは、たいてい嘘。
「一生もの」と言われているものは、たいていの場合「一生もの」ではなく、「半永久的に」使えるものです。

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素材の耐久性が高かったり、消耗部品が買い替えできたり、古くなればなるほど美しさが増す素材だったり。

ただ、それが私の一生を通じて使える、とは限らない。
なぜなら、それが私の暮らしに合わなくなったら、私が使えないから。

cozynest.hateblo.jp

ものは「一生もの」でも、私の暮らしぶり、好み、耐力、すべては変化する。暮らしは死ぬまで続くけど、ライフスタイルは全然「一生もの」じゃない。

それでも、買っては捨て、を頻繁に繰り返し、刹那的にものを使うんじゃなくて、できるだけ私の変化し続ける暮らしに長く寄り添ってくれる、そんなもの選びをしたいなと思っています。

鉄のフライパンは「一生もの」だといわれています。

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私は、結婚する時にこの24cmを買いました。
23年間、一度も買い替えていません。

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これで卵焼きも作り続けています。

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幼稚園、中学、高校、大学・・・あと何年お弁当かな？

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いまのところ、フライパンはとても使いやすく、まだまだ使えています。
そろそろオーバーホールしなきゃ。

あとは、腕力が衰えてこれを扱えなくなるか、一人ぐらしになったときに大きすぎると感じるか、どちらかが先に来ない限り、ずっと使いたいなと思っている大好きなフライパン。

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当初は「コイヌ印」という商品名だったようです。同じ調理機器メーカーで「本間製作所」ところが、「仔犬印」というシリーズを出していて、紛らわしいから名前を変えたのでしょうか。現在は中尾アルミの「キングパン」という商品名で売っています。