先日、NHKのBSで、一時期ミニマリストの間で話題になった映画「365日のシンプルライフ」が放送されていましたね。私も数年前に観ましたが、再度録画して見ました。
映画「365日のシンプルライフ」のあらすじ
映画「365日のシンプルライフ」は、フィンランドに住む、26歳の青年が、もので溢れた暮らしに嫌気がさして、自分のもちものを全て倉庫に預けてリセットするという「実験」のドキュメンタリーです。
365日のシンプルライフ|Amazon Prime Video
彼が作ったルールは4つ。
1 持ち物を全て倉庫に預ける
2 1日に1個だけ部屋に持って帰る
3 1年間続ける
4 1年間なにも買わない
ものをひとつひとつ選ぶたびに、ものとはなにか?自分の大切なものは何かを発見していきます。
登場人物の印象的なセリフ
以下、主人公のの気になったセリフを記します。
多少のネタバレご承知おきください。
「服に身を包むのは気持ちいい」
実験を初めて6日目。久しぶりに「服」を着た主人公のセリフ。
「今夜はベッドで愛に包まれて眠れる。はじめての気分だ」
「毎朝目覚めた時にこんなに幸せだといいな」
マットレスを持ってきた日と、その次の朝のセリフ。
それまで主人公は、コートにくるまって硬い床の上で寝ていました。
「ものは100個でいい」
「最初の50-60個以降、なにも欲しくない」
必要なものは100個ぐらいと悟った主人公。
「本当に必要なものはこれ以上あるのか?」
200日目のセリフ。
「なにが本当に必要なのかは自分で決めないとね。節度を身につける方法はそれしかないわ。」
人生のメンターとして登場する、主人公ペトリのおばあちゃんのセリフ。
私は自分が年齢を重ねてきたからか、登場人物のお母さんやおばあちゃんなどに視点を置いて共感することが多いです。
「家庭はモノじゃない。べつのものから生まれる。モノはただの小道具よ」
彼女ができた話を聞いたおばあちゃんのセリフ。
「生活に必要なものは100個ぐらい。次の100個は生活を楽しむため」
「所有とは責任であり、ものは重荷になる。どんな重荷を背負うか僕は自分で決める」
実験が終わったときの主人公の感想。
最初に必要なものとは
さて、問題です。
主人公ペトリが、最初に倉庫から取り出したものは、一体なんでしょう?
答えは、
「冬用のコート」です。
主人公の実験が始まったのは、冬。
雪の積もった街中を素っ裸で走る主人公の姿はちょっと笑えました。
以前、映画「サバイバルファミリー」をご紹介しましたが、その中ではサバイバルに必要なアイテムは「暖」「水」「火」というセリフが出てきます。
主人公は暖をとるために、まず冬用のコートを選んだは、本能的な間違いのないチョイスでしたね。
映画が終わったエンドロール部分で、取り出した365個のアイテムが、順番に紹介されていきます。ここが、とっても興味深かった。
さて、主人公の取り出した365個のアイテムはなんだったでしょう?
1 コート
2 靴
3 ブランケット
4 ジーンズ
5 シャツ
6ネックウォーマー
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「365日のシンプルライフ」を見たら、暮らしが変わる
ものだらけの生活をなんとかしたい!と少しでも考えている人は、この映画を見て、改善のヒントが見つかるかもしれません。
私の友人は、この映画を見た後、無性にものの整理がしたくなったと話していました。
自分にとって、ものとはなにか?
真摯に「もの」と向き合うことによって、「もの」以外の価値も見いだしていく主人公の心情の変化が、とても興味深い映画です。
そして、もちろん持ち物の整理への意欲も俄然アップすること請け合いです。
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