以前から、家事の達人の間で、お掃除に万能と言われていた、「ドーバーパストリーゼ77」、ついに買ってみました。
実は、私、この商品に対して、かなり悪い先入観がありました。
というのも、ちょっとおフランス的なネーミング。
（「Pasteuriser」でパストリーゼと読む。フランス語かじっていないと読めない。）
そして、真っ白に爽やかなブルー、英文が目立つパッケージ。
（売っているパッケージのデザインをそのまま許容して使える洗剤って、めずらしくないですか？）
あまりの「小洒落た感じ」に、「どうせそれほど大した効能もないのに、ネーミングとパッケージだけでぼったくっている洗剤のひとつなんだろう」と思っていたのです。実際、多くの商品がネーミングとパッケージだけで高く売っています。
たまたま、いつもよく行く食品店で置いてあったので、よくパッケージを見てみると、「ドーバーパストリーゼ」の「ドーバー」は、日本の酒造メーカーの名前ということが判明。そして、中身は、エタノール。そう、アルコールメーカーがつくっているアルコールだと知ったのです（遅い）。
そして、価格も、とっても良心的。
とっても高い（ぼったくり）と思い込んでいたんですが、実は薬局方のエタノールと対して変わらない価格だということがわかりました。
そして、ドーバーパストリーゼの良いところは、「食品に使える」というところ。
おおくの消毒用のエタノールは、主成分がエタノールで、その他が水。でも、それ以外の成分も入っています。高いパーセンテージのアルコールは、高い酒税がかかるのを防ぐために、「混ぜ物」をしています。その「混ぜ物」のために、食品には使えないものもおおいのです。
たとえば、「消毒用エタノールIP」と書かれている商品は、イソプロパノールを添加することにより、飲用不能となり、酒税が免税されるため、安価に販売しています。もちろん、消毒やお掃除などにはふつうに使えます。
私の愛用している「バイオエタノール」も、混ぜ物があるので、食品には使えません。なお、こちらのバイオエタノールは本来燃料用です。
食品に噴霧できる、と堂々とうたっているのが、このパストリーゼ。
https://dover.co.jp/special/pasteuriser/
聞くところによると、食品を扱っている厨房などで、新型コロナ以前から、普通に消毒用として使われているそうで。もし、容器が小洒落ているだけのぼったくり商品なら、厨房用に使われたりしません。
とにかく、直接食品に噴霧できるというのが魅力のドーバーパストリーゼ。酒造メーカーが作っていると知り、それならばと思ってさがしてみました。
https://dover.co.jp/special/pasteuriser/
口に入れる、歯ブラシなどの除菌にも安心して使える、ドーバーパストリーゼ。
ちょうど、買ってみようと思った矢先が、新型コロナ騒ぎ。パストリーゼはおろか、あらゆるエタノール系の商品が、入手困難となりっていました。
今日、仕事かえりにたまたま寄ったドラッグストアに、こちらの商品が入荷していたのを、目にして、やっと入手することができました。
お弁当箱や保存容器、まな板にも使え、もちろんほかの場所のお掃除にも使えるドーバーパストリーゼ。
ほんとうに、これひとつで、いろいろなところをピカピカにできるはず。
実際には、私は今まで愛用しているバイオエタノールは、燃料用としても使いたいたく、バイオエタノールのほうが安価なため、燃料用とトイレや玄関周りのお掃除にはバイオエタノールを使い、台所周りではパストリーゼと使い分けていこうと思います。
（パストリーゼを燃料用としてつかうには勿体なさすぎる^^;）
使い心地をまたレビューさせていただきます。
とにかく、ネット上ではまだまだ入手困難な状況ではあります。
早く解消すればよいですね。
www.cozy-nest.net
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