子ども達と一緒に、家からほど近いところにあるお気に入りのキャンプ場でデイキャンプを楽しみました。
今回、私が密かにキャンプのテーマとしていたことは、
「小さいネイチャーストーブで家族分のお米を炊く」ということ。
「ネイチャーストーブ」とは、落ちている枝を燃料にして、調理、または焚き火をする器具のことです。
キャンプで使う燃料は、ガス、ガソリン、アルコール、灯油など。これらはそれぞれ専用の器具があり、点火も楽で、火加減の調節もしやすい。
一方で生火が発生するものとしては、炭、薪などがあります。
こちらは火を熾すのにもちょっとしたコツが必要で、着火剤がない場合はすこし時間もかかります。
薪は、キャンプ場などで束で売っているものもありますが、そのあたりに落ちている小枝を燃料として使う方法もあります。
私が最近夢中になっているキャンプスタイルは、この落ちている枝を拾って燃料にする、という超原始的な方法。
キャンプサイトについたら、まずコーヒーで一服。
手近な枝を拾い、焚き付けの準備。
ストーブの下に敷いているのは、お菓子の空き缶。灰が散るのを防ぐのと、フタは焚き火周りの小物を整理するのに使っています。
キャンプのときって、家族が道具を共有するからものが無くなりやすいので、置き場所を決めているんです。
長男が、焚き火コーヒーを淹れてくれました。
クリームパンを焚き火で炙って、コーヒーと一緒に朝ごはんとしていただきます。安いクリームパンが焼きたての味に。
しばらくしてからお昼の用意です。今日は拾った薪だけで多めのお米を炊いていきます。
少量のお米をガス火や大きな薪や炭で炊くのはたやすいですが、この日は子ども達3人も参加。炊くお米は3カップ半(約4合)。
それを、手持ちのステンレスの鍋で、拾った小枝だけで炊いてみる実験です。
洗って浸水したお米を強火でガンガン炊き始めます。沸騰するまでは最火力。強火を維持するために、炎が上がりやすい小枝をストーブにたくさん詰めると、小枝を途中でほとんど追加する必要がありません。
噴いてきたので、今度はごく弱火に落とします。
一番最初に太めかつ短めに切った枝を、ストーブの底部に敷き詰めておくと、上の小枝が燃えたあと、熾火の炭火のようになって、長時間の弱火が維持できます。この間、一度も薪は追加しません。弱火に落とす時、すこし炎の上がっていた小枝を2本取り出しました。
熾火の状態で10-15分ほど。時間は目安で、ぶつぶつという音がパリパリと乾いた音になるまでが目安。
ご飯をストーブからおろし、蒸らしている間、お肉を焼きます。
今日は豚ロースの味噌漬けを炭火で焼きます。
4人分、ロース5枚分は小さいストーブでは1枚ずつしか焼けず、結構時間がかかってしまいました。
途中、網から100均の金ぐしを並べて焼く方法に変更。油を持参するのを忘れてしまって、網にお肉がくっつきやすかったんですが、金ぐしの方が上手く焼けました。
少ない燃料で焼きたいときは、牛肉のほうがいいですね、中はレアでも食べられます。
実験のご飯、いい感じで炊けています。
豚味噌丼と付け合せのぬか漬けとミニトマト。森林の中で、おいしくいただきました。
こんな感じで、少しおこげもできました。アルミのお鍋のほうが炊飯しやすいけど、大きなアルミ鍋は持っていないし、この程度のおこげなら許容範囲。今回の「小さいネイチャーストーブ で4合炊飯」実験、成功です。
そのあと、広大なキャンプ場の中を散策。近所にこんなところがあるなんて、なんて素敵。
このキャンプ場はバスケットゴールがあるので、この間次男と三男はバスケで遊ぶこともできました。
田舎に憧れて移住する人もいるけど、私は今のように普段は通勤に便利なところに住み、休みの日だけ自然を楽しむくらいでちょうどいいかな。ただ、今回、テレワークがかなり普及したので、家の選び方や住まい方にもこれから変化があるでしょうね。
普段の食事づくりは、効率を重視しています。一方で、不便を楽しむのがキャンプ。いかに少ない道具で、ご飯を食べられるのかチャレンジするのが面白くて。キャンプを好きになる前は、焼肉屋さんにいった時に炭で焼いたお肉を楽しむ程度でした。最初はガスから初めて、炭火、拾った小枝とだんだんアナログで原始的な方法を試すことにワクワクしています。
これも時間にゆとりがあればこそですね。
来週から学校や習い事が再開されると、ゆっくり出かけることはなかなかできません。
それにしても、外で食べるご飯や外で飲むコーヒーって、なんでこんなに美味しいんでしょう?
日帰りのデイキャンプなら、テント、寝袋などの大物は準備せずとも、手軽に冒険することができます。
いろいろな意味でハードルの低いデイキャンプで、忙しくなるこれからの日常でもちょくちょく楽しもうと思います。
今日使ったネイチャーストーブ はこちら。たたむとA4の1/3くらいの大きさになる小型の焚き火台です。
ご飯を炊いたお鍋はこちら。
キャンプ用に購入しましたが、普段からボウルとしても使っています。
これを買ってから、古くなった野田琺瑯を手放しました。
こちらもどうぞ。
www.cozy-nest.net
www.cozy-nest.net
cozynest.hateblo.jp
www.cozy-nest.net
www.cozy-nest.net
www.cozy-nest.net
www.cozy-nest.net
ブログ村テーマ
お家でお勉強~ママが先生!
子育てを楽しもう♪
笑顔になれる子育て
子育てのつ・ぶ・や・き
子育て日記