cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

【イライラの感染を防ぐ】子どもとの「ソーシャルディスタンシング」


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新型コロナの感染拡大を防ぐために、よく耳にするようになった言葉「ソーシャルディスタンシング(social distancing)」。
感染症の拡散の抑制のため、人と人との物理的距離をとり、感染者、そして感染による死亡者を減らすのが目的です。




1. できるだけ家から出ない
2. 2m以内に近づかない
3. 体を密着させない
4. 部屋、エレベーターのなかでも距離を置く
5. 握手、ハグ、キスをしない(日本人のようなお辞儀など代わりになる方法を探す)
6. 職場、学校、映画館、スポーツイベントを避ける(在宅勤務、遠隔授業、インターネット視聴などに切り替える)
7. 食料品店やコインランドリーは空いている時間に行く
8. ラッシュアワーを避ける(満員電車を避ける)
9. ペン、押しボタン、ドアノブなど、多くの人が触れた可能性のあるものには触らない。触った場合には、すぐによく手を洗う。ペンは携帯する。ドアノブに触るときは、清潔なペーパータオルなどを使う。
10. 会議、集会、ハッピーアワーのバーを避ける。感染していないという確証が得られる人とだけ、少人数で集まる。

ウイルス感染の拡大抑制に役立つ「社会的距離」戦略とは何か? | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)



私は、「2m以上他人と離れる」ことぐらいしか思っておらず、かなり狭義的にしか受け取っていなかったのですが、混雑した場所や時間を避ける、また他人がよく触るものに触れない、ということも含まれますね。要するに、

そして、一番今言われているのが、「家から出ない」こと。
すると、必然的に家の中は過密に。決して広くない我が家に、いつもは仕事、学校、塾、習い事となかなか揃わない家族が家にいるんですから、当然人口密度も高まります。

なかなか一緒に過ごすことの少なくなった思春期男子と、思いもかけず過ごす時間が増えたのは、嬉しいことです。子どもとの時間がゆっくりとれない働く母としても、これをよい機会と思って、子どもとゆったり過ごすのもいいですね。

とはいえ、いくら親子といえど、距離が近すぎたらトラブルもそれだけ増えます。
小さいお子様がいる家庭では、お母さんは終始子どもたちに振り回されて、イライラが増えてしまうかもしれませんね。

そんなときは、子どもとも「社会的距離戦略」をとってみましょう。もちろん、これはウイルスの感染を防ぐためではなく、家族の「イライラ」の感染を防ぐ戦略です。

1 物理的に距離をとる

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家族の行動にイラっときた時には、とにかく距離を置きます。
たとえば、
子どもが上階にいたら、自分は下に行く。
別の部屋に移動する。
家が狭くて、距離なんて取れない、という場合もあります。
そういう場合は、トイレやお風呂なら、どこの家庭でもあるので、お風呂やトイレに篭ってみる。
(赤ちゃんの場合は、赤ちゃんの安全を確認した上で)


イラっと来る前に、最初から物理的に距離を置いて過ごす、というのも一つの方法です。
子どもとはいつもくっついていなければならない、と思い込むのをやめるだけで、ずいぶんとラクになれるものです。


2 干渉しすぎない


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せっかくの子どもとの時間。充実させようとしすぎて、子どもにいろいろと指図しすぎていませんか?

子どもをコントロールしようとすればするほど、親としてはストレスが溜まります。
だって、完全にコントロールしようというのが、そもそも無理なことなんですから。

また一方で、コントロールされる側もストレスです。
何時に何をしなければならない、と強制されるのは、だれでも嫌なもの。


「ここだけは守ってほしい」と「その理由」を伝えて、あとは干渉しすぎるのをやめてみます。
親子とも、ぐっと気持ちがラクになれます。




3 せっかくだからダラダラ過ごすのもあり

そうはいっても、子どもに何かさせたい、と思うのも親。
では逆に、全ての仕事を放棄して、家でできることならなんでもやっていい、と言われたら何を選びますか?
たとえば、1日中好きなアーティストのライブ動画をみる、読みたかった漫画を見る、映画鑑賞に浸る、ひたすら本を読む、ゲームをする、DIYや手作りのものに没頭する、絵を描く、楽器の練習をしてみる。。。

一緒に同じことを楽しめるのが理想ですが、同じことをしなくてもいい。
家という狭い空間の中で、それぞれが、違うことに没頭する、というのもいいんじゃないかと思うんです。
一人は静かに動画見て、横では勉強中の子がいて、その横ではゲームをしている子がいる。
「家族は一緒に楽しむもの」という思い込みを捨ててみましょう。

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一緒の時間&空間で楽しく過ごしている、というだけじゃ不十分ですか?
せっかく時間があるのに、お互いが不機嫌で過ごすのは勿体なさすぎるとおもうのです。


私も、子どもが小さかった頃は、「家族は一緒に食卓を囲むべき」とか、「子どもとは一緒に出かけるべき(留守番をさせてはいけない)」と思い込んでいた時期もありました。「こうあるべき」という思考は、苦しい。
子どもが小さい時期って、本当に限られた時間、いつか終わる時間です。
あー、勿体ないことしたなぁ。。。


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4自分の時間の確保に注力しよう

とはいえ、片時も目が離せないようなちいさいお子様がいる家庭では、子どもを放っておくわけにはいきません。そういう時は、わずかな時間でもいいから、自分の時間を取れるように心がけます。

まだ、子どもが小さい時は「こうしなきゃ」「ああしなきゃ」という思い込みが多い時期。それと相反して、全く一人の時間がとれないと、ストレスだけが溜まっていきます。
子どもの安全を確保する、子どもと自分の健康を保つ。育てる側の精神衛生をよい状態にするのも、その次ぐらいに位置づけられるくらい、大切なこと。「楽しくやる」というのは、とてもゆるい感じに受け止められるかもしれませんが、それでも「楽しくない」状態って、自分も家族も不幸です。

お風呂に入っている時間、子どもが昼寝している時間、起床後すぐなど。ちょっとだけの隙間時間に、自分と家族のために、「私の時間」を見つけてみましょう。


子どもと、一時的に距離を置くことは、イライラの感染を防ぐ、有効な手段の一つです。
そして、楽しい気分は、できるだけ感染させましょう。







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