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男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

【ミニマルクローゼット】必要な服の枚数の見極め方


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そもそも服は何着あればいい?


足りないと困るけど、たくさんありすぎても管理が大変。そもそも、服って、何着あればいいのか、考えてみたことはありますか?

持っている全ての服を覚えて、管理できる枚数は、100枚ほどと言われています。ですから、それを超えるほどもっていれば、持っている服を活用しきれていない可能性が高いのです。

とはいえ、管理できる枚数は、その人の管理能力によって変わります。自分は、どれだけの服を管理できるのか、また何枚服をもっていたら十分だと思えるのでしょうか?


適量な服の枚数の見分け方

まず、自分が服を何着きているのか、実際に数えてみましょう。

1ヶ月、何着の服をきているのかウォッチしてみます。


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やり方は簡単。クローゼットのバーの一番端に、目印にS字フックを吊るします。右端でも左端でも構いませんが、ここでは右端にS字フックを吊るしたことにします。一度着た服は、S字フックのすぐ右側のバーのの一番右に戻すようにします。次の日に着た服は、昨日吊るした服のさらに右へ。すると、S字フックの右側に、今月着た服だけが並びます。S字フックの右に吊るされている、今月一度着た服をまた着るのも全く問題ありません。でも、着た服を戻す時は必ず一番右にかけるようにします。

月末に、1ヶ月の間に着た服の枚数を知るには、S字フックの右側のハンガーの数をかぞえるだけ。


引き出しに収納されている服も、同様に着た服をカウントすることができます。

引き出しのいちばん右側に、白い紙などで目印をはさみ、着た服はかならず紙の右側に収納するようにします。1ヶ月の間に着た服は、引き出しの紙の仕切りの右側にあるはず。




持ってている服をどのくらい活用できているの?

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さて、この30日のあいだ、何枚の服を着ましたか?
繰り返し同じ服を何度も着ていないでしょうか?自分が思っているほど、多くの服は着ていないことがわかるでしょう。
実は、着ている服は、それほど多くないのです。

トップスを6枚、ボトムスを5枚持っていたら、30通り(6枚x5枚)の組み合わせができます。ですから、着まわしのきく、上下それぞれ5~6着の服をもっていれば、1ヶ月の間全く違う組み合わせの服を着ることができます。もちろん、毎日違う服を着なければいけないということは全くなく、お気に入りを何度もリピートしたほうが心地よくすごせます。1ヶ月に必要な服は、トップスとボトムスそれぞれ6枚ほどで十分なのです。

もちろん、全てのデザインや色柄が組み合わせできるわけでもないし、実際はトップスとボトムスだけでなく、ワンピースや、温度調節のためのジャケットやカーディガンなどもあるので、理論どおりにはいかないかもしれません。

管理できる程よい数が100着とすると、夏、春秋、冬、それぞれ約30着。内訳は、自由ですが、たとえばトップス10着、ボトムス8着、カーディガンや上着などが5着、ワンピース5着、コートやアウターが2着で30着です。


実は、必要な服も、それほど多くないのです。






持つべき服、捨てる服を見極める方法

どれぐらい服を着ているかわかったところで、クローゼットをすっきりさせるために、クローゼットから追い出すべき服を決めます。

捨てるべき服は、「着ていない服」です。1ヶ月の、着用実験で、S字フックの左に吊るされたままの、いちども着られなかった服。それらは、全て不要な服です。

いちど手に取ってみて、「まだ着られる」「あの服と合わせられる」「色や形が好き」と思い置いていても、それらはクローゼットを占領するだけで、活用できていない服。
使っていないものは、不要なものなのです。

もう、「まだ着られる」「好きだから」と、捨てない理由を探すのはやめにしましょう。「まだ着られる」服でも、「着ない」服は、保持コストがかかります。捨てない理由をさがしていたら、家中が、活用されていないガラクタだらけになり、いつまでも「着ていない服」を手放すことはできません。

なお、この方法には、二つの例外があります。

一つ目は、季節外の服。
季節外の服は、その服を着るべき季節に、再度そのシーズンでいちどでも着たかどうか、ウォッチしてみます。その上で、数回着用した服は、置いておくべき服、一度も来なかった服は不要な服と見極めます。

二つ目の例外は、必ず着るとわかっているイベント用の服。
たとえば、冠婚葬祭や季節の節目にかならず着用する服などです。着用実験のあいだにそのイベントがなくて着用できなくても、それは必要な服なので捨てるべきではありません。



普段着と家着。生活スタイルによって比重を変えよう

生活スタイルによって、必要な服は違います。

たとえば、小さな子どものいる専業主婦なら、家にいるときの服と、子どもと公園や送迎に行く時の服が家着と兼用ということもあるでしょう。その場合は、ワンマイルウェアのような家着は、枚数が多めでも、着れていれば問題ありません。かしこまった外出着は、それほど多く持っていても着ていく機会がないので、多くの枚数を必要としません。月に2度ほどしかお出かけしないのであれば、シーズンに3、4着ほどあれば十分でしょう。

一方、朝から晩まで外で仕事をしていて、家で過ごす時間が短い人は、家着よりも外出着を充実させます。一方で家着は、数着で十分。「今着ている服」「洗濯中の服」「予備の服」と最低3着あれば間に合います。

たくさん服を持っているのに「活用しきれていない」または「着ていく服がない」と思っている人は、所持している服のジャンルが、生活スタイルに合っていない場合があります。

暮らしに合わせて、どのジャンルの服を多く持ち、どのジャンルは少なくていいのか、考えてみましょう。

「わたしの適量」を知れば、服の整理がはかどる

自分の暮らしにあう適量を探してみましょう。人をまねる必要はありません。
自分の暮らしを見つめてみると、服の整理がぐんぐん捗るようになります。


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