とある噂で、流行しているウイルスが、「ものの表面に9日間は生きているから気を付けて!」という内容が流れてきました。
ど素人の一般人の私は、それを聞いて、9日間も生きているんだったら、もっと感染者が広がっていてもおかしくないんじゃない?と疑問に思いました。
というのも、ウイルスが日本に上陸してきてからおよそ1ヵ月経ちますが、日本では報告されている感染者は、まだ167人(2020.02.27現在)。もし、9日間も生きるウイルスなら、潜伏期間を考慮しても、もっともっと発症者が多くても不思議なんじゃないかと。
どこで、「9日間ウイルスが生きている」といわれているのか、調べてみると、ツイッターで流れている様子。
ソースをたどってみると、「Jornal of Hospital Infection」という、医療専門家向けの雑誌のネット記事のようです。
https://www.journalofhospitalinfection.com/article/S0195-6701(20)30046-3/fulltext
この記事を拡散しているブログなどがいくつか見受けられました。
「コロナウイルスの寿命「ドアノブや机で最長9日間」独研究」www.excite.co.jp
「ウイルスの残存期間は9日間」と断定している、記事のタイトルだけが独り歩きして、SNS上で多数拡散されています。
私も原文で見てみましたが、この医療雑誌の信ぴょう性はともかく、記事の内容は新型肺炎のことではなく、過去に流布した別のコロナウイルスSARSやMARSのことについてかかれているものの、話題の新型肺炎については9日間活きている「可能性」を示唆しているにとどまっています。要するに、別の類似性のあるコロナウイルスについての研究結果なのです。
なお、WHOや厚労省、CDCなど、公的機関で正式に発表されていないのも、研究結果の一つだけで、しかもほかのコロナウイルスについての内容だったからなのでしょうか。
実際のところ、新型肺炎は9日間も生存しないかもしれないし、それ以上に生存するかはまだ公表されていないようです(2020.02.27現在)。
あと、べつのところから耳にしたのが、「手を洗う薬用ソープ、A社の〇〇〇は買っておくべきだけど、xxx(商品名)と△△△(別の商品名)は、ダメ、殺菌成分が弱すぎるから、意味ない」という内容の噂。
ソースは不明です。それが真実なのかどうか、私にとってはたどる興味が薄い内容です。
これが、もしどこかの民放の情報番組かなにかで放送された内容だったりしたら、〇〇〇を売ってるA社がスポンサーになっていないか確認する必要があるかもしれません。
でも、この情報のせいかどうかはわかりませんが、昨日少しだけ被害をこうむりました。A社の〇〇〇は、いつも会社で使っているハンドソープで、昨日いつものようにアスクルで注文しようとしたら、いつもは買えなかったことがないその商品が、売り切れていたのです。
噂がほんとかどうかはわかりませんが、もしそれが噂の影響ならすごいな、とある意味関心してしまいました。
ウイルスだけでなく、いやそれよりもっと早く噂は蔓延します。
真実味の薄い噂は、流布してほしくないと感じます。
噂は不安や動揺をもたらし、それがいまのマスクや消毒液の買い占めの原因になっています。
ある程度、確かな情報筋のソースで、自分の目で見て確める。
ドラッグストアに買いに走るよりもまず、自分で理由を追ってみる。それが私が心がけている行動です。
とはいえ、厚労省やNHKも100%信じられるかどうかというのは自己判断によります。
個人的には、今回の騒動でWHOの広報に対して信頼感が失墜してしまいました。
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