cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

【エコ暖房】豆炭あんかで、初テント泊冬キャンプ。


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昨年に我が家にやってきた「豆炭あんか」。
1月に入り、いよいよ本格的に寒くなってきたこの頃、豆炭あんかが活躍する季節がやってきています。


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初めての冬キャンプで大活躍


12月の末に、初めて冬のキャンプに行ってきました。

冬のキャンプは、シーズンオフではありますが、暑い時期のキャンプにはない魅力があります。

空気はすみ、シーズンオフだから予約も取りやすく、人も少ない。焚き火は暖かく、寒い外で食べる暖かい鍋やスープはそれだけでご馳走に。

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残念ながら、この日はかなり曇っていましたが。。。雨でなくて何よりです。

まあ、虫が苦手な私には、「虫がいない」というだけでも寒い季節のキャンプは魅力的だったりします。

ただ、初めての冬のキャンプでの1番の気がかりは、寝る時に寒くて眠れないんじゃないか、ということでした。


理想のキャンプスタイルは「アンプラグド(非電源)」


はじめての冬キャンプということで、念のため電源サイトを借りました。自分だけならともかく、三男と、お友達も一緒なのですから、風邪など引かせたら大変。

三男には、長男が高校受験の時に買った電気座布団を使い、お友達には、家にあるという電気毛布を持ってきてもらいました。



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我が家にある電気座布団。
電気毛布よりも面積が小さい分、低い消費電力で使えます。





キャンプといっても、いろいろなスタイルがありますが、私の理想とするキャンプは、なるべくモノを少なくしながらも楽しめるキャンプ。

不便で、ものを少なくして、自然や何もしない環境を楽しむのが、私のキャンプの目的。だから、家のキッチンをそのまま移築したような豪華な設備や、至れり尽くせりのおしゃれなグランピングサイト、普段はしないような豪華な手の込んだ料理というのも、なんだか違う。

そうしたキャンプスタイルを否定しているわけじゃないんです。そういうのもとても素敵だし、贅沢なキャンプ。でも、私のやりたいスタイルでない、ということ。

いつか、整備されたキャンプ場でないところでも野営してみたい、と考えると、冬でも電源をできるだけ無くした環境でキャンプしたいなと思うのです。




外気温2度で非電源にチャレンジ

というわけで、子どもたちは電気機器を使用、私は豆炭あんかを使いました。


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サイトについてからテントの設営。




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私は見守りをするだけで、設営はほぼ4年生二人で。
行きの車の中で二人にはテントの設営方法の動画を見せたせいか、20分ほどでテントの設営が終わりました。
高学年になってくると頼りになります。



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夕食に外ですき焼きを食べ、シメのうどんも終わり、ゆっくりと焚き火を楽しみました。
その間に、持ってきた豆炭を焚き火の中に放り込んで、まもなく着火した豆炭を豆炭あんかの中に入れます。

お決まりのスモアなどをいただいたり、コーヒーやココアを飲みながら、子どもたちと星空観察。
ちょうど2学期の理科で天体の動きを学んだばかりで、キレイに見えるオリオン座や冬の大三角形、流れ星などを見つけて大興奮していました。



そうしているうちに、薪の残りも少なくなってきたので、焚き火の火を落としてテントの中に入ることに。

私は、普段から昼寝にも使っているインフレータブルマットと、その下にウレタンのマットも敷いたら、下からくる冷気はほぼシャットアウト。寝袋の足元には、豆炭あんかを入れました。
当日の最低気温は2度。さて、就寝時の暖かさはいかに?


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靴下に使い捨てカイロを貼っていた子どもたちに、湯たんぽがいるかどうか尋ねたところ、とってもあったかいからいらないと言われました。寝袋は見た目よりずっと性能がいいんです。




豆炭あんかはまるでコタツの暖かさ

テントに入ってから、下半身は、寝袋に入りながら、3人でトランプをしました。

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豆炭あんかと寝袋のおかげで、それはもう腰から下がヌクヌク。まるで、コタツに入っているような感じ。

一度暖まったら火が消えるまで冷めない豆炭あんか。
それからも、ずっと私の足元を暖めて続けてくれました。
春にキャンプした時には、寒くて何度も目が覚め、震えもきてあまりの寒さに「死ぬのかな」と一瞬思ったぐらい寒かったのですが、今回は朝まで暖かく、ぐっずり眠れました。

本当のことを言えば、夜中に一度、目が覚めました。足元が暑すぎて、履いていた靴下とレッグウォーマーを脱ぐためです。


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ゆっくり眠れすぎて、朝は子どもたちに起こされました。
朝ごはんは、家で仕込んできた野菜とクリームコーン缶使った簡単スープ、ソーセージのソテーをバターロールにはさんでホットドックとカンタンに。私はコーヒー、子どもたちは甘さ控えめのココアに、昨日の残りのマシュマロを入れて飲んでます。

豆炭あんかは、まだまだアツアツでしたので、朝ごはんを用意している間も、寒い冬の朝でしたが膝の上に置いてヌクヌクしていました。

初めての冬のキャンプで大活躍した、豆炭あんか。
念のため、愛用している湯たんぽも持って行きましたが、豆炭あんかの熱量にはとうてい叶わず、出番がありませんでした。

湯たんぽは直火にかけられる金属製なので、お湯を入れ替える手間がないから、家では毎日使っていますが、中にお湯が入っているから、外に持ち出しはできません。

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ちなみに、ハクキンカイロも持って行きました。念のため持参したけど、今回は出番なし。
就寝時だけなら、子どもたちの足裏に貼った使い捨てカイロの代わりに次回はこちらを使ってもいいかな。
座っている時なら、背中やブーツの中に仕込んで、暖をとることもできます。


豆炭あんか 豆炭アンカ 大きさ 比較
それこそキャンプなら、現地で水を調達して、お湯を沸かして湯たんぽを作ることもできますが、やはり水を入れ替えとなると、手間は否めません。いっぽうで、そのまま持ち出せる豆炭あんかは、家やキャンプだけでなく、さまざまなシーンで活用できます。


冬キャンプに適した暖房器具もいろいろ便利なものがたくさんあります。
出発前は、灯油のストーブやカセットガス を用いた暖房、ガソリンバーナーの上に乗せる簡易ヒーターなども検討しましたが、最低限豆炭あんかがあれば、大阪では冬の屋外でも暖かく寝られることがわかりました。

今回の、豆炭あんかで暖をとる冬のキャンプは、冬の災害があっても乗り切れるという確信につながりました。

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豆炭あんかと湯たんぽ。普段から活用して、シーンによって使い分けて、寒い冬も暖かく楽しみたいと思います。




燃料は、着火が簡単なこちらを使っています。

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