そろそろ、年の瀬も押し迫ってきましたね。
今年の出費も、そろそろ目処がついてきました。
今年は、教育費がかなり家計を圧迫しました。
今年の我が家の教育費、かなりの金額になりました。
2019年教育費の総額は?
我が家は、私立大学理系の長男、公立中学3年の次男、公立小学校4年の三男です。
2019年、12月15日の時点で、かかった教育費は451万円。
月平均にすると、38万円ほどです。
10月の時点で、家事家計講習会のときにこの数値を発表した時は10ヶ月平均の金額を出したので、月平均43万円でした。
幸い、11月、12月はそれほど大きい出費がなかったので、総額は増えておらず、1ヶ月の平均は5万円ほど減少しています。
教育費の内訳
今年の教育費の中で、高額になったカテゴリー3つは以下。
1位 長男学校関係費
2位 長男受験費用
3位 次男高校受験塾
1位 長男学校関係費
長男の学校関係費は、1年の教育費の約 41%になりました。
円グラフの濃い青の部分です。
4月に入学した大学の入学金と1年分の授業料です。
私立では、学部によって授業料が異なります。長男な理系なので文系より高額です。
結構高くついたのが通学費用。こちらも学校関係費に含まれています。
2位 長男受験費用
長男の受験費用は、予算の倍近くかかってしまいました。
円グラフの、薄いブルーの部分です。
今年の教育費の約 24%が受験費用になりました。進学した学校の入学金は含まれていません。
長男は、今年の受験で国立私立あわせて複数校受験しました。
そんなに多く?という感覚なのですが、浪人生で後がなかったため、念のため滑り止めや、滑り止めの滑り止めまで受けました。
家から通えないところも受け、そちらは宿泊料や新幹線代も計上しています。
ちなみに、大学受験生が地方を受ける際、親がついていく人も一定数いるらしいですが、我が家はそんな考えは毛頭ありませんでした。もし、親もついて行くなら、そのぶん多くかかりますね。
子どもが試験を受けている間、説明会や不動産や寮の案内をする学校もあります。
複数の学校を受験して、第一志望の学校の受験は、残念な結果となりました。念のため受けた、ほかの複数からの学校から合格をいただきました。
進学できる学校は1校だけなので、結果的にはほかの学校の受験料はムダに支払うことになったのですが、じゃあ受験したことがムダだったかといえば、すべて落ちてしまうことを考えると、全くそんな気はしませんでした。
3位 次男の高校受験塾
次男の塾代は、今年の教育費の16%になりました。
円グラフのグレーの部分です。
来春には、高校受験の三男。今年は中3なので、塾のコマ数も増えて、忙しそうにしています、塾は、地元では大手の集団塾です。
通っている塾は、近隣のほかの塾より高めと言われていますが、個別指導の塾ほど高額ではありません。個別指導なら、とるコマ数に比例して、塾代も変わります。
自分で勉強ができる子は、中には塾に通っていなかったり、中学でも3年の途中から入塾してくる子もいます。そういう場合は、高校入学までの教育費は抑えられますが、我が家の次男のように中一のはじめから塾に通っていました。
高校入試塾の費用を考えると、中学入試して、中学から私立に通い、高校受験をスキップするのと、それほど大きく費用は変わらない可能性もあります。
ただ、中学入試自体にも費用が掛かるので、やはりその分中学入試のほうがかかるかもしれません。
とはいえ、中学入試して中高一貫校に入学すれば、早く大学入試に必要な過程を終えて演習時期が多く取れるため、大学入試をより高い目標に設定できるか、浪人の可能性を下げることもできるかもしれません。
費用面だけを見ると、中学入試したほうがかかる、とも言えないと思います。
家計の話からは外れますが、一生の友達ともなりえる中学時代の友人が、公立中学の子になるのか、私立中学で見つけるかによっても変わってきます。
私は、中学受験したので、中高の友達は同じです。一方で、高校から入学してきた友人は、家の近所にも中学時代の友達を別に持っているのが、羨ましいなと思うこともあります。
金額は大きかったけど、ほぼ予定通り。
家事家計講習会の時もお話させていただいたんですが、友の会に入会した長男が1歳の頃、家事家計講習会の発表で、大学生のお子様2人の教育費が月に40万かかる、というお話を伺い、その金額の大きさに驚愕しました。今から約20年前のことです。
当時は、子どもが一人だけだったし、まだ幼かったので、月に40万円という数をリアルに感じることができませんでした。
そして、20年経ってみると、本当に月40万ほどかかっていたんですね。
家計簿やライフプランをつけていたから、子どもを3人持つことも、将来かかるであろう月40万も、恐れることはありませんでした。
子どもが小さい頃は、家計に対して、なんとなく不安を感じていたものです。
それは、自分が、家族が、何が必要で、何が必要でないのか。そして、その必要なものを所持するためにいくらかかるのか、ということがなんとなくしかわかっていなかったからです。
月に40万というと、我が家のような庶民の家庭にとって、小さい金額ではありません。
でも、あらかじめ「これぐらいかかる」とわかっていたから、とくに慌てることなく、奨学金を借りず、教育費を準備することができました。
今年1年の教育費は、予算オーバーにはなりましたが、家計全体では、幸いにして赤字にならず、貯金を切り崩すこともありませんでした。
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