習慣化すると、得意でないことも体が勝手ににうごいて決めたことをこなすことができます。
苦手なことを習慣化する
真の習慣化とは、歯磨きと同じ。
食べ終わったら、なんとなく洗面所にいって、歯をみがいてしまう。
食事がおわれば、気持ち悪いので歯を磨かずにはいられない。
そんな状態が習慣化といえます。
やらなければ気持ち悪い、体が勝手に動くというわけで、私は、特に苦手なお掃除を朝の家事の時間に習慣として取り入れています。
手順も、かかる時間ももう決まっているから、なにも考えずにできるのです。
ああ、苦手だな、いやだな、とおもう間も無く終わってしまう。
始める前に、さあ、これをはじめよう、と気合をいれることもなく。
これが終わったら、次にこれ、というように、淡々とこなすだけ。
気がついたら、いつのまにか終わっている。
無意識の動作を手に入れる
生まれたての赤ちゃんは、なにもできません。
無意識で、なにかを実行する能力はありません。
生まれてから、ものすごい勢いで、様々なことを日々学んでいます。
はじめはできないことでも、何度もチャレンジして、できるようになる。
たとえば、スプーンを手に持って口に運ぶこと。
大きくなったら、スプーンですくって、口に運んで食べることなんて、なにも意識しなくてもできることですよね。
赤ちゃんはそれができません。
何度も繰り返し、練習し、なんども失敗したりしながら、自分でできるようになる。
上手に食べれた時は嬉しそう。
それを繰り返すうちに、意識しなくてもふつうにスプーンを扱えるようになります。
そうやって、無意識で体を動かすことを獲得するんですね。
同じように、習慣となるまでは、すこしだけ意識することが必要。
でも、いちど習慣として獲得すると、前の動作が終わったら自動的にその動作に無意識に移ることができるようになります。
この無意識の境地が習慣化。
一つだけ習慣化してみる
習慣化、習慣化する、というけど、ひとつのことを習慣化するには、二つ以上のことを同時に取り入れようとおもってはいけません。
まず、ひとつのことを習慣化して、それが苦なく、なにも考えず毎日決まった時間にできるようになってから、次の新しいことを取り入れるように。
新しい本を読んだ直後など、あれこれと新しい情報やノウハウが載っていて、つい全部とりいれたくなったりするけど、そこはガマン。
一つだけやってみる。
繰り返し繰り返しやってみる。
無意識でできるまでやってみる。
そして、身についたら、またひとつ、ほかの習慣を増やしてみる。
一年で、どれぐらいのことができるようになるでしょう?
できることが増えれば、大人でも嬉しくなります。
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捨てても、大丈夫だったもの。