ガラス瓶の蓋が、固くてなかなか開かないことってないですか?
私は、結構握力には自信があったんですが、やはり年々弱くなってきているのか、固くてなかなか開かない、ということも増えてきました。
特に、ジャムやトマトソース、ピクルスなど、酸味の強い食品がはいっている瓶は、固く締まっていて開きにくいような気がします(気のせい?)。
さて、そんな時、どうされていますか?
よく言われているのは、こんな感じでしょうか。
1 他の人に頼む
2 手に力がはいるように工夫してみる
3 蓋を温めてみる
4 蓋を軽い力で回して開ける道具を使う
1 他の人に頼む
自分が開けられないと、より力の強い人に頼めば難なく開くこともありますね。
我が家でも、わたしが蓋を一発で開けられなくて「うーん」とやっていたら、大抵長男か次男が「どれどれ」といってやってくれることが多いです。
息子たち、なぜかこういうの進んでやりたがります。自分の腕試しをしたいんでしょうか。
とはいえ、夫も息子もいなければ、この方法は当然使えません。
2 手に力がはいるように工夫してみる
濡れ布巾で、蓋を包んで回してみたり、蓋にゴムを巻き付けたり、ゴム手袋をはめて蓋を回してみると、素手よりも力が入りやすくなり、また滑りにくくなって蓋が開けやすくなります。
でも、手強い瓶はこれでも開かないこともありますね。
3 蓋を温めてみる
ガラス瓶の本体のガラスと、蓋の金属の、熱の膨張率の違いを利用するものです。
蓋である金属のほうが膨張率が高いので、蓋を熱めのお湯で温めると、蓋との緩みがでて開きやすくなります。
これも、有効な方法ですが、熱湯を用意したり、ちょっと面倒くさい。
また、これでもやはり開かないこともあります。
4 蓋を軽い力で回して開ける道具を使う
たとえば、こんな道具とか、
こんな道具とか、
を使うと、簡単にあけることができます。
でも、私は、このような専用の道具を持っていません。
私は、上の1-4のどの方法も使わず、別の方法で蓋を開けています。
キッチンにあるあの道具で瓶の蓋を開けてみる
いつも、愛用中の万能包丁研ぎについている突起の部分を、
瓶と蓋の部分に差し込んで、蓋に力がかかるように少しだけ隙間を入れます。
すると、中に空気が入って真空でなくなるので、本当にあっけなく蓋をあけることができます。
瓶詰めのメーカーは、おそらく瓶が割れることがあるといい、推奨していない方法かもしれません。
もしかして、拍子に瓶に傷がつき、瓶が割れてしまうようなこともあるのかもしれません。
とはいえ、私は何十年もずっとこの方法で開けていますが、割れた瓶など1つもありません。(もし、試していただくなら、自己責任でおねがいします!)
ただ、この方法で開けてしまうと、蓋に若干ねじれが生じてしまうため、瓶や蓋を再利用して、自分で瓶詰めを作りたい場合は、残念ながら使えません。
便利な道具を買う前に、手持ちの道具を使ってみる。
私が使っているのは、手持ちのグローバルの包丁とセット売りになっていた、万能包丁研ぎ。
大きさ比較のためにカードの横に置いてみました。こんなに小さいけど、意外と万能なのです。
我が家のキッチンでは、たまたま手に取りやすい場所に包丁研ぎが収納してあります。このシャープナーにちょうどいい突起があったので、ずっとそれを利用しています。
これを使うと、手持ちのグローバルの包丁の切れ味がぐっと良くなるので、手放せません。
同じシャープナーを買う必要はもちろんありません。
たとえばお手持の栓抜きや缶切りでもいいし、工具箱の中のキリや、マイナスドライバーでも構いません。
専用の道具を使うと、もちろん一番簡単に、その目的を遂げることができるでしょう。
たとえば瓶の蓋を開けるなら、蓋オープナーのようなものがあれば便利。
でも、手持ちの道具を探してみると、もっているものでも間に合う、ということが、意外とたくさんあるはず。
「便利そう」な道具はなくてもいいかも、と考えてみる。
様々な動作をするキッチンでは、こうした便利そうなアイテムがたくさん売られています。
でも、その、専用の便利アイテム、毎日、使っていますか?
他のもので代用できませんか?
そのアイテムの整理がつかず、イライラしていませんか?
それ、本当に必要ですか?
それらの道具を、ちょっと整理してみましょう。
もしかして、狭いと思っていたキッチンが、もっと広く、快適に使えるようになるかも。
思っていたより、基本的な道具だけで、結構いろいろな料理を作れるものですよ。
北欧流、ミニマム、シンプル、ナチュラルな暮らし。
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