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男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

捨てて失敗!と思った子どものもの。


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今年から大学生になった長男。


小、中と野球、陸上とスポーツを続けていたのですが、高校の途中から写真部に移籍。
それから、もう多分スポーツはしない、というので、競技用ウエア類は処分しました。

高校卒業時、学校で使っていたものも処分するとき、体操服だったジャージ上下と上履きだけは、災害のための「非常持ち出し」または「たまに運動したくなったとき」用に捨てずにおいておきました。

捨てなければよかった靴

そんな長男が、大学の体育の授業で体育館シューズが必要というのです。
しまった、高校の時の体育館シューズ、取っておくんだった!と二人で思いました。



体育館シューズといっても、こんな感じ↓のきちんと運動できるスニーカーです。


体育館は綺麗だし、上履きのように頻繁には履かないので、かなり綺麗な状態でした。

それでも、「普段使わないのに、かさばるから」という理由で、比較的きれいな上履きだけを残し、体育館シューズは高校卒業と同時に捨ててしまったのでした。

というわけで、体育の授業で使う体育館用シューズを新規に購入することに。


長男のミニマリストぶりを垣間見た

そして、長男が選んだのは、いつも外で履いているスニーカーとまったく同じものでした。


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実は長男、同じスニーカーをもう5回ほどリピート買いしています。

大学の体育館シューズとして使い終わった後は、普段にも履けるようにいつも履いているのと全く同じものにしたよう。




靴を履き古したら、また同型の同色を買い続ける長男。

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こんどは違う型にしてみたら?とか、こんな靴もあるよ?
少なくとも、ちがう色にしてみたら?といっても、全く同じものをリピート買いします。

ファッションにあまり興味がないのもありますが、新しい靴を選ぶ労力とか、もし新しい靴を履いて足が痛くなったり、サイズが微妙に合わなかったらいやなのだそう。

こういう靴の買い方ができるのも、「定番」がある海外メーカーならではですね。国内メーカーだと、型が変わったり、違うデザインになってしまうことが多いですから。

長男は、私以上のミニマリストなのかも、と思ったエピソードでした。


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でも「また使うかも」とおいておくことはしない

あの時、体育館シューズを捨てなければ、今回は買わずにすんだのです。

では、あのとき「また使うかも」と取っておいた方がよかったのか?捨ててしまって後悔があるか?と言われれば、

NO、とはっきり言えます。


今回のように「捨てなければよかった」と思うこともたまーーーにありますが、それは年に1回もありません。

「また使うかも」と言い訳にして取っておくと、なにも手放すことができません。そうして、家は使わないもので溢れてしまうのです。

私の感覚では、「いつか使うかも」は、99%の確率で「絶対使わない」、1%の確率で今回のように「また使うことがあった」という程度。その、可能性の低い1%のために、いつ使うか想像できないようなものは、持ち続ける必要がない、と考えるのです。

でも、4年後に次男が高校卒業する時には、上履きではなく、体育館シューズを取っておくことにしようと思います


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