cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

ミニマリストが絶対に買わないもの。


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ものを持たない暮らしのキモは、
「不要なものをもたない」こと。

使うかも?
好きかも?

と思っても、「使わないなら持たない」が基本。

だから、私が絶対に買わないもの、



それは福袋。
無印の福袋、明日までの予約注文ということですが。



偶然にも、ラッキーにも、私の今必要なものがすべて入っているなら、買うかもしれません。
でも、そんなことは絶対にありえない(私の場合)。

福袋のいいところは、中身の総額が通常で買うよりも「安い」こと。
(もちろん、何が入っているかが楽しみ、という方には、中身がわからないのはメリットかもしれませんが、私にとってはデメリットでしかありません)

その「安くて嬉しい」のって、買った時が「嬉しい」のマックス。
だって、安く買うことが「嬉しい」のだから。
それが、たまたまよく使うものだったら本当にラッキーのですが、使われないものを買ったところで、捨てるのはもったないわ、いつまでも家に置いてあってじゃまになるわで、いいことひとつもありません。

一方、大好きなもの、必要なものを買ったときは、当然繰り返し使います。
使いこめば使いこむほど、「私のもの」になっていく。だから、手放す時まで、使うほど「嬉しい」時間が増えるのです。


だから、「お得」という理由だけの福袋は、絶対に買うことはないでしょう。

もしかしたら、「中身が分かって」しかもその中身がぜんぶ「今」「必要なもの」だったら、「買い」ですが。それは、もはや福袋ではありませんね。
以前は、無印でも中身がわかる福袋を店舗でうっていたような。でも、今年はネット予約限定だそう。



買いものって、楽しい。
それは、こんな私でもよくわかっているんです。

いままで、買い物そのものを楽しんでいた時期もありました。でも、それによって、いろいろな犠牲を払いました。
かつては、うんざりするほど、買い物の楽しさと、それによって失うものを体験しました。


すぐに不要になるものを買って失うのはお金だけではありません。

不用品が詰め込まれたスペース、使っていないものが飾ってある収納、それに積もるホコリ、そのスペースを掃除する時間や手間。不用品を売ったり譲ったりするのも手間がかかるんです。

でも、それによって失うものを冷静に考えてみると、安易に「安い」だけの買い物はしなくなりました。


そういえば、私、12月生まれなので、先日無印から誕生日プレゼントとして500円分のクーポンをいただきました。
12月いっぱいで使わないと消滅するらしいんですが、必要なものが出てこなかったら、無印のネットストアを通して募金しようと思っています。



無印の募金券 無印良品ネットストア