cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

「めんどくさい家事」が「やりたい家事」になる秘訣。私の場合のモチベーションアップ法。


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全て自分で抱え込まなくていいんだ

最近、家事の時短化や、家事をしない、というテーマが流行のようですね。

全ての人が、面倒と思う実務なら「やめてしまっていい」というのが持論です。

というのも、
身体がしんどいときや、忙しくてゆっくり家のことができないとき。

つい、部屋が散らかってしまったり、帰宅後に食事の支度をするのが億劫になり、簡単にすませたり。

誰にも迷惑をかけてないなら、それでもいい。

もし、自分でやりたくないなら、今ならお金さえ出せば、やってくれるサービスもあります。
私の裕福な友人宅は、通いのお手伝いさんがいたりします。
仕事をしているので、ご飯はおばあちゃん担当、なんてよく聞く話。



災害で気づいた、家事へのモチベーション

先日、台風の影響を受け、2日間の停電と断水になりました。

【防災】台風の備え、私の大失敗。 - cozy-nest 小さく整う暮らし


それでも、小・中学校のある場所は停電していなかったので、学校にお弁当を持って行く必要がありました。
水と電気が止まっているので、できることは限られます。
普段ならそういう時は店でパンを買ったり、コンビニでおにぎりを買ったりできますが、当然そのような環境下では、お店のすぐ食べられるお惣菜やパン、おにぎりは全て売り切れで売っていません。
だから、冷凍庫にあるもので、なんとか作りました。
幸い、ガスは使えたので、冷凍してあったお惣菜やソーセージをグリルで温め、作り置きの酢漬けを添えたり。


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停電、断水の中、作ったお弁当。



2日後、やっと電気がついて水が通った後、
「これでちゃんとご飯が作れる!」
そう思いました。



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停電の日の夕食。冷蔵庫に残っていた作り置きのお惣菜をたべました。


そう、私たちが、普段忘れてしまっているのは、あって当たり前だと思っているものへの感謝の気持ち。

心の持ち方だけで、モチベーションのアップはできるんです。

やらなきゃ、とおもうと家事は「めんどくさい」ものになりますが、ご飯を作れてありがとうと思うと、「やりたい家事」になります。


「あたりまえ」のことに感謝したい。

安全な食材が手に入ること

その食材を変えるお金があること

そのお金を得るために仕事があること

健康に仕事を続けられること

食卓を整える環境(電気、水、ガス、スペース)があること

美味しく食べてくれる家族がいること






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それはあって当たり前のものではない。

きっと、どれかがかけても、家族に食事を作ってあげることはできない。

すべてがそろっているのは、とってもありがたいことなんです。

「ありがたい」とは「有り難い」とも書きます。
そう、「ありがたい」とは、「あることが難しいほど、稀なこと」という意味。

私は、寝るまえに毎日、今日も無事に過ごせたことに感謝するようにしています。
安らかな気持ちの中で、ゆっくり休むことができることって、当然ではなく、それだけでもほんとうに有り難いことですね。



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週末は一緒にお昼を作りました



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おうちのサンドイッチ、大好き!

食材に、

環境に、

食べられる健康に、

作ることができる健康に、

感謝したいと思います。


ところで、
きのう、近くで大きな火事があり、知人の家が一時停電していました。
本当に、停電や断水っていつ来るかわかりません。
備えあれば憂いなしです。
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