全て自分で抱え込まなくていいんだ
最近、家事の時短化や、家事をしない、というテーマが流行のようですね。
全ての人が、面倒と思う実務なら「やめてしまっていい」というのが持論です。
というのも、
身体がしんどいときや、忙しくてゆっくり家のことができないとき。
つい、部屋が散らかってしまったり、帰宅後に食事の支度をするのが億劫になり、簡単にすませたり。
誰にも迷惑をかけてないなら、それでもいい。
もし、自分でやりたくないなら、今ならお金さえ出せば、やってくれるサービスもあります。
私の裕福な友人宅は、通いのお手伝いさんがいたりします。
仕事をしているので、ご飯はおばあちゃん担当、なんてよく聞く話。
災害で気づいた、家事へのモチベーション
先日、台風の影響を受け、2日間の停電と断水になりました。
【防災】台風の備え、私の大失敗。 - cozy-nest 小さく整う暮らし
それでも、小・中学校のある場所は停電していなかったので、学校にお弁当を持って行く必要がありました。
水と電気が止まっているので、できることは限られます。
普段ならそういう時は店でパンを買ったり、コンビニでおにぎりを買ったりできますが、当然そのような環境下では、お店のすぐ食べられるお惣菜やパン、おにぎりは全て売り切れで売っていません。
だから、冷凍庫にあるもので、なんとか作りました。
幸い、ガスは使えたので、冷凍してあったお惣菜やソーセージをグリルで温め、作り置きの酢漬けを添えたり。
停電、断水の中、作ったお弁当。
2日後、やっと電気がついて水が通った後、
「これでちゃんとご飯が作れる!」
そう思いました。
停電の日の夕食。冷蔵庫に残っていた作り置きのお惣菜をたべました。
そう、私たちが、普段忘れてしまっているのは、あって当たり前だと思っているものへの感謝の気持ち。
心の持ち方だけで、モチベーションのアップはできるんです。
やらなきゃ、とおもうと家事は「めんどくさい」ものになりますが、ご飯を作れてありがとうと思うと、「やりたい家事」になります。
「あたりまえ」のことに感謝したい。
安全な食材が手に入ること
その食材を変えるお金があること
そのお金を得るために仕事があること
健康に仕事を続けられること
食卓を整える環境(電気、水、ガス、スペース)があること
美味しく食べてくれる家族がいること
それはあって当たり前のものではない。
きっと、どれかがかけても、家族に食事を作ってあげることはできない。
すべてがそろっているのは、とってもありがたいことなんです。
「ありがたい」とは「有り難い」とも書きます。
そう、「ありがたい」とは、「あることが難しいほど、稀なこと」という意味。
私は、寝るまえに毎日、今日も無事に過ごせたことに感謝するようにしています。
安らかな気持ちの中で、ゆっくり休むことができることって、当然ではなく、それだけでもほんとうに有り難いことですね。
週末は一緒にお昼を作りました
おうちのサンドイッチ、大好き!
食材に、
環境に、
食べられる健康に、
作ることができる健康に、
感謝したいと思います。
ところで、
きのう、近くで大きな火事があり、知人の家が一時停電していました。
本当に、停電や断水っていつ来るかわかりません。
備えあれば憂いなしです。
www.cozy-nest.net
www.cozy-nest.net