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男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

【防災】停電対策に、これだけは絶対必要!連絡手段編。電話・メールが使えない!


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停電になって、必要なもの。
照明と情報収集手段について書きました。

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そして、以前の私が見落としていたものがあります。
それは、「連絡手段」。

電気で「これだけは必要」なものとは。

照明
情報収集手段
連絡手段

この3つは絶対に必要です。

逆に、この3つさえあれば、停電はそれほど怖くないかもしれません。
今日は連絡手段編です。


電話、メールは使えない。

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多くの人が、スマホを利用していると思います。
災害に強いのが、LINEやtwitterなど。

なぜなら、電子メールや電話は使えなくなる可能性が高いからです。

電話は、固定電話の場合は、停電によって電話機そのものが使えなくなります。

また、回線のパンクによって、電話が普通になります。
これは、携帯やスマホをキャリア契約(docomoやau、softbankなど)していても、同じことです。
こういう事態は、先の地震で経験しました。


また、メールも、パソコンでしか見ていないなら、デスクトップパソコンが停電によって使えなくなります。ノートパソコンは、充電池があるので立ち上げることはできます。

でも、情報収集手段の記事●も書きましたが、家のネットのモデムの電気が切れてしまえばネットが使えないので、メールに繋がりません。


また、メールのサーバーが災害によってダウンすれば、こちら(メールの受け手)が受け取れる体制にあっても送られてきません。


実は、私は、今年の春まで、スマホは電話しか契約していませんでした。

そんな契約、存在するの?と驚かれたりもよくしましたが、要するに昔のガラケーのプランのままネット接続の契約をしていませんでした。

だから、iPhoneは電話はできるけど、ネットに繋がるのはwifiだけだったのです。

5月から、mineoに切り替えてから、ようやくiPhoneでモバイル通信もできるようになりました。



LINEとtwitterが使えた!

私のiPhoneのように、特殊な契約の人は少ないかもしれません。
でも、停電になったら一切ネットが繋がらない人もいるかもしれません。

例えば、ガラケーを使っていて、普段はガラケーでネットはせず、もっぱら家のパソコンでネットを使っている人。

私の周りでは、シニア世代の方に多くいらっしゃいます。

私は、幸いにも5月にmineoと契約し、wifi以外でもネットを繋げるようになりましたので、6月の地震の際には本当に助かりました。

小学校・中学校も停電し、学校からの連絡メールが、サーバーダウンにより一切はいりませんでした。自治体のHPもサーバーダウンで見ることができませんでした。

子どもたちはもう家を出た後だったので、迎えに行くべきなのか?でも迎えに行ったら逆に学校が混乱しないか?など、迷いました。

でも、地区の子どもの委員さんからのグループメールで、お迎えの手順が共有され、それがLINEづての口コミで広がり、大きな混乱もなく学校まで迎えに行くことができました。

学校からメールの連絡が来たのは、もう皆がすっかり帰宅した夕方でした。


また、先日の台風で停電になったときも、twitterで近隣の様子を知ることがで来ていました。

また、地震の時は、電車が半日止まってしまったのですが、通勤や通学時間帯だったこともあり、家族(または本人)が電車の中で何時間もカンヅメ状態になった、という友人も。そんなときも、お互いがLINEで連絡を取り合えたことで、安心できたという話をよく耳にしました。



6月の地震と、9月の台風。2回の停電を経験して、一般的に言われている
「災害時には、メールや電話よりも、LINEやtwitter などの方が繋がりやすい」ことを実感しました。

災害時に誰でも使える無料wifi「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」


では、ネットは確実に繋がるか、と言えば、もっとシリアスな状況になったときには、4Gなどの通信回線もパンクしてしまいます。


そんな時は、「無線LANビジネス推進連絡会」が提供する「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」というサービスを利用できます。

00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)とは、日本における大規模災害時に、情報収集や安否確認などを支援するために無料で提供される公衆無線LAN(Wi-Fi)アクセスポイント[1]。日本国内の無線LANに関係する企業で構成される「無線LANビジネス推進連絡会」が主導となってサービスを提供している。

00000JAPAN - Wikipedia






原則としてdocomo Wi-Fiやau Wi-Fi SPOT、ソフトバンクWi-Fiスポットといった通常時は利用者が契約者に限定されるアクセスポイントを臨時で認証なしに利用可能にするものである[2]が、必要に応じて避難所などに臨時で設置されるアクセスポイントもこのSSIDにて接続可能となる。

00000JAPAN - Wikipedia


2016年4月の熊本地震からサービスの提供が開始され、2018年の大阪地震でもこのサービスが提供されました。

こういうものがある、という情報だけでも知っておくと便利です。





mineoで災害時に無料でパケット10GBまで解放。


情報収集手段として、もはや欠かせないスマホ。

私は普段は家と職場ではwifiを利用しているので、mineoの契約はたったの1GB。
でも、「節約モード」という、パケットを消費しないモードでいろいろなことができるので、必要なパフォーマンスを十分に享受しています。


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とはいえ、災害時にはwifiを使えなかったので、情報収集のために普段より多めにパケットを消耗していました。

私の契約しているmineoは、「フリータンク」というシステムがあります。
月にくりこせないパケットを、大きな「タンク」に寄付。一方、パケットが足りなくなった人が、一定パケットを「タンク」から無償で引き出せるサービスがあります。

月末に、いつもより多く使っちゃったかな、というときも、タンクから引き出せる、というわけです。

引き出せるパケットは、少量なのですが、万一の時には便利です(もちろん、有償で一定パケットを購入することも可能)。

そして、mineoは、災害時には、この「フリータンク」を解放してくれています。

6月の大阪の地震では、この「タンク解放」がありました。

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地震の翌日には、こんなメールが届きました。


この時は、私は利用しませんでしたが、回数制限なしで10GBまで引き出すことができました。


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2018年9月現在では、9月の北海道地震と、8月の西日本の大雨の被災した地域にも解放されています)

このようなサービスがあるのは、大変ありがたいです。
だから、1GBという低容量のサービスでも安心して使い続けることができています。



夫もmineoと契約。

私が格安 SIMの本格検討を始めたのが5月。夫も、一緒に契約した方が節約できて、使い勝手がいいのはわかっていたのですが、夫は

「万が一使い勝手が悪かったらauに戻るは高くつくし、面倒。」

と言って、とりあえず私が一人で先にmineoを契約。

2ヶ月使ってみて、納得できる料金と使い勝手だったので、夫も8月にmineoに契約しました。
やはり、災害時に連絡がつきにくい、ということも、契約の大きな要因となりました。


mineoには、特定の相手にパケットをプレゼントする「パケット交換」というシステムがあります。

二人以上でmineoに加入すると、「パケット交換」で、相手に繰越期限が切れそうなパケットをプレゼントしあえば、永久に余ったパケットを繰り越すことができます。


このシステムを利用すると、普段はあまりパケットを消費せず、旅行や出張などたまにだけドンと使いたい、私のような使い方の人には、低パケットの契約でも節約しながら十分にスマホを使うことができます。

私と夫が加入している大人気の1GBプランは、9月で終了してしまいました。
500GBなら1400円から、3GBなら1600円から(いずれもDプラン)スマホを使えます。

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mineoサイトから加入すると、Amazonのギフト券1000円を後日受け取ることができます。

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