7月6日発売の雑誌「ESSE」の特集『「今どき固定費」見直しマニュアル』に掲載していただいています。
特集『「今どき固定費」見直しマニュアル』の監修は、家計再生コンサルタントの横山光昭さん。
負担の少ない家計管理は、固定費削減から。
固定費とは、毎月、または毎年定額で、定期的に発生する費用のことです。
光熱費や住居費、保険料、通信費、新聞代、駐車場代などがあげられます。子どもがいる家庭では、習い事、お小遣いなどもこちらにふくまれます。
多くの方が、「必要」「仕方ない」と諦めていることも多い固定費。
でも、その中にムダが潜んでいることに目を向けないことが、固定費が多くかかる理由でもあるのだそう。
「4大固定費」とは?
横山さんが、固定費を削減することで、ラクに節約ができることをわかりやすく解説してくれています。
また、見直しポイントを、費目ごとにわかりやすく説明。
「4大固定費」とは、
・水道、光熱費
・通信費
・保険
・住居費
だそうです。
おそらく、この順番は、見直して、着手しやすい順番になっているのではないでしょうか。
横山先生のベストセラー。
固定費削減は、まずこの本をお読みください。
我が家の固定費の実情
ESSEでは、我が家は、固定費を削減して家計がラクになった事例として、取り上げていただきました。
節約といっても、ガマンや忍耐が不要なのが、固定費の削減です。
私も、家計簿をつけていますが、予算の範囲内で、自由にお金を使っています。必要なものをガマンしたり、切り詰めたりする努力は、ほぼしていません。
私の実感としては、ESSEに取り上げられていた順番
・水道、光熱費
・通信費
・保険
・住居費
より、その逆の
・住居費
・保険
・通信費
・水道、光熱費
の順で、より節約効果が高いと実感しています。
というのも、住居にかかる費用は、その他のどの費用よりも高額だからです。
また、保険というのも、分割で払っているとわかりずらいですが、生涯に渡って積算すると何千万円と相当な金額になることもあります。
今回、ESSEの記事では保険料の平均額が「2万6777円」となっています。
その額を、例えば30歳で結婚して定年の65歳まで払い続けると仮定すると、保険料だけで1125万になりますね。
実際、医療費がかかってくるのはもっと高齢になってからですから、それを継続すると、保険料はもっと高くなる可能性があります。
我が家は、家族の人数も大きめ(5人家族)で、共働きのこともあり、お金の出入りも頻繁です。でも、固定費は、一度見直せば、出費が不変。だから、固定費に不要なお金を払わないことによって、他の費目にゆとりを持ってお金を使うことができています。
我が家で、固定費を見直して、とくに効果的だと感じているのが、住居費と保険、そして通信費です。
住居費の見直し
住居費は、家をコンパクトにしたことで、家そのものにかかるお金を削減できるほか、光熱費や固定資産税なども自然に抑えることができます。
ただ、実際に住居費を抑えようとするなら、引越などを伴うので、多くの人にとってはハードルが高く、なかなか実行には移せませんね。
まず、家じゅうの不要なものを手放してみたら、ほんとうはそれほどひろいスペースは要らないかもしれない、ということがわかるでしょう。
また、実際に引越をしなくても、家がすっきりすれば、家事の労力が格段に減ります。それだけで、主婦にとっては大きなメリット。
また、家事に掛けていた時間を減らし、そのぶん外で働く時間をふやすことだってできます。
持ち家でないけど、家の購入を検討している人なら、「家を買う必要があるか」「そんな広い住まいは必要か」など、固定観念を見直すところで、意外な解決策があるかもしれません。
住居費削減の効果は、書籍「3人子持ち 働く母の モノを減らして 家事や家計をラクにする方法」、小さな住まいのメリットは書籍「時間とお金にゆとりができる「小さな家」: 働く母の家事が本当にラクになる部屋づくり」に綴っています。
保険料の見直し
我が家の場合、保険は、学資保険に手厚く入っています。学資保険は、加入者が万が一のとき、以降の保険料の支払いが免除になるのが最大のメリット。だから、子どもがいる家庭では、ある意味で生命保険がわりになります。
満期になり、戻ってきたお金は、かならずしも学費につかう必要はないので、そのときの家計の状況によって自由にお金を使えるのもいいところ。
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我が家は、掛け捨ての医療保険は、夫と私、長男だけが加入しています。
住んでいる自治体では、乳幼児医療の拡充があり、中学卒業まで乳幼児医療の恩恵を受けられるようになったので、中学生の次男、小学生の三男は医療保険には加入していません。
下の2人は、ふたりとも活発だしスポーツをやっているので、怪我をしやすい状況ではあるのですが、学校の医療費助成制度やスポ少で加入している保険があるので、怪我したときにはそちらを使えます。
掛け捨て保険は、あくまで掛け捨て。
だから、怪我や病気をせず、使う機会がなければ、捨てているのと一緒。だから、掛け捨てのものは最小限のものに抑えて、病気やけがをしたときに家計からきちんと医療費をだせるよう、そのぶん家計にゆとりを持たせています。
我が家で加入している掛け捨て保険は、夫と長男がCOOP共済。私が全労済。いずれも、一年に一度還付金があります。
保険に関しては、またあらためて記事を書きたいと思います。
通信費
我が家の通信費は、家族で1万円ぐらい。
夫婦と長男はスマホを所持、家は光回線で、次男がwifiでネット動画を楽しんでいます。
先日は、私が格安simに乗り換えたことで、さらに使い勝手が良くなりました。
今回、ESSEの記事では通信料の平均額が「1万8211円」となっています。うち、スマホの平均所有台数は、2.32台。
一方、我が家の通信費は1万円ほど。スマホは3台、固定電話と家の光込みです。
もしまだ一家で20000円もの通信費を払っているのなら、検討の価値がありです。
私が使っているのは、mineo。
「mineo紹介キャンペーン」にて申し込むと、Amazonギフト券1,000円分のプレゼントがあります。
紹介アンバサダー 紹介される方専用ページ|特集|格安スマホ・SIM【mineo(マイネオ)】
光熱費
我が家の電気代は、年平均で6000円ぐらいです。
夏はエアコンもかけるので、夏は1万円を超える月もありますが、冬は3000円代の時もあります。
5人家族にしては、安い方なのかな?
とはいえ、何かを我慢しているとか、いつも節約を心がけている、など全くしていません。
長男、次男が個室で過ごす時間が長くなったりして、むしろ光熱費高騰の要因が高くなってきているにもかかわらず、ここ数年は横ばい。
というのも、そもそも住まいが小さくて、しかも集合住宅なので、冷暖房効率がいいからかな?と思っています。
暑い日は、やはりエアコンをかけることもありますが、すぐに快適な温度になります。
これが、吹き抜けのある、大きなお部屋なら、相当エネルギーがかかるでしょう。
また、それが戸建てなら、なおさらです。
もちろん、吹き抜けのあるような住まいは素敵だと思います。
でも、私には「不要」です。
思い込みを捨てると、固定費は削減できる
結婚したら家を買わなきゃ。
家を買うなら、できるだけ広い家がいい。
家を大きくしたら、部屋もスッキリするはず。
住宅ローンを借り換えても、大して出費は変わらない。
家賃は、交渉しても安くならない。
引っ越ししたら余計にお金がかかる。
携帯会社を今変更したら、違約金を取られるから損する。
入院したらお金がかかるから、入院一泊につき1万円ぐらいでる保険が必要。
固定電話は当然あるもの。
ケーブルテレビの有料チャンネル、あまり見ていないけど、解約が面倒。
携帯電話にオプション料金を払っているかもしれないことを、知らない。
格安simって、なんだか怪しい。
なんとなく続けている子供の習い事がある。
それ、本当に「必要」ですか?
もちろん、すべてが「不要」だとも思いませんし、家族の意見も重要です。
例えば、わが家では、夫が固定電話は必要と考えているので、固定電話はおいています。
インターネットは有線本当はwimaxにした方が安くなりますが、google photoを使っている長男の意向で家のネットは現在kddiの光にしています。
必要なのは、思い込みを捨てて、状況にあわせて一つずつ見直すこと。それが、固定費削減の第一歩です。
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