先の地震で、我が家でも、ガス、電気が一時期ストップしました。
電気は、30分ほどしてすぐに復旧しました。
ガスは、復旧までに数時間かかりました。
地震の後、これがあって良かった!と思ったものを紹介します。
カセットコンロ・カセットボンベ
ガスがとまってる。不本意ながら災害でガスコンロ活躍中。 pic.twitter.com/x82DybsrUM
— オズ@cozy-nest小さく整う暮らし (@ozcozynest) 2018年6月18日
大きな揺れが収まり、小学校に子どもを迎えに行って、帰宅後。
なんだかドギマギした気分がずっと治らなくて。
ガスが止まっていたので、落ち着くためにお茶でも飲もうとさっそくカセットコンロでお湯を沸かしました。幸い、水道は止まっておらず、すぐに使うことができました。
ゆっくり淹れたコーヒーは、なかなか落ち着かない気分を、少しだけおさめてくれました。長男と次男はお弁当があったのですが、三男と私はお昼に私のお弁当のおにぎりと、家にあったカップ麺を分けて食べることにしました。
我が家のカセットコンロは無印のものです。スッキリとしたデザインが気に入っています。
おしゃれなものは高いのですが、無印のは安価で頑丈です。
こちらは小型のもの。専用ケースもあるので、日常ではあまり使わない人やアウトドア向けの商品だと思われます。
コンパクトなので、収納にも便利ですね。
キッチンのコンロがガスの場合は、別途ガスコンロかIHクッキングヒーターを持っていると安心です。
わが家は都市ガスですが、万が一ガスコンロがなくなっても、電子レンジでお湯を沸かしたり食品を温めたり、簡単な調理をすることならできるので、別途IHクッキングヒーターの導入は考えていません。
もし、キッチンのコンロがIHの場合は、ガスコンロを持っておくと、何かと安心です。
地震の次の日、ホームセンターに別のものを買いに行ったら、ガスコンロとガスボンベは売り切れてしまっていました。
非常用のカセットボンベは、何本必要?
カセットボンベは、火力を強くして、1時間ほど持ちます。
家族4人分の簡単な調理をするのに、20分ほど要するなら、朝、昼、晩の食事で、60分。つまり、災害には1日に1本ほどあれば間に合います。
非常用の食料は、7日ほどは用意しておきたいところ。最低でも3日ほどはあったほうがいい。
7日間、キッチンのコンロが使えないことを想定すると、7本あれば、最低限は確保できそうです。
茨木市や高槻市では、まだガスが復旧していないそうです。大阪ガスは、25日の全面復旧を目指しているそう。地震から7日間ほどの備えが必要だったということですね。
カセットガスは、卓上で焼肉や、冬場にお鍋などをするときにも使うので、まとめ買いしています。地震当日、わが家には10本のガスボンベがありました。
我が家の無印のガスコンロは、イワタニのOEM製品なので、イワタニの純正のカセットボンベが使えます。こうしたものは、安全性を考えて日本製を選びたい。
アウトドア用のサブバーナーは非常時にも便利
我が家は、寒い日に釣りやアウトドアに行くときのために、小型のガスバーナーもあります。もし、調理をせず、お湯を沸かしたりするだけなら、小型のバーナーでも事足ります。
折りたたんだらこんなに小さい。これは本来はアウトドア用品。
18cmのクリステルを載せたところ。普通に使え安定性も良いです。
ただ、あまり大きなお鍋などを使うと、ボンベが過熱されすぎて危ないので、あまりオススメしません。
釣りに行くときには、専用のケースに入れて。
こんなに小さく、かさばらないのが気に入っています。
アウトドア用のガスではなく、普通のカセットガスが使えるところが我が家向き。
ガスは間も無く復旧したので、カセットコンロはコーヒーとカップ麵のお湯を沸かしただけでしたが、もしガスの復旧が長引けば、持っている二つのカセットコンロを使って、簡単な料理を作ることもできます。
大きい鍋やプレートを使うときには、遮熱板があるとより安心して使えます。
我が家にはクッカー(アウトドア用の小さいお鍋)があるので、そちらでお湯を沸かしたり、簡単なお料理ができます。
クッカーの中に、ぴったりとジュニアガスバーナーが入ります。釣りに行くときのクーラーボックスにこのまま収納しています。
飲料水とお風呂の残り湯
我が家の近辺では、断水はなかったのですが、今回の地震で水が使えなくなった地域もありました。
また、集合住宅など、建物によっては、水道のポンプが電気で動かすタイプのため、停電になれば水道も同時に使えなくなる建物もあります。
実際、私は10階建のマンションに住んでいたとき、水道ポンプが電気式で、ブリザード(猛吹雪)による停電で水も電気も使えなくて困ったことがありました。
水は、飲用に一人2L1日に必要だそうです。5人家族なら10L。ペットボトル5本。
普段は、水を2ケース(48L)常備していますが、それでは足りなさそうだと思っています。
地震が起きて、すぐに水が出るか確認して、それがわかると、余震で起こりうる断水に備えて、地震の後すぐに空いているペットボトルや水筒、お鍋などに水をたくさん張り、冷蔵庫や野菜室に詰め込みました。
我が家では、空いている水筒が何本もあったので水筒に入れましたが、空いているペットボトルをいくつか取っておくと良いですね。もし、断水したときに給水車に水を汲みに行くときも使えます。
また、もちろん水が最適ですが、ほかの飲み物や食品からも水分を摂取することができます。豆乳や、ジュースは、少しだけですがいつも余分に買ってローリングストックしています。
水は、災害用だけのために備蓄。期限が切れそうになったら、日常づかいに。
我が家は、最近夫がハイボールを飲むので、炭酸水もケース買いしています。炭酸水も、非常時には水分として使うことができます。
私は、多くのものを、多くの手間と時間をかけて管理することが苦手なので、ローリングストックが向いているようです。非常用として売っている食品よりも美味しいし、高くないのが嬉しいのです。
空いたペットボトルや新しいゴミ袋、水筒なども使えますが、給水車などが出たときには、やはりこちらの方が運びやすい。
お風呂の残り湯はあったほうがいい?
お風呂の残り湯を残しておくかどうかは、賛否両論あります。
お風呂の残り湯は、トイレを流したり、掃除などに活用できます。
ただ、大きな地震の後は、配水管や汚水管が壊れていて、集合住宅の際は水を流してはいけないケースもあるので、使えないから役に立たない、という説があります。
でも、やはり、今回の地震で、風呂の残り湯は集合住宅でも残しておくべき、と思いました。
というのも、排水管や汚水管が壊れていないのを確認できた後でも、断水は起こり得るからです。集合住宅なら、貯水タンクの異常で断水、というケースも起こり得ます。
特に、我が家のように家族の人数が多いと、トイレの使用頻度は高くなります。そして、トイレは我慢できません。トイレで用がたせて、水も流せる状態なら、断水時にはやはり浴槽の水はできるだけ活用したいところです。
浴槽に水を貯めておくのは、赤ちゃんなどが家にいたら危険もあるので、その点だけお風呂に鍵をかけておくなど、注意が必要です。
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