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男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

20年続けている家計簿とその遍歴。家計簿が続かない理由は?


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友の会主催の家事家計講習会が無事に終わりました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。


ブログを通じて申し込んでくれた皆様と、実際にお会いすることができて、とても嬉しかったです。
特に、先週の土曜日は、雨の中、遠方からわざわざお越しいただいた方もいらっしゃって、感激でした。また、思いがけずとても近所に住まわれている方もいらっしゃって、お子様の通っている幼稚園が息子と同じところだったり、息子が通っていた野球チームのあった小学校にお子様が通っていたり。

参加された皆様には、家計簿をつけてみよう、丁寧な暮らしをしてみよう、というモチベーションをあげることができたようで、一同嬉しく思っています。


我が家の生活も、「羽仁もと子案 家計簿」にずっと支えられています。

結婚して、今年で20年。我が家の家計簿は、21年目に突入です。
このブログでも、こちらの家計簿は何度かご紹介させていただいている、素晴らしい家計簿です。
そもそも、ほかの家計簿と違う特徴は、こんな感じ。

・予算を立てることができる
・複数の口座を管理できる
・1年の平均で生活できるようになるため、特別な出費に慌てない


実はこちらの家計簿を買って私がつけられたのは、確か3、4ヶ月ぐらいだけでした。7月に結婚して夫と同居してから、家計簿を始めたのですが、その年の12月に締めることができませんでした。

こちらの家計簿は、すべて手書きなのですが、そもそも私には向いていないと思う点がありました。それは、私が計算が苦手だということ。


家計簿が続かない理由1 計算が苦手

多分、手書きの家計簿でつまづくもっとも多い原因だと思うのです。何しろ、電卓を使っても電卓を打ち間違えるから救いようがありません。


早速手書きを断念しそうになった私は、早々にエクセルを導入しました。当時も、エクセルをベースにした市販の家計簿や家計簿テンプレートも出回っていましたが、私はあくまで「羽仁もと子案 家計簿」に従ってつけたかったので、簡単な家計簿を自作しました。仕事で使っていたので、かんたんな関数ぐらいなら扱えます。

エクセルのおかげで、計算が自動的にできるようになりました。これで、日々の出費を入力するだけで集計まで行えるようになりました。そして、項目も、「羽仁もと子案」に倣っていたので、違和感がありません。


とはいえ、エクセル家計簿にも欠点がありました。自作のエクセルの家計簿の設定が不十分だったため、集計できるバリエーションが少なかったのです。

毎月のそれぞれの費目ごとの集計は出せるものの、それぞれの費目を入力するのが面倒になってきてしまいました。費目を選んだ後、細目を入力するのですが、当時は手入力。もちろん、ここで細目を初めから手打ちせず選べるようにしておけばよかったのですが、忙しさにかまけてそこまで整備仕切れていませんでした。

例えば、豚肉を買ったとします。
「副食物費」を選び(羽仁もと子案ではお肉は「副食物費」になります)、金額を入力。細目のところに手入力で「豚」と入れて、それから値段を入力していました。少し面倒ですね。

ちなみに、グラム数を入れるところもあるのですが、それは必要に応じてだけ入力し、普段はグラム数は入力しません。




家計簿が続かない理由2 入力に時間がかかる

エクセルで何年かつけたあと、羽仁もと子案家計簿のパソコン版が発売されました。エクセルの家計簿の記録が2001年まで残っているので、2001年の途中で婦人の友社の家計簿パソコン版を導入したと思われます。

発売当初はプログラムにバグがとても多く、何度も修正プログラムをもらったのを覚えています(現在は大幅に改良されているようです)。とはいえ、家計簿のつけ方や使い方など、メールで問い合わせすると事細かに対応していただくことができ、とても満足でした。



細目も、選ぶだけでつけられるようになりました。
豚肉を買ったら、「副食物費」を選び、「肉」の項目を選び、「豚肉」を選んで値段を入力。一手間少なくなっただけですが、毎日の買い物を細かくつけるとなると、一手間の違いだけでも大きな違いとなります。
文字入力に時間がかかる人でも、選ぶだけなら簡単に入力できます。私はタイプ打ちは早いのですが、選ぶだけなら、マウスで入力できます。このメリットは大きいです。

また、細目が初めから良いようにカテゴライズされているので、迷うことがありません。
迷ったら「友の会の先輩に聞く」(笑)。そして、やりにくい時には「マイルール」も導入。

また、友の会では、3ヶ月決算、6ヶ月決算、9ヶ月決算を出し、それぞれの期日にどれだけ予算内に収まっているか見合うのですが、パソコン版は、それが自動的にできたので、とてもラクに「宿題」を出すことができました。

パソコン版は手書きのものより初期投資が高いですが、長年使い続ければ元が取れます。私は、入力や計算、集計にかける時間がパソコン版導入によってグッと節約できたので、パソコン版は全く高いと思いませんでした。もちろん、どれを使うにしても、続かなければつける意味がありません。





家計簿が続かない理由3 家計簿ソフトを開けるのが面倒

婦人の友社の家計簿パソコン版は、そうして2011年まで10年以上にわたり使い続けました。


当時、我が家のパソコンはwindowsでした。ご存知の通り、立ち上がりに時間がかかります。
そんなわずかな時間を待つことができず、普及し始めたiPhoneのアプリで家計簿入力ができないか考えました。
とはいえ、当時はガラケーを使っていたので、初めに買ったのはiPod Touch(電話ができないiPhone)でしたが。

色々な家計簿アプリを試した結果、2012年から使い続けているのが、「Active Money Pro」という家計簿アプリです。

パソコン版と違い、さっと入力できるようになりました。
これで、もうレシートをためる心配がありません。買い物が終わったら、すぐに入力します。


家計簿が続かない理由4 家計簿アプリを開けるのに時間がかかる

家計簿アプリは普及しているものがたくさんあります。それぞれ特徴がありますが、私がいちばん重要視している点が、「立ち上がりが早いこと」。ちょっとしたスキマ時間で、記帳したいからです。


アプリの中には、ネットに繋がなければ使えないもの、ローカル(ネットに繋がない)で使えるものがあります。
ネットで使えるものの中には、クラウド上でデータを管理できたりするので、デバイス(端末)を選ばずに入力、集計できたりするメリットがあります。例えば、スマホで入力したデータを、iPadやパソコンで共有できたりします。また、アプリによっては、銀行の口座データを直接読み込んで、資産全体を管理できるものもあります。引き落としが多い場合は、自動的に口座の記録が家計簿アプリに読み込めるから、面倒がなく、計算間違いも起こりません。

最近、よく売れているアプリといえば、「freee」「マネーフォワード」「Zaim」などが有名ですね。


とはいえ、ネットに繋がなければならないアプリは、少し時間がかかるのが難。
そして、実は、私は現在、スマホをwifiでしか運用していないので、外ではネットに繋がっていない時が多いのです。だから、ネット接続のものは現在使えないという特殊な理由もあります。ちなみに、freeeは個人事業の会計に便利に使っています。外でもネットを使えたら、freeeで家計簿をつけてもいいかなと思うくらい気に入っています。


会計アプリfreee - 確定申告/青色申告に対応した人気の会計ソフト

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開発元:freee K.K.
無料

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家計簿アプリは、色々な種類が出ています。
口コミなどをみて、色々試してみて、自分にあったものを選ぶと良いですね。







軽快な家計簿アプリ「Active Money Pro」で記帳して見る

私が使っているアプリでは、こんな感じで日々の出費を記録しています。


アクティブマネー Pro

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¥600

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例えば、お肉屋さんで現金でお買い物する時。
「3130円ね」と店員さんに言われ、お財布を出します。お金を出した直後に、スマホを取り出し、アプリを立ち上げます。店員さんがレジを打っている間に、さっと入力してしまいます。もらったレシートはすぐに捨てます。



詳しい手順を書いてみます。
まず、スマホを取り出し、アプリを起動。




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「支出」を選ぶと、「現金で副食物費での買い物」が選ばれるので(この設定は自分で変更できます)、







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「金額」のところに「3130」と入れて、






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「保存」を押すだけ。






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履歴を見ると、確かに今日のページに入力されています。


アプリを立ち上げるのに1回、「支出」を選ぶのに1回、テンキーで「3130」を入力するのに4回、「保存」を選ぶのに1回、合計7回「ポチ」するだけ。慣れたら5秒以内で入力できます。



*余裕があれば、どこのお店で買った、豚肉を買った、何グラム買ったなど入力もできます。
友の会では、「食べたもの調べ」や「買い物調べ」をすることもあり、その時にはグラム数を入力したりすることもできるのですが、私は「とにかく出費をつける」ことを優先して、必要出ない時にはここは割愛します。







もちろん、その場で記帳できない日は、帰宅後レシートをつけることもあります。
家計簿に記帳して、ようやく買い物が終わる。
それをいつも念頭に置くようにしています。


家事家計講習会は全国で開催されてます。まだ受け付けているところもあるので、
こちらでご自宅のそばの会場の日程と場所をチェックしてみて下さい。

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