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男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

トップスは無印ばかりなのに、ボトムスを無印で買わない理由


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服のトップスは持っている半分以上が無印のものです。
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数年前の一時期は無印とユニクロの区別がつかないほど似通った商品を出していたこともありました。でも、無印が素材を重視する方向に転換してから、ますます無印の洋服が好きになりました。

カーディガンもブラウスも。トップスは無印だらけ。

私の持っているトップスの9着中6着は無印のものです。

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無印の服は手頃な価格帯が魅力。
汗や汚れの付きやすいトップスはボトムスよりも洗う頻度が高いので、それだけ磨耗も激しくなります。

例えば、薄手リネンのブラウスなどの場合。夏場はほぼ毎日着用して、その都度洗います。無印の他にも私の好きなマーガレットハウエルやリゼッタなどのブラウスも持っています(リゼッタのブラウスは夏に着尽くして処分)。1枚のブラウスの価格は無印の5〜10倍ほど。縫製の丁寧さ、どこで作られたのか、ブランドのネームバリュー、素材の希少性などでそれらの価格の差があるのでしょう。ではそれらの価格の高いものが無印の5倍長持ちするかといえば、そんなことはありません。もちろん、デザインが無印のが劣っているかといえば、それは主観的なものでそんなことは全くないのです。
摩耗の激しいトップスは、特に無印のお手頃な値段が、よく着て、よく洗うぶんにはとても嬉しい。

また、とても敷居の高かったカシミヤを、私でも日常的に着られる機会をくれたのも無印でした。
ウールのチクチク感や化繊の静電気が苦手で、冬はいつも厚手のコットンのニットを着ていました。ウールよりも家で洗える気軽さはありましたが、ご存知の通り、冬場のぶ厚いコットンはなかなか乾かないのです。以前は乾燥機も持っていなかったので、いつまでも乾かない洗濯物が部屋に干してある光景が好きではありませんでした。

ウールやカシミヤは、手入れが面倒そうですが、乾くのはとても早いのです。繊維の表面に、天然の油脂がコーティングされているので、乾くのが早いのです。また、織物では少々の汚れなら水を弾き、ブラシをかければ意外と汚れにくいというメリットがあります。
今年は、カシミヤではなく、ヤクウールのラインナップ。ヤクウールも、カシミヤと同じくらい暖かくチクチクしないそう。一度試してみたい。

カシミヤのようにしなやか、ヤクウールの特徴

標高3,000m以上の高地に生息する、体長2~3m程のウシ科の動物です。
諸説ありますが、2千年以上前には既に家畜として飼われ、生活に密接にかかわってきた身近な動物です。
ヤクの毛は6~7月の換毛期に毛をすいて収穫されます。

寒暖の差が大きく、厳しい気候の中で暮らしているヤクは、保温性に優れた毛で身が守られています。
覆われている毛は二層になっており、外側は太く、内側は繊細な細さです。

無印良品がこの秋冬に提案するヤクのアイテムには、この繊細な毛を用いました。
ニットには防縮加工を施したメリノウールを加えることで、ヤクの温かさや風合いをいかしながら、お手入れしやすく使い勝手の良い一枚に仕上げています。

無印良品公式サイトより引用


現在、冬に着ることのできるカーディガンは、前期に購入したカシミヤカーディガンと、ウールシルクカーディガン。
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なぜ無印良品でボトムスを買わないのか。


そこまで、無印LOVERなのに、なぜ表題のように、ボトムスは買わないか?といえば・・・



それは、ここ数年、無印は黒のボトムスの取り扱いがほとんどないから。

私は、ボトムスはこの頃黒と決めています。

以前、ダークネイビーのスカートを購入したことがありました。
店舗では「ほとんど黒」に見えたスカートも、やはりお日様の下では、「黒ではなかった」。その「ほとんど黒」加減に、どうしても妥協することができず、返品することになってしまいました。

少しオフィシャルな場でも着ていけそうなウールの織物以外は、無印では最近(ここ数年)では「カーキ、ネイビー、チャコール」などで展開しています。

妥協して、ネイビーを買おうものなら、それだけの出費では絶対に収まりません。

きっと、それに似合う靴やバッグ、上着、そしてアクセサリーまでも欲しくなってしまうでしょう。私の持っている靴もバッグも全て黒(ネイビーには一番似合わない色だと思っています)。一つ、いつもと違うものを買ってしまったら、必要なものが連鎖してどんどん増えてしまうのです。

いつも着ない色で冒険」とか、
差し色でアクセントを」とか、
着回してバリエーションを楽しむ」とか、
いつもと違う私を演出」とか。

そうして買った服たちは、私にとっては大抵が「失敗」に終わりました。「失敗」とは、大好きで、何度もなんども、もう擦り切れるまで着続けるほど好きな服にはなり得なかった服です。
もし、「失敗」と言わない言い訳をするなら、自分の本当に好きな服がわかるまでの、「勉強」になったとでも言っておきましょうか。


今では、持っている服は少ないですが、「いつでも好きな服」を迷わず着られるし、奇をてらわない「いつものあの人の格好」で、十分満足なのです。




無印良品週間でこの冬購入予定のもの。

無印良品週間が今日から始まりましたね。
今回は、5本指靴下や、薄手のオーガニックコットンタオルオーガニックコットンの室内着あったかインナーなどを買う予定。インナーやタオルなど、消耗品がメインです。
残念ながら大好きな黒がないボトムスは見送り、愛用している定番品を買い足し&買い換えるだけの予定です。

ミニマリストの服の数 2017年秋はこの9着。 - cozy-nest 小さく整う暮らし

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