先日買った本、土井善晴先生の「一汁一菜でよいという提案」。
書店でパラパラと立ち読みして、購入を即決しました。
まだ、十数ページしかよんでいないのですが、冒頭から共感しまくりです。まさに、私が普段食事作りに思っていることを、言語化してくださっています。
この本はお料理を作るのが大変と感じている人に読んで欲しいのです。
冒頭の書き出し。
誰もが心身ともに健康でありたいと思います。1人の力では大きなことはできませんが、少なくとも自分を守ると言うのが、「一汁一菜でよいという提案」です。
暮らしにおいて大切なことは、自分自身の心の置き場、心地よい場所に帰ってくる生活のリズムを作ることだと思います。その柱となるのは食事です。
それは一汁一菜です。一汁一菜とは、ご飯を中心とした汁と菜(おかず)。その原点を「ご飯、味噌汁、漬物」とする食事の型です。
一汁一菜の「菜」のおかず部分、難しいおかずをつくるのではなく、やはり「漬物」でいいのですね。
そして、ここでいう「汁」とは味噌汁が基本で、具沢山でよいという提案もあります。卵や肉類が入った味噌汁の例もたくさん掲載されています。ベーコンのはいった春野菜のお味噌汁をさっそく作りたくなりました。
「型」のある献立作りが基本。これさえ守れば、という安心感・・・
普段の食事作りはいつもやっていることが「これでいい」と、プロから背中を押されているようで、とても嬉しくなりました。
久しぶりにワクワクする本に出会えました。これから、読み進めていくのが楽しみです。