平日に掃除をするのは、トイレ、洗面台、リビングダイニングの掃除機かけの約10分。
毎日する時間がないので、週末の2時間ほど、お掃除をする時間に充てています。
(子どもにじゃまされながらの2時間なので、子どもがいなくて集中すれば1時間ほどで終わる量です)
そのうちの30分は、台所のお掃除。我が家の手順をご紹介します。
まず、シンクに栓をして、換気扇フィルター、五徳、魚焼きグリルなどの外せるパーツを入れ、なるべく熱い湯を入れます。
我が家は給湯機の最高温度75度のお湯を入れます。
そこに、大さじ1ほどの炭酸ソーダを投入。
炭酸ソーダ、別名炭酸ナトリウム、または炭酸塩とも言われています。
最近では広く知られるようになった「セスキ炭酸ソーダ」より、さらにPH値が高い、家庭用洗剤の中では最も強力なアルカリ。
そのアルカリの力で、とくに、油汚れに強力に効きます。炭酸ソーダを使ったら、マジッ○リンなんて(笑)
無機物なので、自然界に放出されても生成分解する必要がなく、自然にとってもやさしいのです。
こんにゃくの凝固剤や、ラーメンのかんすいなどとして、食品添加物としても使われています。
石けん洗濯の助剤としても使われます。コレを使うと、粉石けんや液体せっけんの汚れ落ちがさらに良くなります。
でも、我が家では、洗濯は過炭酸ナトリウムのみに落ち着いたので、炭酸ソーダはもっぱら台所の油汚れのみ。
(洗濯用の過炭酸ナトリウムを切らしてしまった時、代わりに炭酸ソーダを使うことはあります)
しかも、その強力さゆえ、重曹やセスキより使用量が少なくて済み、洗剤のコスパは非常に高いです。
使用量は少ないので、この500gをかうと1年以上もちます。
我が家の洗剤は、炭酸ソーダと固形せっけん、そして酸素系漂白剤だけになりました。
五徳を外したコンロを、使い捨て布を使ってお掃除。
ここは毎日していますが、接続部などの細かいところも週末はていねいにします。
大抵の汚れは洗剤を使わず、お湯だけで落ちます。
頑固な汚れがついてしまった場合だけ、炭酸ソーダスプレーをかけてしばらく放置。その後、使い捨て布でふき取ります。
他にも、キッチンの扉の面材、冷蔵庫側面、換気扇フードなどを炭酸ソーダスプレーを吹き付けた台拭きで拭きます。
油汚れが激しいところだけ、使い捨て布で先に拭いてから台拭きを使用します。
炭酸ソーダスプレーは、炭酸ソーダ小さじ1と水500ccをスプレー容器に入れたもの。
スプレー容器は、いろいろ使いましたが、無印のものが壊れにくくお気に入り。
「off」にできるから、圧力で中身が出てきたりするのを防げます。
こちら500mlは、炭酸ソーダ水溶液を入れ台所に置いています。
小さいサイズは、トイレ用。クエン酸代わりの酢水を入れています。
お鍋を収納している戸棚の下に、さりげなくかかっている手作りのトートバッグの中には、
使い捨て布と炭酸ソーダスプレーを入れています。
お掃除中は、トートバッグごと、手のとりやすい場所に引っ掛けておきます。
五徳も魚焼きグリルも、さっとブラシでなでるだけでぴっかぴかに。
我が家のタカラの換気扇フードには、「整流板」なるものが付いていて、これはシンクに入らないので、シンクに片面だけ突っ込んで、炭酸ソーダをスプレーしたあと、使い捨て布でふき、その後水で洗います。
いつも、「この整流板、ほんとにいるの?」ともやもやしながら洗っています。
柄つきのブラシは便利。細かいところも洗える。
食器の下洗いにも使っています。コレを使うと手荒れしないんですよね。
マーナのパキン材のブラシを愛用していましたが、製造中止になったようです。
買い置きが無くなったら、つぎはレデッカーにしよう。
外したパーツを元に戻して、使った台拭きを過炭酸ナトリウムで除菌、消毒して完了。
週末の台所掃除は毎回、この手順で行っています。
キッチンがコンパクトになって、掃除がかんたんになったので、30分ですみずみまで掃除できるようになりました。