30万円のコートを新調しました
夫の古いトレンチコートを断捨離しました。
冬場、スーツの上には夫はいつもこれを着用していました。
エリや袖が擦り切れ、ポケットの入り口がほつれ、ライナーを引っ掛けて破き。何度かプロの修理に出したり、私が手縫いでなおしたりして、大切にしていましたが、さすがに今年は新調しました。
以前のコートが良かったので、今回も迷わず同じブランドで購入。別売のライナー込みで約30万円でした。
前回のコートより、ライナーがカシミヤになり、さらに着心地が良くなったようです。夫は、新しいコートも大切にしてくれることでしょう。
1着30万円の服は、高いのか。
服1着に30万円。我が家の家計には大きな出費。
先日断捨離した夫のコートは、アメリカのアウトレットで22年前に購入。20年以上、毎年冬に着用していました。
20年着用すれば、1シーズンあたり1万5000円。
1シーズン、12月から3月半ばまで、そのコートを着るのは、15週とすると、75回。
1回あたりの着用は200円です。クリーニング代を入れても、230円ほど。
ちなみに、22年前は800ドル弱(日本円で10万円)だったと記憶しています。着つくした感があります。
もし、特価で980円のTシャツを購入したとしても、それを1度しか着ることが無ければ1度あたりの着用コストは980円。
980円のそのTシャツを、4回以上着なければ、30万円のコートより高い買い物という考え方もできます。
安いからといって活用しなければ、結局は高い買い物になる。
それを肝に銘じして、本当に活用できるものか、よく見極めてお金を使いたいと思います。
同一家計で異なる夫と私の「身の丈」とコストの感覚
私は、服は途中で飽きてしまい、夫のように20年も同じものを着続ける自信がありません。好みや体形の変化も考えると、服はせいぜい3~5年程度かな。バーバリーは素敵だけど、私には身の丈以上のもの。同じ家計だけど、夫には身の丈に合っていて、私には贅沢品と言えます。
コートの購入時は、梅田阪急のバーバリーの店に行き、即決。私なら似たようなものと比較したり調べたりしますが、夫はそうした時間もコストに入るといいます。安いものを探したり、迷ったりする時間もムダということ。おしゃれじゃない夫の、こうした考え方も一理あるのかもしれません。
家事家計講習会で、正しいお金の使い方を知る
私の所属する、多くの「スーパー主婦」を輩出している友の会では、今年も11月から家事家計講習会を各所で催します。
正しいお金の使い方を、私はこの家事家計講習会で学びました。
私の考える「正しいお金の使い方」とは、自分が納得のいくお金の使い方です。そして、お金の使い方は、生き方に通じます。
私が拙書「3人子持ち 働く母の モノを減らして 家事や家計をラクにする方法」で過去の住居費を細かく出せたのも、友の会の家事家計講習会で学んだおかげです。
今年は、バーバリーでコートを買うことを昨年から決めていて、25万円の予算をすでに取っていました。すこし予算オーバーですが、今回のコートの出費も予定していたものです。
お金を使うことは人生を選ぶこと。
そして、「必要」を選ぶことが、暮らしをシンプルにし、結局は豊かな暮らしにつながると思います。
お住まいの近くの友の会をこちらでチェックしてみてください。
小さいお子様がいても、託児があるので、安心して講習を受けていただけます。
私は今年は託児のスタッフです。可愛いお子様たちの相手ができるのが楽しみです^^