cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

働く、育てる、暮らす。「共働きのリアル」


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仕事でほとんど不在の夫。
家事や育児の分担など、まったく希望が持てませんでした。
土日も、出勤することが多く、祖父母も遠方に住んでいるので、家と子どものことは、ほとんど私がやってきました。

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でも、最近では、休みの日でも、仕事に行く前、夫が率先して掃除を手伝ってくれるように!

モノが少ないので、元に戻すのがとってもラク。そして、掃除もラク。掃除がラクだから、家族も協力しやすい。悪く言えば、部屋が狭いから、片付いていないと目立ち、片付けずにはいられなくなるのかな。






 

現在発売している「bizmom (ビズマム) 2016年夏秋号」に掲載していただいています。


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自書「3人子持ち 働く母の モノを減らして 家事や家計をラクにする方法」にある、モノを減らす、家事を減らす実践が、簡単に紹介されています。




bizmom 」は、年2回の季刊誌なので、内容がとっても充実しています。

個人的に面白いなとおもったのが、巻頭特集でもある「20代〜60代まで、共働きのリアル」。

50代、60代のキャリアママの実例も載っていて、若い働くママにも、これから先の働き方の参考になることがたくさんあると思います。



それぞれのご家庭のパパママ家事負担率が載っています。
我が家は育児も含めたら私90% 夫10%ぐらいかな。

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パパ負担率70%!





50代の、家族の状況に合わせて働き方を変えてきた嶋屋さんの例では、お子様が小学校低学年からパート、子どもが中学生から正社員など、私と目指している働き方が似ていて、参考になりました。


旦那様が転勤族で、引越しのたびに息子さんが新しい学校に慣れるまでの半年は、働かずに家にいたといいます。
「仕事のキャリアは取り返しがつくけど、子育ては後回しにできないことばかり。」というコメントに、頷くことしかり。



ブランクや年齢で、取り返しのつかないキャリアも存在はしますが、私はそんなキャリアもなかったので、こどもに手のかかる小さい時は、もっとゆっくりしてもよかったかななんて思っています。子どもとの時間はもどせない。

現在はパートで、末っ子が帰宅する時間に合せ、自分も間に合うように帰宅しています。「フルタイムパート」っていう言葉があるんですね。この雑誌で知りました。私もそれに近いかな。


働いていても、子育てができないわけじゃなく、育児の時間が長ければいいというものでも決してありません。一生懸命に、そして楽しそうに働く親をみて、子どもはきっと成長してくれます。共働きがだんだん普通になってきて、男女分け隔てなく能力を発揮できる仕事ができる、それができる環境は理想です。

でも、いちばんこどもの大切な時期、そして子どもにいちばん手のかかる乳幼児期には、綱渡りのような生活じゃなく、時間にゆとりを持って暮らしたほうが、生活の満足度が高まるんじゃないかな。

ずっと専業主婦をやっていた、長男の友達のお母さんたちが、いちばん下の子が中学に入ったら、何人も華麗に正社員に戻り、第二のキャリアを楽しんでいるのをみると、焦って仕事することもなかったかなあと思います。

もっとゆっくりしたかったな、というのは、今の私が高校生の長男にほとんど何もしてあげられない、あのときもっと一緒にゆっくり楽しみたかった、という母親欲による後悔です、きっと。

いろいろな働き方、考えがあり、これはあくまで私の場合です。

bizmom 」を見ると、いろいろな働き方、いろいろなケースが載っていて、大変参考になりました。