先日の台風では、広範囲に被害勧告が出て、多くの方が避難しました。
避難所に実際に行った人の手記を見たのですが、「あればよかった」もののうち、避難所に持っていけるキャンプ用のマットなどが第一に挙げられていました。
たいていの避難所では、下に敷く段ボールなどが配布されるそうですが、やはり体育館や公民館の床の上に、段ボールなどを敷いて直接寝るのは、なかなかつらいものがあります。これからの季節、寒くなるので、やはり上掛けも必要。できれば、家から普段使っている布団や毛布も持っていけたらいいけど、急いで避難するときは、そんな余裕もないかもしれません。
キャンプをするべく、キャンプ用品を集めている我が家ですが、真っ先に購入したのがキャンプマットと寝袋でした。
キャンプ用の寝具といえば、真っ先に寝袋を想像するかもしれません。私は、キャンプ道具のことを何も知らないときはそう思っていました。
マット＝敷布団、寝袋＝かけ布団の役割が大きく、とくに寝心地を左右するのは、寝袋よりも敷布団の役目を果たすマットです。
テントやテーブルなどの他の備品は、大きなキャンプ場に行ったらレンタルサービスを利用することもできるけど、寝袋やマットはなんとなくレンタルじゃなくて家庭で持っていたい、という思い。
そして、災害時には、非常に役立つだろうという思い。
そして、来客（母や友人）時には、来客用の布団を持たずに自分や子どもたちが臨時でキャンプマットを使用するためです。
そして、軽いヨガをしたり、リビングでゴロゴロしたりするために、常に出しっ放しにして、非常時や来客時だけでなく、日常でももっと活躍させたいと思っていました。
我が家では、モンベルでマットを買ったのですが、それがかなり目立つ色の黄色。
そこで、不要になった、昔カーテンだった綿麻の生地をリメイクして、キャンプマットのカバーを作りました。
作りました、とドヤるような難しいものではなく、端を処理して袋状に縫っただけです。
キャンプマットには、上部に枕を接続できるようにストラップが付いています。
収納するときは、寝室の収納の扉にこのように引っ掛けているので、
このストラップを出すために両端から縫いました。
マットの下部は縫い止めず、ここからマットを出し入れするようにしました。
生地がたっぷりあったので、洗い替えもできました。
今まで、マットを不用意に使って汚れるのが気になっていたんですが、カバーをつけたことでより安心して使えるようになりました。
before
after
また、色が黄色から白になったので、出しっ放しにしても気にならなくなりました。
結果、収納せず、ルンバさんが稼働中以外は出しっ放しにしている確率が増えました。
この上でヨガをしたり、三男がゴロゴロしながら本を読んだり、さらに大活躍しています。
軽く、移動させるのが楽なので、部屋の好きなところに持っていて、思い思いにくつろいでいます。
今、一番使っているのが、受験生の次男。帰宅してから塾に行く前にちょっと仮眠をとるのにいいみたい。幼児がいるときに知っていたら、絶対お昼寝マットに使っていただろうなぁ。
これがリビングの常連になったことで、かなりボロボロになっていた数年使用した無印のごろ寝マットを処分しました。
持っているものは、なるべく稼働率を上げたい。
非常用でも、キャンプ用でも、より日常使いできたら嬉しい。
普段使っているものなら、非日常のときも慌てることが少なくなります。
10月27日までKindle Unlimited
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