ミニ6穴の、小さくて薄い手帳を長年愛用していた私ですが、今度の手帳は少し大きいバイブルサイズに。システム手帳の本体を買いました。
大きいサイズ=重くて、煩わしい?
書く情報量が増えてしまったから、紙は大きくしたい。でも、持ち運ぶのに大変だったり、さっと取り出せなかったら意味がありません。
荷物を小さく、軽くしたい私が、紙を「大きくする」勇気を与えてくれたのが、システム手帳の本体、KNOXの「ルフト」シリーズ。
東急ハンズでレフィルを探していた時に、この「ルフト」がありました。
あまりに薄すぎて、ぱっと見、ただのノートカバーに見えました。何しろ、システム手帳全盛期の頃を知っている私にとっては、重くて、硬くて、なんでも入っていて、ごついのがシステム手帳のイメージでしたから。
「一目惚れ」とは、このこと。
バイブルサイズに変えたい、でも、荷物が大きくて重くなるのはどうしても嫌。
そうした私の躊躇を一瞬で吹き飛ばしてくれました。
ルフトは、システム手帳本体なので、もちろんリングはあるのですが、外側は革一枚。
イメージでいうと、「トラベラーズノートのゴムの代わりにリングが付いている」という感じでしょうか。
ポケットもしおりも何もなく、本当に革一枚だけ。
リングの背にはさりげなく金具が付いています。
ここもシュッとしています。トラベラーズノートは素朴でシンプルですが、ルフトは洗練されているシンプルさと言った感じでしょうか。
畳とはあまりにも素材感が違いすぎますね。。。ご容赦ください。
背面の金具の色は3色あり、私は「マットブラック」を選びました。本当はクロームが良かったのですが、本体の革に黒がなかったので、ここは妥協しました。
その柔らかさゆえ、ぺたんと広げて置くことができます。これはとても便利。
また、使っていないページをくるんと折りたたんで使うこともできます。電車の中などで立ったままメモしたい時などに便利です。
ミニ6穴と大きさと重さを比較。
私が愛用していたミニ6穴と比べてみました。
iPod touch(iPhone7とほぼ同じ大きさ)と比較。
大きさはやはりかなり大きくなっています。
↓ ルフト(バイブルサイズ)
が、重さが、なんと、
↓ レイメイ藤井 オイルレザー ポケットサイズ(ミニ6穴)
ミニ6穴より、
バイブルサイズのルフトの方が軽い!
ちなみに、愛用していたミニ6穴サイズも、十分に軽くコンパクトな型。かなり人気があるようです。
上の比較は、レフィルが入った状態なので、レフィルを抜いて測ってみたら、
超軽♪ なんと84g。卵2個分より軽い。
邪魔にならない絶妙なリング径。
システム手帳の最大の欠点は、そのリングの存在ゆえ、右利きなら左ページが書きにくいこと。愛用していた8mm径のリングなら、全くその心配はありませんでした。でも、8mmだと、1年分の週間カレンダーのレフィルを入れておくと、厚くなってページをスムーズに開くことができませんでした。
私はもともと過去分のカレンダーは取り外してしまい、持ち歩かないのですが、メモページもある程度必要です。8mmリングだと、メモページを挟むのに十分とは言えません。
今回買ったルフトのバイブルサイズのリングは、11mm。この欠点が解消されました。
8mmリングよりは、左ページを書くときに手に当たりますが、「とっても邪魔」というほどではありません。
横から見たところ。
上が8mm径、下が11mm径。見た目にはそれほど変わりありません。むしろ、バインダーの厚さで相殺されている感じ。
これは、左ページを書くのに「邪魔じゃない小ささ」を選ぶか、「ページのめくりやすい大きさ」、どちらを選ぶのかということになります。11mmのリング径は、その中間をとっている絶妙なサイズです。
(ルフトのナローサイズのリング径は8mmです)
私が購入したのは、こちらのブラック。
ルフトには、私の購入したバイブルサイズの他に、縦長でスリムな「ナローサイズ」、大判の「A5サイズ」もあります。
今からルフトの購入を検討している人、ご注意!
ルフトは、2016年の日本文具賞の機能部門で、グランプリを受賞しています。とても人気が高かったようで、さらに進化した「PLOTTER(プロッター)」というシリーズが出ています。
https://www.plotter-japan.com/
私の行った東急ハンズにPLOTTERの現物が置いてなかったので、私はルフトを購入しましたが、PLOTTERは色により選択肢が増えて、高級感も増しています。
https://www.plotter-japan.com/
PLOTTERなる新シリーズは、システム手帳という言葉は一切使っていません。「6穴リングレザーバインダー」。コンセプトそのものが、システム手帳とは異なるようです。
https://www.plotter-japan.com/
レフィルもいろいろ出ていますが、今までのシステム手帳のバラバラのレフィルとは異なり、一冊の切り離せるメモパッドのような構造。
https://www.plotter-japan.com/
例えば、レフィルメモパッドの罫線には、行に番号が振ってあるので、24まで使えばバーティカルカレンダーを自分で作ることもできるし、
メモパッドだけを持ち歩いて、切り離して必要なところだけバインダーに整理して入れることができます。
会社にも家にもメモパッドを置いておき、持ち歩き用のバインダー(システム手帳)に入れるなど、多様は使い方ができそうです。
システム手帳の進化版、PLOTTER。本体も、レフィルも、その使い方を想像すると、ワクワクします。
掲載していただいた、「わたしの「ノート&手帳」ルール」はかなり人気のようで、おかげさまで重版になりました。