cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

【限定公開5/6まで】今、全ての日本人が必見の映画「Fukushima 50」レビュー


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話題の映画「Fukushima 50」をAmazon Primeで観ました。

Fukushima 50」は、3.11の津波で電源喪失した福島原発を、東日本壊滅から救った50人の勇者のリアルストーリーです。


Fukushima 50


今こそ見るべき映画「Fukushima 50」自宅で鑑賞

あの津波と原発事故があった当時。テレビを見ながら、どうか大事故にならないようにと祈っていた日々を思い出しました。
夫は海外出張で不在、私は1歳の三男と上の二人の子供たちと一緒に、不安の中で、ただテレビでその時の状況を眺めることしかできませんでした。
そんな中、本店からの命令に背いてでも命がけで注水を続け、炉心溶融(メルトダウン)を回避した現場の職員や消防署、自衛隊の人々がいました。

映画の冒頭から地震のシーン、そのあとの津波と続きます。それ以降も、最後まで手に汗握る、油断の許さない状況が続きます。

初めての状況で、手探りで動かざるをえない現場。
不眠不休で対応し、次第に疲弊していく中でも、士気を高めて奮闘する現場の人々。
散乱する瓦礫。
現場の様子がわからず、的外れな指示を出す政府や東電本店。
現場の緊迫した、一瞬たりとも気の抜けない、予断を許さない状態が目の前に迫ってきて、映画を観ている間ずっとドキドキしっぱなしでした。


原作は、「新聞という病 」がベストセラーになった、門田隆将さん著。


新型コロナと戦う今の日本と被ってしまう

現在、外出自粛の中、新型コロナ外来の医療関係者の切迫した状況がテレビで報じられています。
どこまで切迫している状態かは、テレビはヒントにしかなりませんが、自分も感染するかもしれないリスクの中、それでも必死に対応している医療従事者と、原発の現場職員が被って見えました。

見えない放射能との戦い、そして見えないウイルスと戦い。

コロナ外来で働く知人によると、やはり現場では防護服や消毒液、人的リソースは不足気味だと聞いています。


また、想定外の状況になったときの、政府の危機管理の甘さも、当時からほとんど改善されていません。
映画の中では、状況を把握できない政府が、現場に視察したり指示をして余計に混乱させるというシーンが出てきますが、現場の邪魔をしていないという現政権は、まだ当時よりは少しマシでしょうか。

原発が電源を失ってから、周辺住民への避難指示が、最初に2キロ周囲、そして10キロ、20キロと拡大していきます。そのあたりの対応は、現在国民への給付金を小出し、後出しにしている対応が、どうしても被って見えてしまいました。





「自然をなめていないか?」

作中、佐藤浩市演じる当直長伊崎と、渡辺謙が演じる吉田所長が「俺たち、何かまちがったか?」「自然をなめてた、慢心だ」と語り合うシーンがとても印象的でした。

あの地震による津波と原発事故は、関西でテレビを観ていることしかなかった私にとっては、人生を大きく変える機会となりました。前からいろいろ「違和感があるけど、これでいいのだろうか」と思っていたことが、最悪の状況となって発露したからです。

自然に対して、慢心している私たち。
私たちも、今、世界中で新型コロナと戦っている渦中にあります。

本来、ウイルスは古来から人間と共存していました。それなのに、「抑え込める」「封じ込める」と思っているのは、自然を征服できると思っている奢りのような気がするのです。

今回のウイルスは、実は自然発生したものではないという説もあります。それでもなお、目の前にいる命は救わなければならない、まだワクチンもなく、右往左往する私たち。

福島原発周辺では、まだいろいろな問題は解決していません。
でも、メルトダウンするかしないかの緊迫した状態は免れ、少しずつではありますが復興の兆しも見えています。
映画は、象徴的な朝日の昇るシーンで終わります。
この映画は、新型コロナの渦中にいる今の私たちに勇気をくれます。
いつかは、この状況も終わる。明けない夜はない。

そして、それを支えているのは、現場にいる医療従事者、生活を支えている運送業やスーパーなどで働く人々、見えないところでインフラを供給し続ける電気、ガス、水道などの業社の人々、対応は後手に回っているものの、必死に対応している政府関係者、そして自粛要請で家で踏ん張っている全ての日本人に感謝したい、そんな気持ちになる、素晴らしい映画です。


「fukushima50」は期間限定公開

この映画、夫と映画館で観ようと言っていたのですが、新型コロナ騒動で映画館に行きそびれてしまったいたところ、5月6日まで限定で自宅で視聴できると聞いて、自宅で映画を観ることができました。
あの津波や地震の映像を、もし映画館で見ていたら、もっともっと迫力があったことでしょう。
自宅のテレビで観たので、映画館でみるよりも臨場感は少なかったのでしょうか、それでも大迫力の鬼気迫る映画でした。
また、家で観れたことで、一本のレンタル料で、子どもたち含め家族全員が映画を観ることができました。

youtu.be

私は、Amazon の prime videoで観ましたが、各種ネット動画サービスでも映画を観ることができます。Amazon の prime videoでは、5月6日までの期間限定配信です。


Fukushima 50