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男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

【不安を手放す】「ネガティブ反応」が支配する世界から脱しよう。


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本は、大抵サラッと読んで、図書館の本ならすぐに返却。
新刊の場合は、買ってから一度読んで、またぜひ読みたいと思った本だけ手元に残すようにしています。

昨年、購入して、「またいつか読みたいな」と思い、珍しく残った本、それが「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 」。

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こちらを、今回の新型コロナ休暇で、再読。
新型コロナ騒動が起こってから読んでみると、また新たな発見がありました。

書籍「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」の著者、ハンス・ロリングは、 過去にWHOやユニセフのアドバイザーも務めた医師。スェーデンで「国境なき医師団」を立ち上げた功労者です。公衆衛生が専門だった著者のベストセラー「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」の、今こそ響く言葉をご紹介します。








「ネガティブ反応」が支配する

人々が「世界はどんどん悪くなっている」と言う思い込みからなかなか抜け出せない原因は「ネガティブ反応」にある。ネガティブ反応とは、物事のポジティブな面よりもネガティブな面に気づきやすいと言う本能だ。

以下、引用は全て「FACTFULNESS(ファクトフルネス)より。


現在、世界を新型コロナから不安や恐怖に陥れているのは、病気そのものだけでなく、人が持っている「ネガティブ反応」という本能により、増幅されています。

著者は、「ネガティブ反応」が刺激される要因の一つとして、「偏った報道」をあげています。

戦争、怪我、自然災害、出世、腐敗、予算削減、難病、大規模リストラ、テロ事件。世界はいつだって悪いニュースのオンパレードだ。反対に、ゆっくりとした進歩は、どれほど大規模であっても、何百万人という人に影響与えたとしても、新聞の一面に乗る事は無い。もしも記者が「飛行機、無事着陸」「農作物の収穫、また成功」といった記事を書こうものなら、すぐに会社をクビになるだろう。

行動がより自由になり、技術が進歩するにつれ、悪いニュースは以前にも増してすぐに広まるようになった。数席前、ヨーロッパからやってきた開拓者はアメリカ先住民を虐殺した事は、ヨーロッパ本土ではニュースにならなかった。計画経済の失敗により、中国の農村部で大規模な飢餓が起きたことを、赤旗を掲げたヨーロッパの若い共産党員を知らなかった。動物が絶滅しても、生態系が壊されても、昔は誰も気に留めなかった。

暮らしが良くなるにつれ、悪事や災いに対する監視の目も厳しくなった。昔に比べたら大きな進歩だ。しかし監視の目が厳しくなったことで、悪いニュースがより目につくようになり、皮肉なことに「世界は全然進歩していない」と思う人が増えてしまった。

活動家や利益団体による印象操作も問題だ。何らかの指標が一時的に悪化しただけで、「もうおしまいだ」と叫ぶ人たちが後を絶たない。長期的に見ると、その指標は改善しているのに、「最悪のシナリオが待っている」と煽り立ててしまう。

まさに、今のTVのニュースや情報番組が毎日のように報道している新型コロナの話そのものですね。

悪いこと、最悪のことばかりをメディアが取り上げるから、私たちの不安はますます煽り立てられていくのです。そして、心配になってますますテレビにかじりつく。
新型コロナの話題はセンセーショナルなので、普段はテレビを見ない層までもニュースをみる始末。もちろん、多くの新聞や雑誌も同罪です。

「世界はどんどん悪くなっている」と考えれば不安になり、希望も失いがちになる。でもそれは思い込みに過ぎない。


著者は、いま世界に蔓延する不安は、「思い込み」だと断じています。








考えずに感じているだけ


新型コロナに自分や身近な人が感染してしまうのではないか、この先どうなってしまうのか、不安で不安でなにも手につかない。そういう人を作者はこう言っています。


ネガティブ反応が刺激される理由はもう一つある。そもそも「世界はどんどん悪くなっている」と言う人は、どういう考え方をしているのだろう。私が思うに、そういう人たちは実はあまり深く考えておらず、なんとなく感じているだけだ。

そう、私たちは、不安という感情に支配されているのです。
その不安は、新型コロナというウイルスそのものの危険ではありません。
もちろん、新型コロナは色々な意味で厄介でかなり危険なウイルスには間違いありません。でも、不安は、別の要因でますます増幅されています。それは、先ほどにもあるようにメディアの影響だったり、不安を増幅させるような聴き慣れないような言葉だったり、日常あるはずの学校や職場に行くことが禁じられたりする異様な空気、そしてコロナに対する温度差が違う人に対する攻撃や日本人特有の強い同調圧力だったりします。

私たちの周りは一見、何もかもどんどん悪くなっているように見える。そんな時にどうすれば実は物事が良くなっていることに気がつけるのだろう。

まず考えられるのは、「悪いニュースを相殺すべく、良いニュースを積極的に見る」と言う方法だ。しかしこれは良い案とは言えない。今までとは真逆の勘違いを生んでしまうわけだ。「糖分を摂りすぎたから次はたくさん塩分を取る」と言っているようなものだ。良い気分にはなるかもしれないが、健全とは言えないではどうすればいいのか。

私は頭の中に「悪い」と「良くなっている」と言う2つの考え方を同時に持つようにしている。
何かが「良くなっている」と聞くと、「大丈夫だから、心配しないで」とか「目を逸してもいい」と言われている気になる。しかし私は「世界は良くなっている」とは言っているが、「世界について心配する必要は無い」とは言ってない。もちろん、「世界の大問題に、目を向ける必要は無い」と言っているわけでもない。「悪い」と「良くなっている」は両立する。

悪いニュースの方が広まりやすい

ネガティブ反応を抑える方法は他にもある。その1つは、悪いニュースの方が広まりやすいと気づくことだ。

メディアや活動家は、あなたに気づいてもらうために、ドラマチックな話を伝えようとする。そして悪いニュースの方が、良いニュースや普通のニュースよりもドラマチックになりがちだ。また何らかの数字が長期的には伸びていても、短期的に落ち込むことがあった場合、それを利用して「危機が迫っている」と言う筋書きを立てるのたやすい。

世界はオープンになり、人々はネットに繋がり、報道の質も上がった。悪いニュースは、以前よりずっと広まりやすくなった。

良い変化の方が良い悪い変化より多かったとしても、良い変化はあなたの耳には入ってこない。あなたが探すしかない。統計を見れば、良い変化がそこいら中にあることに気がつけるだろう。
「悪いニュースの方が広まりやすい」と心得ておけば、毎日ニュースを見るたびに絶望しないで済む。大人も子供も、ぜひこの考え方を身に付けて欲しい。

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私たちの新型コロナに対する不安や恐怖心は、テレビなどを見たり、人の根拠の無い噂話を聞いたりして呼び起こされ、感情的になっているものです。恐怖心というのはそもそも感情ですが、それは「リスク=危機、危険」とは別なのです。「正しく恐る」 =感情をおさえて、データや実証を基にしたリスクを鑑みることが大切ですね。

「factfulness(ファクトフルネス)」とは、ネガティブなニュースに気づき、ネガティブなニュースのほうが広まりやすいと気づくこと。

この本は、現在情報に振り回されて不安に陥っている人が読むことで、事実に基づく世界の見方を教えてくれ、私たちが陥りがちなとんでもない思い込みや勘違いを見直すきっかけを与えてくれます。


情報を得るときには、「感じる」よりも「考える」ことが大切。
もし、新型コロナで不安な気持ちを「感じている」人は、ぜひ読んでみてください。


そして、新聞や雑誌も当然ですが、こうしてブログを発信している私も、考えなくてはなりません。

こうして新型コロナのことを記事のネタにしている以上、果たして根拠なき不安や恐れの感情をまき散らしてさらに読んでいる人を不安に駆り立ていないか?
楽天的な人々を抑圧、攻撃してはいないか?

私のブログを含め、多くのブログは個人的感情が含まれていることがほとんどです。だから共感しても、共感しなくても、それは根拠ある事実とは違うことを、読み手も認識しなくてはけないし、情報を発信する側も、読み手が誤解することがないように書かないといけませんね。







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