cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

ウイルスと菌の違いを子どもに説明できますか?


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明日から、緊急事態宣言が出されると報道がされています。

緊急事態宣言でも慌てない。

大阪府知事の吉村さんは、不必要な買占めをしないよう発信しています。




こういうことを言っても、テレビしかみていない層は慌てて買占めに走るんでしょうね。今日の夕方、買い物に行ったら、特定の種類の食品などがごっそり棚から消えていそう。


とはいえ、あまり慌てなくても大丈夫なんじゃないかなと思います。
お米や、麺類、乾物などの日持ちのする加工食品は、買い占めようとしたらできるかもしてないけど、牛乳などの日配品や、お豆腐などは日持ちがしないので買いだめしてもあまり意味がないし、魚や野菜だって緊急事態宣言という人間の行動とは無関係に収穫の時期を迎えます。スーパーの棚が空っぽになっても、数日経てば、収穫されたお野菜やお魚が普通に入手できそうです。

まあ、お米ぐらいは1週間分くらいはあってもいいんじゃないかと思います。

我が家の場合、ふるさと納税で1ヶ月分のお米がまとめて届くのですが、先週届いたばかり。また、私が食べている玄米もある程度の備蓄はあるので、とくに買い占めたりする必要はなさそう。





ますます迷走する情報。

相変わらず、情報が錯綜しているようですね。
twitterで流れてきたんですが、かの著名な科学者が情報番組に出演された時の内容が切り取られ、疑わしい内容があたかも本物のように流れているのを目にしました。

権威のある方や著名な方が、このように利用されるのは大変困ったものだと思います。切り取った部分がパッと見て嘘でも、大御所がいうと本当にそう発言したかのように聞こえ、多くの人を信じ込ませる力があるテレビの影響はやっぱりすごい(感心してない)。


この錯綜する情報の中、子どもたちは「なんだか大変そうだ」とか「なんだか危険みたい」ということは察しても、ウイルスがどのように危険なのかを教えるのはなかなか難しいな、と思っているのですが。









子どもが抗体の仕組みを楽しく学べる良書


こちらの本を読んでいる三男、免疫のことはかなり詳しくわかっているようです。

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抗体はどのように作られるのか。
ウイルスが入ってきた時、体のなかの数ある種類の免疫細胞たちはどのように連携して働くのか。
なぜ、手を洗うことが重要なのか。
免疫力をつけるためには、どう過ごしたらいいのか。


もし、このウイルスとの戦いが長期戦に及んだとしても、ストレスをなるべく減らし、機嫌よくすごしていくには、ウイルスのこと、そして体の仕組みがわかっていたら早道です。


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コロナ戦争とかいう言葉があるみたいですが、この本を読むと、私たちの体には常時ウイルスや菌や異物が入ってきて、いつも体の中で免疫細胞が戦っていることがわかります。



ウイルスと菌の違いをご存知ですか?


一言で病原微生物といっても、たとえば「ウイルス」と「菌」は違いますよね?

私は、高校生物を履修するまでは、大きさの違いぐらいの認識しかありませんでした。
もし、高校で生物を履修していない人は、ウイルスと菌の違い、そしてそれらが体に入ってきた時にどのように反応するのか、大人でも知らないこともあるかもしれません。

知っていても、子どもにわかりやすく説明するのは難しい。それを「はたらく細胞」を読めば、小学校低学年ぐらいにもよくわかるようになります。






もしウイルスが侵入してきたら?

まずは好中球が駆けつけます。
マクロファージや樹状細胞がヘルパーT細胞にウイルスの情報を伝え、そこからキラーT細胞やB細胞が出動の準備をはじめます。

からだのしくみを学べる! はたらく細胞 人体のふしぎ図鑑より


私は生物の授業で、数ある免疫細胞の名前や機能を覚えるのに四苦八苦したものですが、「はたらく細胞」を見た4年生三男は各免疫細胞の名前、機能を理解することができています。

ウイルスの話をしていても、三男から「白血球」「NK細胞」「B細胞」などの単語が、公園ですり傷をした時には「血小板」「フィブリン」などの単語が自然に会話に出てくるように。(血小板は「ちゃん」付けで呼びます)


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からだのしくみを学べる! はたらく細胞 人体のふしぎ図鑑より

なぜ、この良作アニメが、当時深夜枠で放送されていたのか?個人的には、Eテレで放送してもいいぐらいに思っているのです。

きっと、深夜枠だった理由は、血が飛び散るシーンがたくさんあること(主人公の女の子が血管の中に住む赤血球だから当然なのですが)、ちょくちょく「ぶっXXす」など、乱暴な言葉が使われているからでしょうか?

我が家の三男は「ウイルス細菌ぶっXXす」という少々物騒な歌も大好き^^;


youtu.be









戦うには、敵を知ることが肝要。


このアニメを見ると、私たちの体は、いつも外敵に侵入されつつも、うまく防御する機能があり、常時戦っていることがわかります。

今回の新型コロナは相当な強敵です。でも、子どもたちにもウイルスの特性を理解をしてもらい、敵との戦い方を知ってもらえば、もっと楽に長期戦を戦うことができます。

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からだのしくみを学べる! はたらく細胞 人体のふしぎ図鑑より

もし、「菌」と「ウイルス」の違いがわからないなら、ぜひご視聴をお勧めします。敵の正体が明らかではなく、自分の知識が不足していることは、「怖さ」を増幅してしまいます。


まずは現在無料レンタルできるアニメのはたらく細胞 第1話 肺炎球菌」を見てみてください。親子で楽しめること間違いなしです。


→「はたらく細胞 第1話 肺炎球菌」 を無料でみてみる



そうそう、笑いは、ナチュラルキラー細胞が活性化して、免疫力がパワーアップします。
皆様が、穏やかに過ごせますように。





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