cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

【整理収納】片付けが苦手な子に足りないもの。


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子どもが片付けが苦手。。。そういう声をよく聞きます。

我が家の子ども、3人のうち、2人は片付けが上手ではありません。


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観察してみると、使ったものを戻すのを面倒くさがったり、そもそも戻すのを忘れてしまったり。そして、戻し忘れたものが増えすぎて、ちょっとやそっとじゃ手に負えなくなる。。。そんな具合。


親(私)が同じで、同じように躾けてきたつもりでも、兄弟で生まれ順の違いはあれ、育て方によってこんなに違うことはないと思います。


片付けが自然とできる子と、そうじゃない子って、そもそも生まれ持っての性格が違うように、その気質に起因していると思うのです。

もちろん、片付けができていなくても、本人が気にしていないなら、それでも構わない。

でも、家族や他の人と共同で生活していたり、学校などで生活の場を共有していたら、そういうわけにもいきません。

自分の部屋、自分のロッカーの中、自分の引き出しの中は、その子が心地よいレベルならそれでいいけど、共有部分は、他の人が不快にならない程度に片付けられなければ困ります。


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片付けられない子に足りないもの

片付けなきゃ!という動機

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そもそも、自ら片付けようということをしない子は、片付けなきゃ、と思っていない場合が多い。

ぐちゃぐちゃでも平気。

いつもお母さんやだれかがやってくれる。

怒られてもすぐに忘れてしまう。

こんな状態なんですよね。

片付けられない息子たちをみていると、目の前のことに一生懸命で、片付けのことが後回しになったりつい忘れてしまったりしているようです。

動機づけは、どうするかというと、これはこまめに声をかける他ないんじゃないかと思います。


片付けられないことを怒るのではなく、綺麗になっている状態を覚えてもらって、「出しっ放しになっていない?」と、片付けを促すような声掛けを頻繁にしてあげる。

その時は、母は絶対に手を出しません。


片付いていない状態が、他の人にとって不快ということも伝えるべきだと思います。

小4の三男が大好きな「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズ。漫画になっていて、中学年ぐらいからでも読みやすく、わかりやすいシリーズ本。


学校では教えてくれない大切なこと 1 整理整頓



スムーズな片付けのシステムになっていない

ものの置き場所が決まっていない

子どもが、片付けられない!という場合は、片付ける場所がわかっていなかったり、そもそもものの置き場所が決まっていなかったりする場合もあります。

片付ける前に、ものの置き場所を決めるのが先決。そして、その場所は、出来るだけ、しまいやすい、出しやすい場所が良いですね。


片付けの手順が面倒

片付けるときに扉を開けたり、引き出しを開けたり、たたんだりと面倒な動作が多いと、つい出しっ放しになってしまうものです。

もしかして扉を開けたり、引き出しを開けたりするのが面倒なら、オープンな収納を選びます。そして、たたむのが面倒なら、畳まずに放り込む収納を。

もし、たたむ必要があるなら、たたむことにより生じるメリットを子どもにわかってもらいましょう。

たたむメリットは、たくさんあります。例えば、服の場合は、変なところにシワがつかない、たくさん収納できる、服が見つけやすい、など。




片付いていないものがたくさんありすぎて、片付ける時間がない

これもよく見かけるケースです。
片付けを先送りすると、ものがものを呼び寄せて、片付いていないものがどんどん増えてしまいます。

時間があるときに片付けよう、とおもっても、片付いていないものが山のようにあると、片付けるのに途方も無い時間がかかる気がして、なかなか着手できませんよね。

実際、片付いていないものがたくさんあると、それに比例して戻すのに長い時間がかかってしまいます。

今、さっと片付けれれば、片付けは一瞬で終わるのに。

なにか出して、目的の動作が終わったら、都度戻す。

片付けが上手な人は、それを繰り返すだけ。

苦手なことも、一連の動作にすれば、あまり苦にならずにできるようになります。

片付けていないものが山になるまえに、こまめに片付けをするよう、区切って声をかけてあげるようにします。


たとえば、夕食前や、寝る前に、部屋が気持ち良い状態になっているかなど、確認してもらうといいですね。

毎日が無理なら、1週間に1回でも良いですが、それだけ片付けの時間が長くかかってしまうことを忘れずに。



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次男の部屋。
掃除した直後はこんな感じですが、1週間でかなりひどいことに。でも、1週間ごとにリセットすれば、元に戻すのに大変なことにならずにすみます。
1週間に1度、片付け5分、掃除5分を目安に、リセットを促しています。


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たとえば、コードレスクリーナー。これがなければ、私だって掃除機がけが面倒と思ってしまいます。これがあるからなんとか毎日キレイを保てる!


マキタ(Makita) 充電式クリーナ 18V 本体付属バッテリー1個搭載モデル CL180FDRFW

片付けが「面倒くさい」の芽を摘んでしまおう。

子どもだけでなく、大人でも、片付けは面倒くさいと思う人もたくさんいます。

私も、基本めんどうくさがり。
だから、面倒くさがりな自分が、できるだけ楽にできるシステムを作るように心がけています。

簡単なシステム=仕組みをつくると、片付けを面倒とおもうことがグッと減ります。


小4の三男が大好きな「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズ。シリーズ本の一部が、今、Kindle Unlimitedで読み放題です。


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