我が家のご飯は、これで手抜きしています。

おいしいご飯を食べたい。家族に健康でいてもらいたい。家族においしく食べてもらいたい。いつも外食やお惣菜じゃ高いし飽きてしまう。

毎日毎日、お腹が空くから、毎日毎日ご飯を作る。

主婦は皆、毎日格闘しています。

友人や知人と、「今日のご飯、何にする？」とか、「どこで何を買う」というような会話をすることもありますよね。友人とのたわいない会話の中で、すぐに重い気が軽くなるようなヒントを得ることがあります。

月一はファストフードの日

看護師をしている友人。旦那様が一緒にご飯を食べない月に１〜２回は、夜ご飯にファストフードをテイクアウトして家で食べるそうです。決めてしまったら迷わないし、子どもたちも喜ぶ。洗い物もないから片付けも不要ですね。

私も、アメリカに住んでいた時には、「毎週金曜はピザの日」と決めていた時がありました。たくさんのものから選ぶのって、作るよりも時折疲れることがあります。

冬は毎日湯豆腐

友人の家は、冬になるとほぼ毎日のように湯豆腐が必ず一品食卓に上ります。トッピングを変えれば、飽きずに食べられるし、ヘルシー、安い、おいしい。ダイニングにIHクッキングヒーターを出して、ル・クルーゼのお鍋で湯豆腐をするそうです。

このアイデア、我が家でも真似させてもらっています。毎日ではないけれど、最近では困った時の湯豆腐。週に２、３回は食べています。お豆腐は切らさずにおいているので、先日購入したストウブの小鍋で食卓に出します。

湯豆腐をして、余った昆布だしは、次の朝の味噌汁に流用。湯豆腐が終わったら、冷凍庫にある「自家製カット野菜」と豆腐、薄揚げを入れ、火を入れておきます。朝は味噌を時入れるだけ。普段はいりこだしを使っているんですが、昆布だけだとスッキリ上品なお味噌汁になります。

土曜日は唐揚げの日

別の友人は、お料理があまり得意じゃなく、レパートリーが少ないそう。もう、土曜日は、毎週子どもたちの大好きな唐揚げと決めてしまっているそうです。

それをうちの子どもに話したら、「うちも毎週そうしてほしい」と唐揚げ大好きな次男が羨ましがっていました。

土日のどちらかは必ず鍋

これは我が家。
最近では、バスケの試合に週末つきそうこともあり、朝早くから集合、一日試合、車を運転してみんなを送り届けたあと、帰宅は夜、ということも。子どもたちが頑張っている姿を見るのは楽しいけど、帰宅したら何をやる気力も残っていない。歳のせいか（？）、時間はあっても、気力が残っていません。

そんな日は、迷わずお鍋。
私の持つギリギリの気力でも、何とか野菜を切ったりすることができるし、留守番の夫やお兄ちゃんが入れば、野菜のカットや出汁を取っておくぐらいならやってくれます。
だしが美味しいお鍋なら、シメに麺類、次の日の朝は雑炊までの定番コース。

我が家の人気鍋はとりの水炊き、豚ごぼう味噌鍋、キムチ鍋、白湯スープの中華鍋。

週末だけじゃなくて、毎日鍋

私の知人じゃなく、料理研究家の藤井恵さん。撮影などで忙しく、家のご飯が作れない時は、いつも夕食がお鍋だったそうです。味付けは、塩、味噌、醤油を日替わりでぐるぐる回すローテーション。

こちらの本に載っていました。

毎日のごはんは、これでいい

posted with ヨメレバ

主婦の友社主婦の友社 2017-08-02

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味覚って不思議なもので、味が変われば、同じ具材でも同じ調理法でも、違ったものを食べていると言う感じになって、意外に飽きないんです。

とはいえ、最初から晩御飯が毎日鍋だったと言う訳じゃ無いようです。娘さんたちが小学生の時、だんだん忙しくなっていく中で、食事は何とか手を抜かずにやろうと一汁三菜の献立をしっかり作っていただき。気持ち的にも追いつかなくなり、どんどん追い込まれてしまったときに、3人の男の子を育てながらお仕事もしているママ友の言葉が藤井さんの気持ちをぐんと軽くしたそうです。
「うちはもう毎日キャンプ料理よ。」

やらなくちゃとおかずをいろいろ作っていた時になんだか目から鱗が落ちたそうです。そうか、キャンプ料理でもいいんだ。

毎日のご飯は、「食べる人がおいしくって満足」と思うことに価値があるんですね。

いや、私のような素人が手抜きしてもいいんだ！と言っても、説得力ないのですが、料理研究家さんが言っているのは、本当に説得力があります。

そうそう、肩の荷が降りる本と言えばこちら。