cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

「小さな暮らし」でラクになる。雑誌「婦人公論」に掲載していただきました


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婦人公論12月12日号に掲載していただきました。
特集は、『「小さな暮らし」でラクになる』。モノ・コト・ヒトの断捨離です。




下重暁子さん、川端のぶこさんなどの、物選び、人間関係の断捨離のページに挟まって私のページもあります。私のページのテーマは、家事のダウンサイジング。

少ないものとの暮らし。

下重さんの、大切なものだけとの暮らし、とても共感しました。
特に、
「モノを大事にすることを覚えなくては、モノは減らない」
「買おうかどうしようか迷う場合は買わない」
など、愛着のあるものを大切にする暮らしは、見習いたいものです。


アースバッグドーム、軽トラキャンパー。「家」の概念からはみ出してみる。

他にも、軽トラでキャンピングカーを作った手塚純子さんの記事がとても面白い。



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軽トラの荷台に“家”をつくり、大工仕事を学び始めた手塚純子さんは、人生のテーマの根底にあるのは「自由」だと言います。昭和の家から考える“地域の未来”とは? | greenz.jp | ほしい未来は、つくろう。

軽トラキャンパーの名前は「ジプシー号」。婦人公論にもモノクロ写真が載っていたけれど、これを見たら思っていた以上に可愛いキャンパーでした。

中も、こぢんまりとして、居心地良さそう。

手塚さんは、実家の土地に、アースバックドームを建てています。
アースバッグドームって、初めて知りました。




http://earthbag.i-ra.jp/
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水にまつわる工事現場や、洪水の時に水が浸水しないように使う、「土のう」を、建築材料として、ドーム状に壁を築いて建物を作る「アースバッグ工法」で建てられた家のことです。


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地震、火災、台風などの災害にも強いそうです。



食も断捨離できる?「少食」「微食」そして「不食」

婦人公論の12月12日号には、モノだけでなく、人間関係などの整理についての記事もあります。(ちなみに、私のページのテーマは家事の手間の断捨離「ラク家事収納術」)。その中でも、俳優の榎木孝明さんの「不食」の記事が大変良かったです。

拙書「3人子持ち 働く母の モノを減らして 家事や家計をラクにする方法」に朝ごはんを食べない、ということを書いたところ、反論をいくつかいただきました。
食べるのが大好きな私。そして食べ盛りの3人の息子たち、メタボの気になる夫。成長期の子ども達はともかく、食べすぎの弊害を感じていた私は、もっと食べたい!という気持ちを整理したい、と思っていました。

朝ごはんを食べない、「1日2食」を数年実践していて、手応えを感じている私は、以前から榎木さんの著書に興味がありました。

不食をしていると、意識や感覚に変化が現われるといいます。
30日間、水分と、微量の糖分補給のために飴を舐めるだけ。それでもお腹が空かないというから驚きです。食べなければ死んでしまうと思えば簡単に死んでしまう。きちんと食べなければ体に悪いと思えば、本当に体に悪い。でも、それは私たちが刷り込まれて既成概念なのかもしれません。

私たちは、食べるために、1日のかなりの時間を費やしています。食費のために働き、調理するために電気やガスを使い、家電を買い揃える。用意に時間をかけて、食べ終わったら後片付け。食べ終わったらもう次の食事を何にししようか悩みます。それは実際、たいへんな労力だし、エネルギーを費やします。まさに食べることは生きることと直結しているし、また一方で、食べることは楽しみや豊かさとも繋がっています。

とはいえ、その繰り返しが毎日苦痛だったら?たくさん食べなくても良かったら?

「足し算をやめ、余分なものを捨てて、常識や既成概念を打ち破ると、自分の中にずっと眠っていたものが呼び覚まされる。不食も、そのための一つの方法」という榎木さんの言葉が印象的です。


朝ごはんを食べなくなった今。
子どもたちが朝ごはんを食べているかたわらで、ゆっくりお茶をのむゆとりを得られるようになりました。