cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

電車で子連れ、甲府へ1泊2日。おすすめ観光スポットとおすすめの宿 1日目


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夏休み、神奈川の実家から、甲府へ1泊二日の旅行に行ってきました。
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子どもと一緒の旅行なので、行きたいところや旅館選びも、予算を伝えたら、あとは子どもたちに選んで予定を立ててもらいます。子どもと一緒に旅行できるのは今だけだからです。ここ2年ほどは、次男(現在中一)が旅程を組んでいます。


今回の一泊二日でしたいこと、行きたい場所は


・ほうとうを食べる
・ぶどう狩りをする
・舞鶴城(城跡)へいく
・ゆったりした宿に泊まる
・昇仙峡にいく
・武田神社にいく

ほかにも行きたい場所の候補はありましたが、これぐらいでちょうどよかったです。
当初は昇仙峡は1日目にいく予定でしたが、台風のあとということもあり、2日目にいくことになりました。



特急「かいじ」で90分。甲府は意外に近かった。

車で行くか電車でいくか迷いました。現地はあまり交通至便な場所とは言えず、車でいく方が現地でも動きやすいし、別の観光地へも回れる。車でいくほうが盛りだくさんの旅行にはなるけれど、今回は運転手は私ひとり。車でもそれほど遠くはないのですが、慣れない実家の車を使って疲れるより、道中もたのしめる電車を今回は選びました。


新宿から甲府までは特急「あずさ」か、特急「かいじ」で約1時間半。

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車中は、子どもたちとカードゲームやトランプで遊ぶのが恒例。車だと、こういう楽しみはありません。





超大盛り「甲州ほうとう 小作」のほうとうはおすすめです。

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次男があらかじめ調べておいたお店は、甲府駅からほど近くの「甲州ほうとう 小作」
ほうとうって、要するにうどんのふといのでしょ。それにチェーン店。
ということで、あまり期待せず、店内に入りましたが、よい意味で期待を裏切られました。



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私がオーダーしたかぼちゃほうとう。これがベーシックメニューです。

鉄器の趣のある器で運ばれてきたほうとうは、とにかくすごいボリューム。人参、ごぼう、じゃがいも、里芋、わらび、きぬさや、ねぎ、そしてかぼちゃなど。とにかく、超野菜が大盛りなのです。


上から食べていくと、麺にたどり着く前にお腹いっぱいになりそうです。小食の母や、三男も一人分頼んでしまったのを後悔しました。小食の方なら、二人で一つで十分なぐらいの量です。



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三男がたのんだのは、カレーほうとう(食べかけになってしまいました、すみません)。カレーうどんぽい味だったので、こちらもかなりボリュームがありました。かぼちゃほうとうよりは野菜が少なめかな?



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次男がオーダーした豚肉ほうとう。ベーシックなかぼちゃほうとうに豚肉がプラスされています。こちらも野菜がてんこ盛り。だしの味は、肉がはいっているのでよりパンチが効いています。豚汁っぽい味だなと思います。これを寒い日にたべたら、もっと美味しいだろうなぁ。

上から食べていったにもかかわらず、なぜか麺はそれほど柔らかくならず、もちもち、ツルツルです。本当に美味しく、大満足でした。

夏場のほうとうは、かなり暑かった!けど、甲府に行ったらぜひまた寄りたいお店です。
私が行ったのは、甲府北口店ですが、駅のすぐ南側にも、またほかにも山梨県に何箇所も店舗があるようです。

今回は、これも名物の甲府鶏もつもたべたかったけど、ほうとうでお腹がいっぱいになってしまい、オーダーできませんでした。次回来ることがあれば、量を考えて注文して、ぜひ評判の鶏もつもいただきたいです。

私は知らずに使えませんでしたが、下のサイトからクーポンが取得できます。

甲州ほうとう 小作







甲府でぶどう狩り体験。

果物狩りというと、山の上の方にあり、車でないと難しい場所が多いなか、駅から歩けそうな距離にありえらんだぶどう園が「愛宕園」。



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こちらは、食べ放題ではなく、試食して気に入ったぶどうを体験で狩ることができ、それを持ち帰るというシステムです。
ほうとうをたべてお腹いっぱいだったので、食後の運動としてぶどう園まで歩きました。徒歩10分ほどで愛宕園に到着。



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大きな設備などはなく、本当にぶどう農家が普通にやっている感じでした。




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傾斜の地形を生かしただんだん畑に、ずっと奥までぶどうがなっています。農家の間口が狭かったので、それほど大きくないと思っていたのですが、奥行きのかなりながい農園で、想像以上に広かったです。



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たべてしまって写真が撮れませんでしたが、巨峰、ふじみのり、シャインマスカット、サニールージュ、ゴルビー、キングデラの6種類を試食。



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適当にお皿に盛り付けてくれます。量とかも決まっていなくて、適当のよう。その時はお客が少なかったためか、もういいというぐらいたくさん試食できました。スーパーで買うものとは別ものでした。



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このなかで、種がなくて味も気に入ったシャインマスカットとキングデラをお持ち帰りすることに。箱に無料で詰めてくれます。ぶどうによって、グラム単価が異なります。



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普段スーパーで買うのを躊躇する価格のシャインマスカット。取れたてって、ほんとうに美味しいんですね。

愛宕園は、駅から近いのですが、予約すれば甲府駅まで送迎もしてくれるそうです(私たちがいったときには、台風の次の日で人手が足らず、無理ということでした)。

愛宕園のほかにも、ぶどうの早川園も駅からさほど遠くないところにあります。こちらはタクシーなどを使った方が良いかもしれません。


ぶどうの早川園







舞鶴城の城跡公園


愛宕園から甲府駅まで、帰り道にある舞鶴城。こちらは甲府城ともいわれています。現在では、天守は残っておらず、城跡となっています。

武田氏滅亡後、豊臣秀吉の命により築城されました。関東の徳川家康に対抗するための重要な戦略拠点として築かれたといわれ、徳川体制になってからは西側への備えとしての重要性を保ち続けたといわれています。かつては20haほどの広大な城郭でした。
現在は、城跡の一部が「舞鶴城公園」「甲府市歴史公園」として開放されています。

甲府市/甲府城




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歴史好きな次男は、旅先での城郭巡りが趣味。むしろ、ここ数年は、城めぐりがメインの旅行となっています。こうして目的を持った旅行は楽しいもの。私も、全くお城には興味がなかったのですが(歴史も一番嫌いな教科でした)、すこしずつお城や歴史の魅力がわかるようになってきました。

こちらの本には、スタンプ帳が付いていて、次男もスタンプを集めています。
初めの頃はスタンプ帳を持っていなかったので、行ったけどスタンプがないお城もちらほら。。。

www.100finecastles.com


天守跡に登って、しばし景色を堪能。


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この日は曇っていて、残念ながら景色は良くありませんでしたが、かろうじて富士山が見えました。雪のように雲がかかっていました。

昔の人が造り、残っている建物は風格があり、安心感があります。お城や神社やお寺にくると、なぜかほっとするんですよね。心が穏やかになるのがわかります。

日本には、現存する天守はごくわずか。明治政府になった時に、多くのお城が人為的に壊されてしまったり、火災や戦争で焼失したり、しまったそうです。貴重な歴史遺産があまり残っていないのは、日本にとっておおきな損失です。新しいものはいくらでも手に入るけど、古いものは失ってしまったら二度と手に入らないのですから。


長くなりそうなので、次回に続きます。
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