持たない暮らしをだんだんと意識するようになっても、一気に減らすとなると、勢いも時間も必要。忙しい人にはとても無理。
だから、小さいところから始めます。
私がまず減らしたのは、ハンカチ。
お気に入りの生地で作られた、丁寧にステッチの入っているハンカチ。
薄く、乾きやすいリネンだから、２枚あれば十分。
毎日交互に持ち歩きます。
あまり好きでないデザインや持ちすぎていたものは、台所の台拭きや雑巾として使い尽くしました。
簡単に別用途を見つけられるから、ハンカチやタオルは、まず始めるのに手っ取り早いアイテム。
キーホルダーは、真鍮の輪っかだけ。
うっかりものの私は、すぐ鍵をどこかにやってしまうので、以前は鈴をつけていたのですが、家と車のキーを二つつけると、鈴の代わりにチャラチャラ音をたててくれます。
鍵が２本あるので、もう一方の鍵がキーホルダーになってくれるのです。
こういう、小さなところから、要、不要を判断する練習をしたことで、大物も、だんだんと要不要を選ぶのがすばやくできるようになりました。
劇的に変えようとせず、小さなアイテム一つから。
忙しい私なりの、整理の方法です。
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