cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

時間とやる気の先行投資で、笑顔で台所に立つ「あさイチ」スーパー主婦の時間術とは?


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今日、NHKの「あさイチ」で、スーパー主婦が放送されていました。
私も、「スーパー主婦」がいる「全国友の会」の(幽霊)会員。友の会の先輩方と、フルタイムで働いていた母をお手本に、日々精進しています。






本日のテーマ「ハッピーキッチン時間術」。
主婦の一日の家事の時間の5割が、食に関することだそう。




買い物は毎日、新鮮な食材を購入。
毎日、心をこめてていねいにごはんを作る。
私の理想です。


でも、
毎日、3度もある食事の支度。
いつもやる気があり、時間があるとは限らない。


そこで、
「手間の貯金」と「先手仕事」。


つまり、やる気と時間を先行投資すること。
すこしやる気がある時、時間のある時にたくさんやっておいて、
やる気が無い時、時間のない時にもストレスなくごはんがさっと作れるようにしておくのです。


トラコミュ
時短家事の工夫


料理はゼロから始めない

前に作ったものが、今日の献立に活かされる。今日にゆとりができたら、また後日のためになにかやっておく。それを繰り返すことで、毎回の調理をゼロからはじめずに済み、とりかかりがラクになります。



私は、「保存食のためにわざわざ作る」ことはありません。
いつものお料理を、2倍、3倍作るだけ。


たとえば、ピラフを作る時、あとごはんを炒めて水を入れるだけのものを3倍量作る。時間は1.5倍ぐらいかかるけど、3回分食べられます。
塩分を薄めておけば、後でカレー粉をいれたり、ケチャップを入れたりしてアレンジが利きます。

切干大根などの乾物は大袋を買って、普段は一袋丸ごと調理します。乾物は開封するとすぐニオイがうつったり、湿気が気になるので、全部作ってしまいます。わざと余らせて冷凍します。

だし用の鰹節も、一袋分まるごとだしをとって冷凍するほうがいいようです。鰹節は削りたての香りが命。開封しておいておくより、冷凍してもそっちのほうが手軽だしおいしい。有元葉子さんおすすめの方法です。







市販のインスタントや加工食品に頼ると、食事の用意が、一回分で完結してしまい、この「手間貯金」ができません。

それに、我が家のように人数が増多いと、じつは加工品を使うのも結構面倒だったりします。
インスタントみそ汁をつくるのに、袋をたくさん開けて
(最近の「高級」インス タントみそ汁は、味噌と具が別の袋に入っていて、それがまた別の袋に入っている。一人分作るのに袋を3つ開けなければならない)、ゴミを捨てて...
一人分 ならいいけど、5人分はそれがかえって面倒です。
それより、冷凍庫にあるネギと油揚げ、乾燥わかめで味噌汁作った方が早い。
おかわりもできます。







袋から出すだけ・洗うだけ・切るだけ

常備菜を予備で作るのは大変でも、これならできそう?

納豆は買ってきたらすぐに外側のフィルムをはずします。朝の忙しい時、わずかな時間の節約になるし、冷蔵庫の見た目もきれい。

テレビにでていたスーパー主婦の卵、井上さんは、4個入りのヨーグルトのパックのフィルムをはずしていまし た。

プチトマト、洗ってタッパーに入れておくだけですぐ食べられます。
ジャガイモ、洗っておけば、すぐ焼いたり蒸したりして付け合わせにできます。
玉ネギはむいておく。玉ネギの薄皮むきが面倒なのは、わたしだけじゃないですよね??
過去記事 忙しいときに助かる!むき玉ねぎ



肉類も、買ってきたらまとめて切ります。
野菜を切る時より、包丁とまな板の跡片付けが大変という理由です。
切った後は下味をつけられれば、しめたもの。余裕があれば、火を入れておくと、より日持ちします。

私も、いつも野菜を冷凍庫に入れて保存しています。

このために包丁とまな板を汚すことは無く、たとえば人参なら、何か調理するときについでに一袋全部、よく使いそうな形に多めに切っておくだけ。だから、使いかけの人参とかが野菜室に転がっていることはありません。






今、冷凍庫の中にあるものを撮ってみました。

自家製冷凍食品。
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人参、キノコ、長ネギ、玉ネギ。
このあたりは定番。大抵いつもあります。野菜炒め、スープや味噌汁、+キャベツで焼きそばなどがさっと作れます。インスタントラーメンも野菜たっぷりのタンメン風やちゃんぽん風ラーメンに早がわり。

テレビでは、キャベツも冷凍していました。キャベツは冷凍したことがなかったのですが、さっそく試してみたい。

エンドウ豆は、先日大量に頂いたので軽く塩ゆで。たくさんあるので、ポタージュにしたら春らしいスープになりそう。






自家製お惣菜。
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いかなご釘煮、おから煮物、五目大豆煮。
母が作ったものもあります。
写真にはありませんが、「自家製ピラフの素」が2種類も入っています。

以前は、お弁当用に作ったお惣菜を小分けして冷凍していました。
細かいものがたくさんあると管理するのがむずかしく、気が付いたら冷凍庫の中にいつ作ったかわからないハンバーグがころがっていた。
切干大根がなんだか冷 凍庫臭くなっていた。。。ということがありました。
いまでは、弁当用には、普段のおかずやお惣菜を大目につくり、冷蔵庫で悪くな らない範囲で食べきる方式にかえつつあります。




市販品。
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前の記事で、「冷凍食品は買わない」と書きましたが、市販品も使います。買うのは出来上がったものではなく、素材です。
ホウレン草、お肉、魚。こちらはすべて生協で購入しています。
たらこ、明太子は添加物が気になるので、生協で買います。





一度に消費する量が多いので、回転も結構早く、きれいに整理はしていません。
ズボラなので、ラべリングや在庫を表に書き出すなど、まめな人のまねをしても続きませんでした。
我が家の冷凍庫は、2段あるので、上段は、新しく作ったもの、封の切っていないものと 氷、下段は早く食べるものというようにざっくり分けています。





我が家は、男の子三人なので、食べさせることは大事な仕事。
量もハンパないです。


でも、やる気と手間を先行投資しすれば、
食事を作るストレスが激減し、ハッピーな気持ちでごはんを作ることができます。

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